宮地山からセーメーバン、大月へ 2020年12月19日(土) |
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今月は師走の月、年賀状書きも一段落したので、日帰りで歩けるコースを探します。
大月の近く、
以前雁ヶ腹摺山から南下してきたときに交差したコース、
奈良子からの宮地山を歩くことにしました。
前に歩いたときは、サクラ沢峠で降りてしまったので、今回は歩くことのできるところまで、ということで、稚児落しまで。
そこから浅利に降りれば大月までは小半時です。 奈良子に入るバスは休日には運行されないので、奈良子入口まで。 猿橋営業所発のバスは朝早すぎるし、歩行時間6時間程度なので、二本目のバス(猿橋駅発8時18分)に乗車することにしました。 これで、朝が少しゆっくりとできますよね。 |
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奈良子入口(0835)→宝鏡寺(0900)→715m峰(0950)→宮地山(1100-10)→大岱山(1200-40) →セーメーバン(1305)→サクラ沢峠(1335)→ドツラ峠(1405)→笹平(1435) →稚児落し(1455)→浅利(1525)→大月駅(1550) | |||
八王子駅に着いてみれば、タイミングよく大月行きの電車に乗車。 猿橋駅で電車を降りて、駅前のバス停から浅川行に乗車し、奈良子入口から歩き始めます。 宝鏡寺を過ぎて林道?に宮地山入口を示す指導標を見つけ、急坂の山路に踏み込みました。 しばらくで竹林に変わり路が消えまったのですが、尾根(と思われる)を突っ切ると、 ようやくで左手から林道が上がってきて、尾根路が明瞭になりました、フ〜〜〜。 それでも、まだまた急登が続きます。 715m(と思しき)峰で一休止した後、再びの急登をこなしていると、広いピークになり、 路は左手に折れ曲がった広い尾根を歩くと、ようやくで宮地山です。 | |||
緩く降って、広くなった尾根を左に乗り換えて、左手(南側)を外れないように歩いていると、送電鉄塔が現れました。 その裏手?を急登すると、広くなった尾根が大岱山でした。 風を避けて、少し南側の陽当たりのよい場所で、ゆっくりと昼食にしました。 | |||
ここからセーメーバンを経てサクラ沢峠までは、前回も歩いた路、少しだけ気楽ですね。 でも、ドンドンと標高を下げてゆくのですが、南側の傾斜面には落葉の吹き溜まりで滑りやすく、足の置き場所に注意が必要でした。 サクラ沢峠から右手に降りる路を見送って、尾根通しの路に進みます。 高ノ丸の標識のあるピークを越え、尾根を下ると、左手に林道が見えてきて、そこがドツラ峠でした。 | |||
再び尾根路をたどり登り詰めると、細長い尾根になり、その先の小ピークが笹平です。 岩殿山から稚児落しにつながる尾根が見えています。 南面の降り路に向かうと…、黒いプラスチックの階段が落葉で埋まっています!。 20-30mの標高差ですが、滑らないように、立木につかまったりしながら慎重に通過しました。 その後もドンドンと下って、尾根が狭くなって岩殿山との分岐点を過ぎ、少し先の岩のピークが稚児落しです。 浅利までの下りも急坂が続きますが、樹林帯でもあり、ホッとしながら歩いていました。 3か所ほど鎖やロープがあったものの、頼る必要もなく、通過可能です。 足下の屋根が近くになると、「大月駅(近道)」の指すとおり路を進んで、 人家の軒先を抜けて川を渡ると車道に飛び出します。 大月駅までは小半時の舗装路歩きです。 | |||
大月駅でトイレ・洗面をして、ようやく気分をリフレッシュ!。 大月駅始発の快速電車のシートに座り、少しばかりの電車旅を楽しむことができました。 | |||
奈良子からの宮地山、宝鏡寺裏手?からの路を途中で見失ってしまい、とにかく尾根筋を、 と歩いて、左手から林道(跡?)が上がってきた時はホッとしました。 歩きやすくなったとは言え、それでも、急登が続きます。 休みに腰を下ろすような気になる場所もほとんどなく、それだけに、宮地山手前のこんもりとしたピーク?に たどり着いてようやく一安心できました。 この辺りの山々は、標高の割に小さなアップダウンの急坂が多いのかな・・・。 | |||
後半、サクラ沢峠までは一度歩いた路、だけど前回(9月)と違って、今は枯葉に埋もれてグリップがなく、ちょっと気を抜くとその滑りやすいこと!。 笹平からの降りなんかはもう本当に大変でした。 また、ドツラ峠から笹平への登り路は、尾根をたどってくださいね、間違った指導標に引き摺られないように!。 | |||
天気予報は晴れマークだけ、で高尾では一面の青空だったのですが、猿橋に着くころには薄雲が拡がっていました。 大岱山に着くころには弱いけれど北風も加わり、少しばかり肌寒かったように思います。 薄雲のため展望も今一つで、富士山を見ることも叶わなかったし、また行ってみる!?・・・^_^? |
制作:加藤 輝男 2020年12月24日
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