オリオン のマニュアルには敵機についての情報がほとんど公開されていません。 最低でもタンカーがどれか分からなければ、即 "THE END" となってしまいますし、 コマンドシップを破壊しなくては次のステージにも進めません。 また、敵機には弱点が決まっていて、そこに弾を当てなくては破壊することができません。 敵に関する情報を集めることが オリオン の最も重要な攻略法と言えるでしょう。 ここでは SCENE 1 〜 3 の全ての敵機の弱点と、得点を紹介します。


機体名が 赤色 は攻撃をしてくる敵機、 緑色 は攻撃をしてこない敵機です。


SCENE 1 〜 3
FORT NAME FORT (魚雷補給艦)
POINT 300
SCENE1〜3 を通じて登場する唯一の機体。 速度200以下でドッキングすると、 弾がMAX数(80発)に補給されます。 SCENE 1 ではドッキングする必要はないでしょう。



SCENE 1
TIE FIGHTER NAME TIE FIGHTER
POINT 100
STAR WARS のタイファイター。 やはりザコで、点数も100点と低め。
MIRROR NAME MIRROR
POINT 100
遠くから見るとタンカーと見分けが付きにくいので、近づいてみてガッカリすることがしばしば。 ある意味 SCENE 1 で最もイヤな敵。
LADDER NAME LADDER
POINT 100
テレビのアンテナのような特異なデザイン。 MIRRORほどではないが、これも遠くから見るとタンカーと判別しにくい。攻撃してきません。
FLICKKER NAME FLICKKER
POINT 200
フリッカー(点滅)という名の通り、左右交互に赤いランプを明滅させて飛行します。
FALCON NAME FALCON
POINT 300
攻撃機。 四角と線だけで構成されているのに、しっかり戦闘機に見えるのが不思議です。
BLINK NAME BLINK
POINT 300
FALCONと対をなすデザインですが、こちらは攻撃してきません。 エンジンを明滅させながら飛行します。
SLACK NAME SLACK
POINT 300
攻撃機。この機体は常に自機を追い越して登場するような気がします。
POLE NAME POLE (コマンドシップ)
POINT 500
十字のポールが特徴のコマンドシップ。 ゲーム中、最も印象に残る機体と言えます。 16機以上の敵機とコマンドシップを撃墜しなくては次の面に進まないため、撃墜必須です。
STATION NAME STATION (タンカー)
POINT 300
ゲームのカギを握る最重要機、タンカーです。 速度200以下で中心部にドッキング(衝突)すると、 燃料が補給されます。 弱点は左側のブルーの部分ですが、撃墜するくらいならドッキングしましょう。



SCENE 2
ENTERPRISE NAME ENTERPRISE
POINT 200
スタートレックのエンタープライズ号。 コマンドシップ…と思いきや 200pts と、ザコキャラ。
CONSTELATION NAME CONSTELATION
POINT 200
こちらの方がエンタープライズ号らしく見えるので、 昔からコンステレーションと名前が逆な気がしているのですが、 『PC-6000 NOTE No.1』 によると この名前となっています。
YOKE FIGHTER NAME YOKE FIGHTER
POINT 200
攻撃機。 200 〜 300 pts の攻撃機は、苦労の割に合わないので深追いは禁物です。
TOMCAT NAME TOMCAT
POINT 300
攻撃機。 翼の配置はまさに F-14トムキャット。 オリオンでは敵機の射撃は非常に正確ですので、正面からの接近は避けましょう。
SIGNAL NAME SIGNAL
POINT 300
攻撃機。 左右の赤/青を反転させながら飛行しています。
SARATOV NAME SARATOV
POINT 300
まるで通信衛星のようなデザインの敵機 サラトフ。 攻撃してこないので、安心して撃墜できます。
DRAGONFLY NAME DRAGONFLY
POINT 600
名前の通り、トンボのような姿。 攻撃をしてこないのに 600pts とお得です。 弱点の面積が小さいので、よく引き付けてから仕止めましょう。
HORNET NAME HORNET (コマンドシップ)
POINT 500
SCENE 2 のコマンドシップ。 意外にもウィング部分が弱点。 ボディ部分をいくら撃っても破壊できません。
GATE NAME GATE (タンカー)
POINT 500
とにかくタンカーを見つけたら、ドッキングしましょう。 SCENE 2 では似ている機体がないので、遠くからも識別しやすい。



SCENE 3
TIE TRANSPORTER NAME TIE TRANSPORTER
POINT 100
またも登場のタイファイター。 これは輸送機という設定なので攻撃してきません。
GIRAFFE NAME GIRAFFE
POINT 300
ジラフ(=キリン)。 フリッカーと同じく、青いランプを左右交互に点滅させています。
AKAN-BEE NAME AKAN-BEE
POINT 400
オープニングに "ADDITIONAL CHARACTER DESIGN BY AKAN-BEE, C.D.C." とあります。 そのAKAN-BEE氏(?)の名を冠した敵機。 ちなみに「アカンビー」と読みます。
GALAGA NAME GALAGA
POINT 500
ナムコのギャラガ。このネーミングに当時はシビレました。 ギャラガのボスに見えなくもない …ですね。
DAZMA NAME DAZMA
POINT 500
攻撃をしてきません。 この機体も頻繁に飛んでいますので、SCENE3はこれをメインに攻撃して しのぎましょう。
WINDOW NAME WINDOW
POINT 600
窓が特徴の攻撃機。 SCENE3の敵機はどれもガラリと雰囲気が変わっていて、深宇宙といった様相です。
TWIN-ACE NAME TWIN-ACE
POINT 1000
最強にして、最高得点。 弱点は結合部なので、的が小さく撃墜が困難。攻撃も熾烈です。 「スターウォーズ帝国の逆襲」のベスピン・クラウドカー?
FRAG SHIP NAME FRAG SHIP (コマンドシップ)
POINT 500
コマンドシップなのに、最もたくさん飛んでいる気がします。 SCENE 3 では 500 pts 以上の敵機が多いので、存在感や見た目のインパクトもいまひとつ?
FRAME WAGON NAME FRAME WAGON (タンカー)
POINT ??? (破壊不可能) ???
屈指の異様なデザイン。 現在のところ弱点が見つかっていません。 ボディフレームの「日」の中央「−」に衝突しても燃料が補給されません。 上か下の「□」を通過しましょう。 遠くから見ると 魚雷補給艦 と見分けがつかないので注意。
以上、全28機。


CHARATER DESIGN BY L.MILLER & A.TAKEUCHI
ADDITIONAL CHARACTER DESIGN BY AKAN-BEE, C.D.C.


なお、機体名は アスキー刊 『PC-6000 NOTE No.1』 に掲載されていたものです。 ゆみたろさん 資料提供ありがとうございました。

SCENE 3 をクリアすると、SCENE 1 に戻ります。 SCENE 1 では再度、Practice Mode に切り替えることが可能です。