始まり ― INTRODUCTION ―
はたして、何をもって始まりと定義すればよいのか俺は知らないが、
そいつと出会ったのはまだ俺が幾分かまともだった(と自分では信じている)高校時代の頃である。
実際話してみるまで、俺の中でのそいつの認識は「頭のいい男」程度のものだった。
奴と良く話すようになったのは、選択教科で書道を選択したのが縁だが、
そこから今のつきあいが始まった訳だから、妙なものだ。


ある初夏の日に ― IN A EARLY SUMMER DAY ―
「で、今回のビデオの中身は何が良い?」
と聞かれて、俺は即答しかねたわけだが、
「じゃあ、D4プリンセス6話まで入れとくよ、そこまでLDになってるから」
といわれて、ああそうですかーと生返事を返したような気がした。
電話の相手は友人の花王マシーンで、電話の用件は長期休暇の恒例になりつつある奴の手製のダビングビデオの中身の件だった。
ちなみにビデオの中身はいつもものすごいことになっているので今回もそうなるんだろうなとか他人事の様に(実際そうかもしれないが)
俺は考えていたため、頷くしかなかったという所か。
「受け渡しは8月に例の場所でね、お土産なんかくれ」
うっかりわかったと返事をしてしまった為に、俺は色々と奴向きのお土産を見繕うハメになってしまった。


ある夏の日に ― IN A SUMMER DAY ― 
8月某日、鹿児島県某所。
俺はお供のA‘(エーダッシュ)君を拉致(らち・むりにひきつれていくこと)し、
事前に電話で脅迫(きょうはく・弱みにつけこんでおどすこと)して呼び出したJAGA君と合流し、
奴と接触するべく本屋で立ち読みにいそしんでいた。
立ち読みしてるのは、待ち合わせの場所が本屋で、時間まで間があったからである。
何か良さげな物がないか店内を一通り物色し、店員から冷たい視線を浴びせ掛けられるようになったころ、
奴は、約束の時間を数分過ぎて現れた。
現れるなり、
「ビデオ、まだ出来てないんだぁ、アハハごっめーん」
などとふざけた台詞を吐き出した奴は、俺が手にしていたお土産をひったくって逃げ去った。


ある晩夏の日に ― IN A LATE SUMMER DAY ―
数日後、再び花王マシーンと接触し、
完成したビデオをなんとか入手した俺は、それをA‘君の家で見る事にした。
なんで、自分の家で見ないのかは深く追求しないで欲しいものだが、
A‘君への嫌がらせというのが理由としては大きい。
まあそういうわけで、ビデオに収録されていた作品のレビューなどしながら二十歳の男が二人してテレビ画面に向かう事と相成ったのだが、
ここまでの文章はすべて前振りであって、本編はここからであって、
いいかげんもったいつけすぎだよなあ、とか思ったのは9月下旬のある日であり、
この時にはビデオのレビューなんてくそ面倒なことは考えもしなかったのである。
前振り終わり。


ビデオの内容について ― CONTENTS OF SP VIDEO TAPE ―
・上巻(なんと上下巻セットなのだ、恐ろしい・・・・)
D4プリンセス

とりあえず一番最初に入ってた、ここで作品解説やらキャラ解説なんぞを始めるのは能も芸も無いのでやめておく。
(以下これに準じる)
A‘君と一緒に見ていて、二人で面白がっていた。
1本15分×6本の内容は全編ギャグ。
原作はコミック電撃大王に連載中のシリアス系バトル漫画でそっちはそっちで良い感じだったが、
アニメはアニメで良い感じだと思った。
OPがカッコ良し、A’君は見終わった後EDの歌を口ずさんでいた。
ハマッたらしい。

ネオランガ

その次の奴。
これはA’君の家では見なかった、理由は面倒そうなやつ(俺主観)だったので。
多分、結構シリアスな話だと思うのだが、これに入ってたのはギャグ系の話と、
出演者がくっちゃべっている映像だった。
後輩のIKE−D君なら絶対キレる内容だと思った。
俺的にはまあ悪くないと思ったが、他人にはオススメ出来ないなあ。
50分くらい入ってました。

星方天使エンジェルリンクス

花王君が99年上半期イチオシだったアニメ。
SF系の作品ですな、これは。
A’君は花王君がこれを気に入る理由が何なんだろうとずっと考えていたが、
俺にはまあなんとなく伝わったのであえて教えてあげなかった。(底意地が悪いですね)
俺的点数は100点満点の70点。
割とシリアス、約30分。

デュアル

天地無用!とか神秘の世界エルハザードとかあの辺の流れを汲む(というかそのスタッフが関わっているんだけど)作品。
割とSF、適度にシリアスという印象をうけました。
とはいえ、収録されてたのが1話のみだったので詳しいところが解らなかったのが残念。
結構面白かったデス。
これもA’君の家では見なかったですな。

爆走兄弟レッツ&ゴーWGP

まあなんつうか、必殺技の一言につきる。
これにはA’君と二人で大笑いしていた。

スーパードール リカちゃん

かなりアレな感じのアニメ。
A’君からは面白いという評価を聞いていたのだけど、1・2話みたくらいではなんとも言えないですなあ・・・・・。
そういや花王君が某ゲームで主人公のサークル名とペンネーム(この時点で結構バレバレ)に
「ドールナイツのドールイサム」とかつけて阿呆な喜びを満喫していた事実があったねえ・・・、
とか思い出してにんまりしていた。

カードキャプターさくら

最近、土曜日欠かさずに見てる例のやつ。
ビデオには俺が見逃した話と出演者が語りまくるSP企画が収録。
SP企画のほうは・・・・・・・・・・・・。
A’君は時間帯がかぶってる別番組の支持者だったのだが、
見せてやったら、
「結構ヤバイねえ、面白いからいいけど」
とまんざらでもない様子でした。
どうでもいいが、いい年した男がこんなことじゃいかんかなあ・・・・やはり。

オマケ

オマケと書くとアレだが中身はD4プリンセスでした。
ただし、戦闘シーンの入った話。
面白かったデス。
鋼鉄にもささるカイザードリルでぱっきゅるーんって感じだ(意味不明)。

・下巻(これは長崎に帰ってから一人で見た)

魔法使いTai!

いわゆる魔女っ娘モノというやつ。
適度にラブコメ
適度にギャグ
適度にサービスカットもあってお父さんも安心!な作品という気がしたです。
個人的には面白いと思いました。

スーパードール リカちゃん

また入ってた・・・・・。
個人的な感想は、
「クハァ!」
の一言。

思春期美少女合体ロボ・ジーマイン

合体ロボという部分だけ見て勇者シリーズとかを想像してたら、
かなりグロい(金属生命体とかの描写が・・・・)内容でガフッって感じだった。
合体ロボとかの部分は普通だったので安心したけど。
何で合体ロボな必要があるのが全然解らなくて笑えた。
どうでもいいがタイトルが怪しすぎる、
怪しさ満点当社比150倍(ワケの解らない表現)って所ですな。

天使になるもんっ!

痛い。

オマケ

下巻のオマケは超スゴイってかぁんじぃ〜(コギャル表現)。
中身は特撮モノのOP&EDコレクション。
以下列挙。
超人機メタルダー(OP・ED)
仮面ライダーブラック(OP・ED)
じゃあまん探偵団魔隣組(OP・ED)
世界忍者戦ジライヤ(OP・ED)
超獣戦隊ライブマン(OP・ED)
仮面ライダーブラックRX(OP・ED)
魔法少女ちゅうかなぱいぱい(OP・ED)
機動刑事ジバン(OP・ED)
高速戦隊ターボレンジャー(OP・ED)
魔法少女ちゅうかないぱねま(OP・ED)
美少女仮面ポワトリン(OP・ED2種)
特警ウインスペクター(OP・ED)
地球戦隊ファイブマン(OP・ED)
不思議少女ナイルなトトメス(OP・ED)
特急指令ソルブレイン(OP・ED)
鳥人戦隊ジェットマン(OP・ED)
全員集合!7人の仮面ライダー!!(OP・ED)
10号誕生!仮面ライダー全員集合!!(OP・ED)
うたう!大龍宮城(OP・ED)
特捜エクシードラフト(OP・ED)
恐竜戦隊ジュウレンジャー(OP・ED)
・・・・・・すげえ、列挙しただけで疲れた・・・・・・。
どうでもいいが途中の仮面ライダー関連の特番のOPとEDまで入っているのが超スゴイ。
凄過ぎて反吐が出るかと思いました。



終わり  ― IN THE END ―
花王君とのつきあいも6年目に突入したわけだが、彼の奥の深さには驚かされまくりです。
いや、もう、諸手を挙げてバンザイするしかないという所でしょうか。
これからもこの道を貫いて欲しいです、いやまじで。
・・・・・しかし、テスト前の貴重な時間を削ってまで書く文章なんだろうか、これ?
どうせ勉強してなかったからいいけどね・・・・・。


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