展望を期待した?丹沢:表尾根 2021年10月10日(日) |
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この夏シーズンから天候不良で高山へ出かけていなくて、 どこかスッキリした展望のよいルートを歩きたいな、との想いで選び出したのが丹沢表尾根。 三ノ塔からの塔ノ岳に続く稜線の眺めと富士山の遠望が印象的なルートです。 ヤビツ峠から入るのが一般的ですが、混雑するバス便には気乗りしなかったのと、 最初の時以来歩いていないヤビツ峠〜蓑毛間を歩いてみたくなったので、 今回は大倉から入って、蓑毛に降りる計画にしました。 午前中は雲の多い天気予報なので、都合がいいことを期待して・・・。 | |||
大倉(0700)→雑事場(0750)→堀山の家(0840-45)→茅場平(0905)→花立(0925-30) →金冷シ(0940)→塔ノ岳(0955-1000)→新大日(1025-30)→政次郎ノ頭(1050) →行者ヶ岳(1100)→烏尾山(1120)→三ノ塔(1145-1215)→二ノ塔(1225)→菩提峠(1305) →岳ノ台(1345)→ヤビツ峠(1415)→蓑毛(1505) | |||
早朝の電車を乗り継いだ後、渋沢駅でバスに乗り換えて大倉まで。そそくさと歩き始めます。 下界は高曇り、稜線にはガスのかかる生憎の空模様でした。展望台からも何も見えない。 ドンドンと標高を上げてゆくと、ポツリポツリと雨粒が落ちてきました。 それ程の雨でもないのでザックカバーだけで進み、金冷シを経て塔ノ岳山頂に到着しましたが、 ガスで一面真っ白で展望なし、腰を下ろす気にもなれないので、早々に表尾根に向かいました。 | |||
ドンドンと標高を下げていって、新大日、政次郎ノ頭を通過し、ガレ場を通り過ぎ、鎖場を越えて行者岳へ。 雨が少し弱くなったかな。 やがて烏尾山をへて、足元の悪い急坂を上り返せば、三ノ塔に到着。 山頂の休憩舎でやっと一息ついて、中食とました。 | |||
休憩舎を出てみると雨は上がった様子で、二ノ塔を後に、急傾斜の坂道を登山口へと一気に下りました。 少し悩みながらも、醍醐峠から稜線の路をたどって岳ノ台へと向かいます。 山頂の展望台では、大山、三ノ塔ともに稜線はガスの中でした。 左に回り込んで、東屋のある頂を越えれば、ヤビツ峠まではあと少しです。 | |||
バス待ちの登山者を尻目に、蓑毛への路に入ります。 昔の峠路を思わせる静かな路で、山腹を巻いた後、尾根を急降りして、 小沢に回り込めば、古い林道に出ます。 水道施設の脇で沢を渡れば、後は舗装路をたどって蓑毛に着きました、フ〜〜。。 | |||
ヤビツ峠始発のバスに蓑毛で乗り秦野へ。小田急線、横浜線と電車を乗り継いで帰宅しました。 バスの窓から振り返った表尾根は、ガスがかかったママでした。 | |||
塔ノ岳は何度か出かけているし、三ノ塔尾根からは最近歩いていますが、通して歩くのは久しぶりの表尾根。 三ノ塔からのスッキリした展望を期待して出かけたのですが・・・。 朝の天気予報では曇りのち晴れ。だったので、大倉尾根を登りにとり、表尾根を後に回したのに、 電車の窓から見た山頂はガスの中。 歩き始めても、少し標高を上げると、ガスの中になって、パラパラと雨に降られる始末でした。 尾根で対向した人が叫んでいました「今日、雨の予報だったっけ?」。 天気予報のばかやろ〜〜〜、ですね。明けた月曜日が晴天だっただけに悔しい思いです。 また出かけるしかないか・・・。 | |||
表尾根は今回で三度目になりますが、蓑毛〜ヤビツ峠は最初に歩いたキリなので、三十年以上前になります。 あの頃は若かった・・・! 塔ノ台付近や蓑毛への路の様子は忘れてたのに、なぜか菩提峠付近が心象に残っていました、不思議ですね。 |
制作:加藤 輝男 2021年10月17日
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