ストーリー

 帰属未決定空域(UDS)11の偵察出撃(パトロール)。 オレはぼんやりと計器盤を眺めているだけだった。前方11.4光年に渡って何も無いこの広い野原のような UDS で、何か見落とそうったって見落とせるものじゃない。退屈きわまりない飛行である。 こちらの重戦闘機AX-5 "オリオン"は、敵のおもちゃ(戦闘機)より、ディストラクティブネス(破壊力)も サバイバビリティ(生存性)も アベイラビリティ(対応力)も数段すぐれているから、まずやられる心配はない。 何より中央コンピューターの PC-6001 が強い味方となっている。 しかし敵は数を頼みにしているから、うかつにしているとやられる可能性がないわけではない。

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 突然レーダースクリーンに数十の光点が移り、金属製のアラーム音が全身の細胞を震わせた。 一瞬 オレは愕然としたが、 次の瞬間すべてのチェックをすますと、次第に大きくなってくる様々なタイプの敵機の群れに、単身で突っ込んで行った...

〜「AX-5 オリオン/クエスト」マニュアルより〜



画面と操作

オリオンの操作説明です。 基本操作以外にもキーボードコマンドが多くあります。 見落としがちなポイントもありますので、プレイするときにチェックして下さい。

画面説明


Carsol
上下左右に自機を回転(=旋廻)させます。 慣性が付いているため キーを押し続けるとその方向に加速し、キーを離しても回転を続けます。 回転を止めるには、回転の逆方向に 同じ加速度分キーを入力しなくてはいけません。

Shift 推進速度 (VELocity) を変えます。1回押すごとに加速→減速→加速→…と切り替わります。 「急加速で接近し、減速して魚雷発射」 という攻撃パターンが基本なので、この仕様となっています。

Space 光子魚雷 (フォトン・トーペドゥ) 発射。 最大4発まで連射可能です。 照準の右下に現在連射可能な魚雷がドットで表示されています。

P 練習モード (Plactice Mode) と 戦闘モード (Fight Mode) の切り替え。 SCENE 1 のみ有効です。 練習モードにすると、敵機が弾を撃ってきません。 ただし、SCENE 2 に進むと強制的に戦闘モードになります。

X カーソルキーを押したときの回転方向を反転させます。 筆者はデフォルトの仕様では遊べないので必ず反転させてから遊んでいます。

T 残り魚雷数の表示。 ゲーム開始時には80発の光子魚雷を搭載しています。 残弾数は常にチェックしておきましょう。

H カーソルキーを押したときの回転速度が1/2になります。 もう一度Hキーを押すと元に戻ります。

S ジョイスティックとキーボードの切り替え。 ただしShiftはキーボードのままなので、遊びづらい。





ゲームの進行

燃料切れにならないように注意しながら、敵機をひたすら撃墜していくゲームです。 敵の弾に当たったり、敵に衝突すると燃料は大幅に減少します。 また、推進速度 (VEL) が速いほど、燃料の消費も早いので注意が必要です。 燃料はタンカーとドッキングすることで補充できます。 装備している光子魚雷の数にも限りがあり、これも魚雷補給艦とドッキングすることで補充できます。 燃料が0になったら、"THE END"(ゲームオーバー)となります。

ステージは SCENE 1〜3 まであります。 16機以上の敵機とコマンドシップ を撃墜することで 次の SCENE に進みます(敵機16機以上撃墜しても、コマンドシップを撃墜していなくては次の SCENE に進みません)。 SCENE が変わると、敵機のデザインが変わります。

タンカー/魚雷補給艦/コマンドシップ がどれかは ENEMY LIST をご覧下さい。