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私が最初に買ったパーソナルコンピュータはNEC PC-8001(初代)でした。それと同時に買ったディスプレイがこの日立の12インチグリーンモニタです。このころにしては未来的なデザインで、「2001年宇宙の旅」を意識してデザインしたのでは、と思わせます。
グリーンディスプレイは目に優しい(精神的に長時間見続けることのできる色)といわれていたのですが、実際にはしばらく見続けた後、周りを見回すと、白い部分がすべてピンク色に見えるようになります。(補色が見える) 弟と一緒に「世界がバラ色に見える〜」などといってこのディスプレイを見続けたおかげで(?)、私の視力は半年で左右とも1.5だったのが右0.7、左0.8まで落ちました。;_;) 高校2年の時でした。弟も同時期に視力を落として両目とも0.1以下になってしまいました。(遺伝という話もある) ただ、本当にグリーンディスプレイは健康に良くなかったらしく、この後モノクロディスプレイの主流はアンバーイエロー(通称「オレンジ色のにくいやつ」)に変わりました。
仕様に目を向けてみると、当時のカタログには妙に細かいことまで載せていたんだなということがわかります。ICやトランジスタの数が性能の指標になったんでしょうか。現在はさすがにお役ごめんとなり、実家に帰ると8色カラー、実使用2,000文字の24インチ(!)のRGBディスプレイが物置に鎮座ましましています。 ^^;)