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奥多摩:笹尾根から三国山へ
2019年1月5日(土)
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 正月も過ぎた好天の日、三週間?前に歩いた笹尾根の続きを歩くことにしました。 日原峠への急坂を登るのは気が乗らないし、別の路も歩いてみたいので、 今回は上野原側の藤尾から笛吹峠に登り、三国山へと向かいます。 鎌沢からの路は何度も歩いているので、今回は分岐を右にとって、あくまで稜線をたどりたいと考えています。 どこまで歩けるかな、歩けなければ上野原側でも藤野側でも降りればいいですし、ね。

 藤尾(0917)→登山口(0935)→笛吹峠(1040-45)→小棡峠(1120)→土俵岳(1145) →日原峠(1155-1200)→浅間峠(1240-1315)→熊倉山(1400)→三国山(1425-40) →鎌沢分岐(1520)→くらご峠(1600)→佐野川(1615)
 上野原から飯尾行きの朝一番のバス(それでも8:32!)に乗車して、藤尾で下車。 車道をたどり、「笛吹峠」の指導標に導かれて、旧峠路に入ります。 いくらか急な坂路が続きますが、別の藤尾からの路を合わせると、少しで分岐になります。 笛吹峠へは右へ、笹ヶタワ峰の山腹を巻く、高低差のあまりない路になり、稜線の路を併せると笛吹峠となり、 石塚がありました。
藤尾集落の登山口 植林の中、落葉の路 分岐、右へ笛吹峠へ 植林をぬう路が続く
笛吹峠の指導標 石塚?、右:かづま、左:さいはら
 ここから日原峠までは三週間前に歩いた路でもあり、スッ飛ばします。 日原峠から稜線の路に入り、直ぐで左に折れて、緩傾斜を降ります。 急坂で877mを越え、コブをこなすと、東屋のある浅間峠になり、昼食のために小休止としました。 稜線の東側(左側)の路に入り、いくつか小さなコブを越え、最後に急登で熊倉山の山頂に。 降って登り返したコブには軍刀利神社の奥社がありました。 コルで井戸への路を分け、登り返すと三国山でした、フーーー。
北面、御前山(左)と大岳山 日原峠にて 浅間峠へ向かう 877m峰が聳え立つ
浅間峠に到着 三国山へ向かう 熊倉山山頂が見えた 富士山は逆光
軍刀利神社奥宮 軍刀利神社、井戸への分岐 もうすぐ三国山
 小休止の後、歩きやすい稜線の路を鎌沢分岐へ。 今回は、この分岐を右へとたどります。半円を描くように回り込んで別尾根に乗り換えます。 里への分岐を無視して、あくまでも稜線の路を!、とたどっていたのですが、 倒木が増えてきて、傾斜が急になってきた、と思ったら、左前方に林道が上がってきていました。 此処がくらご峠、どっちへ行こうか悩みましたが、人里(のバス停)に近い白岩に降りることに決め、西側に。 5分と歩かないうちに人家が見えてきてホッとしました。 路なりに降ると、そこが佐野川のバス停であり、上野原への30分足らずのバス待ち人です。
三国山に到着 富士山を望むが逆光・・ 鎌沢分岐、今回は右へ 稜線を選ぶ
ここも稜線の路を ここも稜線の路を 倉子峠にて、芭蕉の句碑
 他には乗客のいないバスで上野原へ。駅で到着した列車に飛び乗ったのは「快速 富士山号」。 今回も満席でしたが、まあ八王子まで二十数分、立っていても苦痛ではないですね (相模湖で座れたのでラッキーでした)。
 
 前回とも含めると、これで笹尾根を端から端まで歩いたことになります、ね。 標高も1000m位、全体的には樹林帯の中でもあり、展望もあまりよくないので、今頃の様な、秋から春にかけて歩くことが多いかな、と思います。 歩くのに邪魔な下草もなく、ふかふかに積み重なった落ち葉を踏みしめながら、の歩きも気持ちの良いものです。 ただ、今の時期、陽の入りが早いのでご注意を。 その点からは、朝のバスがもう少し早いといいのですが・・・。
 三国山の周りは何度も歩いているので、今回鎌沢分岐を右に折れてみました。 沢井の車道まで行けるかな、とも期待していたのですが、届かずくらご峠止まりでした。 あまり歩く人もなく、手入れもされていない様子なので、歩くのはかなり冒険ですよ。
 下岩で出会った人によると「数年前までは手入れしていたのだけれど、人手が集まらなくなって・・」との話でした。

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制作:加藤 輝男 2019年1月6日
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