基本構成(当時のカタログより)

 

COMPO BS/80-A
COMPO BS/80-B
マザーボード
4連コネクタ CPU機能付
メインボード
TK-80BSボード RAM7Kバイト実装済
キーボード
JIS標準配列準拠58キー
カセットデッキ
インターフェースボード付
カセットデッキ内蔵
含みません
電源
5V 8A 12V 1A +V(リモコンデッキ用)
価格
\238,000
\198,000

主な仕様(A,Bとも同じ)

プログラミング言語 NEC LEVEL-II BASIC
ディスプレイ CRTモニタ、家庭用テレビいずれも可
画面の構成 横32文字×縦16行
文字の種類 英字(大、小)、カナ、ギリシャ文字、簡単な漢字、グラフィック記号
カセットインターフェース A:1200ボー(リモコンデッキ用)
B:300ボー カンサスシティスタンダード方式
拡張性 本体に3枚まで追加ボード実装可
その他 モニタプログラム、BASIC言語の機能はTK-80BSと同等です

 これでだいぶん今のパソコンのイメージに近くなりました。これはキットではなく、完成品として販売されたものですが、基盤むき出しのTK-80,TK-80BSを持っている人向けに専用キャビネットだけ別売りもしていたようです。

 キャビネットについては、中にワンボードマイコンと電源が入っているにしてはかなり大きいものでした。実際にはこの中にさらに3枚の拡張カードがさせるようになっていて、自作の基盤なども追加できるようになっていたようです。

 また、キーボードから入力することですべての制御ができる、この当時ではとてもめずらしいカセットデッキを搭載していました。ejectと入力するとカセットが飛び出てくるのがとても印象的でした。


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