無冠の帝王みたいになってしまったガンスリ。残念です。本来であれば総取り状態になっていたと思います。
こんな事態になったのは、飛び飛び放送にしてしまったフジTVへの反感。

作品賞：
ことり効果ですはい。DCは×スタートで、ことりの主演の回度に順位を上げて勢いで取ってしまいました。フジへの反感も助けて大逆転でした。本来ならガンスリで早々に決定だったのですが…。
ことり効果と言いながら、回では頼子さん、キャラではさくらが美味しいところ持っていってしまい、挿入歌では他が強すぎて…。薄幸の美少女ぶりを意図してないのですが、ここでも再現（−−。
この期を実質支配してたのはことりでした。選を見て嫌いなのか？と言われそうですけど、とんでもない逆です（＾＾
鐡も素晴らしい作品だったのですが、時折ギャグ回を織り交ぜる作風が乗り切れなかったのが残念です。
シナリオ賞：
力のある素晴らしい回が集まった期となりました。その中でも、永遠の別れまでの時間をどう過ごすか。短い時間で想い出を作って行こうというテーマの「すてきな思い出」はダントツと言っても良かったです。それまで評価低かった作品を作品賞の有力候補まで１話で持ってきた力のある回といえば、そのパワーを表現できるでしょうか。はっきり言って、この回がなければ、DCは作品賞取れる作品ではなかったです。
鐡は言葉の話せない沙夜の表現が絶品の回。鉄之助の不器用ながら優しい心使いと、少年の初恋のきっかけを巧みに描写。
ガンスリは冒頭から挿入歌入れてくる力の入った回。フィレンツエの美術館の優美さを上手く表現、美しい町並みでのカーチェイスなど見所満載の回でもあります。
主演女優賞：
う〜ん、過去最も候補が弱く薄い回でした。
助演女優賞：
一時は白河ことり(D.C.ダ･カーポ)と書いていたのですが…。DCの各キャラEDのラッシュに入り、△から一気の猛追の勢いで、選考はすっちゃかめっちゃかに。
さくらの妹口調が嫌いで、魔法使いモードが好きだったのですが、後半連続で魔法使いモード。猛追の立役者の一人になったということで、どさくさで奪取。
美術演出賞：
ヤミ帽子は、最初放送してるのに気付かず半分以上見逃しました。。。オマケと言うわけではないですが、ぱっと見美しい映像とEDから予告への流れなど見るものがあったので、ここでその評価を形にしてみました。
衣装賞：
鐡は遊郭の着物の美しさ♪ガンスリは無彩色世界に突然現れた赤いコート。ともに衝撃の一撃でした。
メカデザイン賞：
う〜ん…オマケです。FIX直前まで（該当なし）で決定しそうだったんです。該当なしは再度基準を甘くしてから見直してなるべく埋める規定でやっとギリギリ拾われた３作です。
主題歌賞：
Op.はオーパスと読みます。音楽製作集団ですね。
宗教音楽とオペラの中間的曲で、芸術性高いです。アニメファンには受け入れられなかったのが残念です（−−
ED映像の衝撃も圧倒的受賞の一因。銃と雨。それだけなんですが、妙に美しい。曲も美しく儚い作品イメージに恐ろしいほどマッチしていて衝撃を受けました。
CooRieまたも取れる曲で逃す…縁がないのでしょうか。
挿入歌サントラ賞：
ごめんなさい。DVD購入特典限定品です。
カレイドスターの音楽は総じてインパクトと芸術性あるのですが、ここまで何故か拾えてなかったですね。評価は最高級に高かったりします。ここで形になって聴いたことで再認識。やっと賞という形で表すことができました。
挿入歌サントラ特別賞：
現在でも手の届く位置にCDがあります。あまり上手くないけれど味はある飯塚雅弓の歌が生かされてる名アルバムだと思います。某サイトの攻略作成に協力してみたり、好きなゲームのサントラ発売ということもあって、規定路線の受賞でした。

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