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再び、展望の 丹沢:表尾根 を歩く
2023年10月13日(金)
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 展望のよいルートを探して、第二弾の丹沢表尾根。 三ノ塔から塔ヶ岳と続く展望の尾根歩きのルートです。 特に、三ノ塔からの富士山の展望が素晴らしかった記憶があります。 展望の尾根コースを楽しみにして、今回はヤビツ峠側から入ります。 それでも平日だとヤビツ峠行きのバスは朝遅いので、蓑毛から歩くことにしました。

 蓑毛(0730)→ヤビツ峠(0835-40)→岳ノ台(0915)→菩提峠(0945)→二ノ塔(1050-55)→三ノ塔(1115-50)→烏尾山(1220)→行者岳(1245)→政次郎ノ頭(1305)→新大日(1325) →木ノ又小屋(1340)→塔ノ岳(1405-20)→金冷シ(1435)→茅場平(1455)→堀山の家(1510)→駒止(1527)→雑事場(1555)→大倉(1635)
 平日でもあり、蓑毛行きバスの乗客は数人程度。 蓑毛からの林道を春岳沢で登山路に入り、ジグザグをこなしながら標高を上げると、ヤビツ峠に到着。 階段から登山路に入って、塔ノ台へ向かいます。 振り返ると、どっしりとした大山の展望がありました。 先へ進み、降り着いた林道をしばらくたどると、表尾根の登山路になります。 標高差約400mの急登をこなして二ノ塔へ。目の前の高みを登り詰めると展望の三ノ塔でした。 あいにく空の雲が多く富士山は見えませんが、塔ノ岳へと続く尾根を目で追っていました。 荷物を軽くしたいので、少し早いですがここで中食をいただきます。
ゲンノショウコ? 登山路から振り返ると大山があった 林道から表尾根の登山口へ トリカブト
フジアザミ 三ノ塔の展望、二ノ塔から エゾリンドウ? 表尾根の展望、三ノ塔から
 岩のある急坂の降りを過ぎて、登り返して烏尾山へ。 さらに続く尾根路を登り、クサリ場を通過すると行者岳です。 政次郎ノ頭の下りのクサリ場を慎重に通過した後、登り詰めると新大日に。 木ノ又小屋を越し、あと一息、最後の登りで、塔ノ岳に到着しました。 雲があって富士山は見えないものの、360度の展望を楽しみながらの一休止です。
センブリ リュウノウギク ウメバチソウ クサリ場を通過する登山者
表尾根を見上げる ホトトギス 行者岳からクサリ場の降り ツリガネニンジン?
政次郎ノ頭を越えたクサリ場を振り返る 新大日への登り路、階段だらけ 相模平野の展望、手前は三ノ塔 もう塔ノ岳が近い
パノラマ(2)蛭ヶ岳、丹沢主脈 パノラマ(6)大山、手前は表尾根
 後は、大倉尾根(通称バカ尾根)を降りるだけ。 金冷シを経た後、途中途中の茶屋に立ち寄ることもなく、木段の続く急坂を駆けるように降りました。
渋沢の街並みを足元に、大倉尾根を降る
 渋沢駅に着いたのは5時過ぎ。そろそろ通勤通学の時間になります。 渋沢駅からの電車は着席できましたが、町田駅で乗り換えるともう混雑でした。 八王子駅の混雑を避けるために片倉駅で下車しました。
 
 10月に入って少しだけ安定感がふえた天候、展望を期待して歩く日を決めたのですが、あいにくと天気予報から期待したよりも雲の多い空模様でした。 雲に隠れて富士山は見つけられませんでしたが、それでも四囲の山々の展望を楽しむことができました。
 意外と登山路で目に付いたのが秋の花々。 リュウノウギク、フジアザミ、などキク科の花の他、センブリ、リンドウ、ウメバチソウ、なども見つけました。 センブリは前回も見ていますが、丹沢のリンドウは初めてかも。 期待していなかっただけに嬉しくなって、いっぱい写真に撮りました。
 表尾根は今回で4回目。前回(2021年)とは逆コースです。 登山計画書では9時間余り。下山口の午後3時過ぎには大倉に下山できるかと考えていたのですが、 塔ノ台に到着したのが午後2時過ぎ、これでは無理で、結局午後4時半になってしまいました。 前々回(2009年)に表尾根を登った時には、午後2時半には下山しています。 出発地と出発時間が違うとは言え、1時間以上遅くなっていますね。 このところ歩くのが遅くなっているのが身に滲みます。運動不足なのか、それとも体力の低下なのかな・・・?。

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制作:加藤 輝男 2023年10月14日
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