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日帰りで前道志、大地峠〜立野峠
2020年10月3日(土)
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 九月下旬からめっきり涼しくなって、いよいよ山歩きシーズンの到来!、なのに、 10月の初めての週末は曇りの天気予報…。 展望はあきらめ、近場でも、と想い出したのが前道志の山々でした。 二三度歩いているハズですが、冬の雪山として出かけたのももう十年近く前になります。 まだ路の様子を覚えている内に、と出かけてみることにしました。 四方津から梁川まで、稜線で言えば大地峠から立野峠まで、6時間半の計画書を作成して出発です!。

 四方津(0605)→川合峠(0625)→御座敷の松(0735)→大丸(0800)→旧大地峠(0815-20) →矢平山(0840-50)→丸ツヅク山(0915)…道迷い…寺下峠(0955)→舟山(1015)→鳥屋山(1050) →立野峠(1125)→水場(1135-1200)→林道出合(1240)→梁川(1255)
 早朝の電車を四方津で降りて、先ずは桂川の対岸の大地峠に向かう路に入ります。 小尾根に出てしばらく歩くと、右下に立派な舗装の林道が見えてきました。 林道を越えると少しで小広い大丸、すぐ下が新大地峠で、登山道を緩やかに上ると狭い旧大地峠です。 引き返すような感じで右に尾根に取り付き、ちょっとした急登をこなすと、ようやくで矢平山に到着。 雲が多いのと、まだ樹の葉っぱが多いのとで、ほとんど展望がないのが残念でした。
前道志の稜線を望む、四方津駅から 登山道らしくなる 曲がり角で見つけた御地蔵様1 路脇で見つけた御地蔵様2
開けた場所から矢平山 大地林道を横切る 大丸山頂にて 新大地峠を通過
旧大地峠に到着 小広い矢平山、まだ落葉樹がうるさい
 矢平山を後に、西へ、ロープにつかまりながら急坂を下ります。 尾根を緩やかに登り返したところが丸ツヅク山(763m)です。 踏み跡が薄くて、西北の尾根に踏み込んだ積りでいたら、西尾根を降っていました。 慌てて登り返し、丸ツヅク山の巻き路を見つけ、ほっと一息…。 緩やかにコブを一つ越えると、寺下峠でした。
西尾根を急下り ただっ広い?大ツヅク山 巻き路と合わさる 稜線上の寺下峠に到着
 今日は立野峠の予定なので、さらに西へ尾根をたどります。 アップダウンはもうそれほどないと思っていたのですが、それでも散々歩かされたでしょうか。 舟山、鳥屋山と順調に通過し、秋山川の眺めを過ぎると細野山で、降り着いたのが狭い尾根にある立野峠です。 他の人も居たので敬遠して、少し下った水場でようやく昼食としました。
舟山にて 登山者に出会う、鳥屋山にて 樹間に秋山川を見下ろす 立野峠に到着
 ここからは沢に沿ってつけられた路、少し歩きやすくなります。 何回か小沢を渡り返しながら、ドンドンと下ると、登山口に到着。 鉄階段で降りついた舗装路をたどると、20分足らずで梁川駅に着きました。
樹間に倉岳山、高いな… 水場に到着、飯だ! 沢を渡り返す 林道に飛び出した、登山口
 梁川駅から帰るのは、三十分足らず。電車は思わずボックス席だったので、窓からの風に吹かれながら、のんびりとプチ旅を楽しみました。
 
 前道志の山々を歩くのはこれで三回目(のハズ?)。 西から東に歩いていたので、今回は逆に稜線を東から西へ向かうために、大地峠から歩き始めます。 寺下峠だと少し歩き足りないと思い、立野峠まで足を延ばしました。 計画を間違えたため、大地まで二時間そうになった時は焦りましたが、 稜線に出れば、あとは何度か歩いた路、曇り空で遠望が利かないのが残念でしたが、 それでも静かな尾根路を楽しむことができたと思います。 大地峠〜立野峠間ですれ違ったのは二人きりでしたから。 ただ?、丸ツヅク山で間違えたり、鳥屋山付近の前に迷った箇所を見つけられなかったり、ヘンなの…。 前に歩いたのは、まだ七八年前なのに?。 それでも、立野峠からの降り路は朧気に記憶に残っていました。
 この十日程でめっきり気温が下がり、すっかり秋の気配になりました。 すっきりした秋の青空の下、山へ向かいたいなぁ。どうですか、お昼寝でも−−−?

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制作:加藤 輝男 2020年10月10日
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