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秋山から大地峠を越えて高柄山へ
2020年11月22日(日)
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 三連休の中日、このところ何度か出かけている前道志の山へ向かいます。 登山口は秋山の一古沢、尾根をたどって大地峠へ。 そこから高柄山まで足を延ばしたのち、千足峠から桂川を渡って四方津駅へ。 大地峠は何度か(10月にも)歩いていますが、 秋山側からは未だですし、 千足峠からのコースも歩いたことがないので、珍しく往き帰り共に初めての路です。 秋山のバスは午前中に一便、午後に一便だけなのですが、復路を中央線まで歩いてしまえば、 帰りの交通手段の時間を気にしなくて済みます。

 一古沢(0900)→桜井峠(0940)→金毘羅山(1015)→テン笠(1030)→金山峠(1035) →新大地峠(1110)→大丸(1115-50)→千足峠(1215)→高柄山(1230-35)→千足峠(1245) →登山口(1315)→分岐(1340)→四方津駅(1355)
 上野原からのバスを一古沢で降りて、林道をたどった後、小尾根に上がります。 緩やかな登りでピークを二つ越え、下りになると、狭い桜井峠の林道を横切ります。 なんか歩きにくい金網の脇の路を進み、急登で金毘羅山を、そしてデン笠を越えると、広い尾根の金山峠に着きました。
山腹から尾根に取り付く 送電塔の左脇に登山道 プラ製の階段が始まる 阿夫利山から鳥井立へと続く稜線、大室山の頭だけ
ずっと金網の脇を歩く 鳥井立から赤鞍ヶ岳の稜線の展望 短い急下りで桜井峠 稜線の展望、左正面に阿夫利山
左手、里からの路が併わさる 金山峠へ、手作りの指導標 金毘羅山に到着 デン笠を通過する
広い尾根にある金山峠
 広い尾根脇をしばらくたどると、左手に林道が上がってきました。 当分は林道歩きで、649m、675m共山頂を巻いてしまいました。 舗装の林道を横切ると、(新)大地峠への路を分け、広い空地?の大丸に登り着きます。 陽当たりの空地に腰を下ろして、ようやくで昼飯になりました。
広い尾根に路が続く ところどころで見事な黄葉が 左手から林道が併さってきた 大丸を巻く林道に飛び出す
左は新大地峠、大丸は右上へ 広い山頂の大丸にて
 大丸を後に、北東へ尾根を下ると、Z形の路で林道に飛び出します。 少し先の指導標に導かれて、右手の尾根へ急降下をこなすと、コブを二つ越えて、千足峠へ。 高柄山へは、短いけれど急坂の登り路に変わります。 たどり着いた高柄山は、北東が開けていて、上野原の街並みの後ろ遠くに笹尾根の山々が見えていました。
林道に出る、路が部分的に崩壊、足元に注意 桂川を挟んで権現山の尾根 扇山(左)と権現山 短いけれど急坂を登り
千足峠に到着 高柄山へも短い急坂 高柄山に到着 北東に上野原の展望
 千足峠に取って返して、北面の山腹の薄暗い路を降ります。 15分程で沢に降り着き、何度か沢を渡り返すと、路は林道に変わりました。 林道が舗装路になり、沢沿いに家の並んだ千足の集落を通り抜けて、桂川を吊橋で渡ると、甲州街道に。 しばらくで四方津駅に到着しました。
千足峠からは山腹の下り 脇に黄葉が見事 小沢を渡り返す 小さな滑沢
林道終点を通過 ゆったりとした山里(千足)の雰囲気 桂川を渡る、床が木の板! 高柄山を振り返り見る
 予想外に早く四方津駅に着き、タッチの差で電車を逃して、一本後の電車に約30分待ちでした。 ゆっくりする暇もなく、高尾駅で電車を乗り換えて、帰ってきました。
 
 初めての路を行き帰りした今回の山行。 秋山側、一古沢からの路は、古くからあった里山の往来の雰囲気を残していました。 いくつかのコブを越えながら、だんだんと高度を上げてゆきます。 植林帯の路でもあり、展望が少ないのが残念ですが、陽だまりハイクにはいいかもしれません。
 一方、千足峠からの下山路。稜線の峠から林道終点までは約30分程。 四方津駅でも、一時間を超える位で着いてしまいます。 歩く人は多くないようですが、指導票もあり手入れされている路なので、 利用しやすいんじゃないかなと思います。 沢に降りるまでは急坂なので、氷・雪の時期は要注意ですね。
 金山峠〜丸山の間は工事中?の林道歩きになります。 尾根のすぐ脇に造られているので、避ける路もありません。 今は未だ舗装されていないので少しは歩きやすいのですが、 丸山を巻いている林道東富士(北)線は舗装路なので、将来は舗装されてしまうのでしょうか?。

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制作:加藤 輝男 2020年12月1日
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