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丹沢:大山から三峰を越える
2018年12月24日(月)
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 小雨上がりの三連休最終日。 どこへ行こうか、とガイドブックをめくっていて目に留まったのが、 この秋出かけた丹沢三峰山の隣の尾根?の大山三峰山!。 木橋や鎖場などもあるそうな少しハード?なコースですが、それだから静かな歩きが楽しめそうです。 なぜだか出かけたこともないし・・・。 コースは三峰を越えて煤ヶ谷に降りることに決めましたが、困ったのは入山口。 広沢寺から不動尻に歩くはの面倒だし、・・・と考えていて、近くの大山から入ることにしました。 ヤビツ峠からは歩いているので、今回は正面から攻めることにします。 人混みは面倒なので、始発電車を利用して、朝一番のバスに乗りました。

 バス停(0630)→大山ケーブル下(0640)→大山不動尊(0655)→阿夫利神社(0715-20)→十六丁目(0755-0800) →大山(0835-45)→唐沢分岐(0900)→唐沢峠(0950-1000)→分岐(1030)→三峰南峰(1045) →三峰中央峰(1100-10)→三峰北峰(1128)→物見峠分岐(1210-20)→煤ヶ谷(1310)
 バスを降りたのはまだ陽の出前の6時30分!。少し薄暗い中を進み、女坂に入ります。 陽の出を背にして、大山不動尊、阿夫利神社と通り過ぎて、表参道へ。 蓑毛への路を分け、ヤビツ峠からの路を合わせ、最後の急登で大山山頂に到着しました。 朝もまだ早いので、富士山を始めとする大展望を楽しんでいました。
女坂で見かけた鎖 阿夫利神社 富士山を見つけた 阿夫利神社奥社
富士山を引き付ける 相模湾の方向
 大展望を後に、東に下り、見晴台への路を分けて、道標に導かれて左に不動尻へと向かいます。 のびやかだけれどドンドンと降る急な路をこなすとひと段落、振り返ると大山が大きい!。 なおも降りが続きますが、少し北に向いた路を降って登り返したところが唐沢峠。 尾根筋をたどって三峰へと向かいます。 決して歩きにくい訳でもないのですが、歩く人が少ないためか踏み跡が薄いので注意して進みます。 右に不動尻からの路を合わせて一休止してから、三峰山へ向かいます。
不動尻への分岐を左へ コブの様な大山三峰山 大山を振り返り見る 急坂に木の階段と鎖
唐沢峠への急降り 木の根で足場が悪い! 小ビロイ尾根を越えると 不動尻分岐に到着
 いきなりの急坂を登れば七沢山。 鎖や木橋の続く路をたどり、南峰、中央峰、北峰と過ぎて行きます。 決して鎖がないと通過できないわけではないけれど、それでもベッタリと続く鎖の路に、息を弾ませ喘ぎながらたどります。 最高峰の934.6mの指導標を過ぎ、北峰に到着して、ようやくでホッとすることができました。
木の階段が始まる 小ピーク(七沢山?) 木橋と鎖 木橋と鎖の路を振り返る
南峰に到着 中央峰にて 中央峰を回り込む降り路 鎖と木段
鎖と木橋 北峰にたどり着く
 北峰から東へ急坂を降ると、傾斜が緩んで歩きやすくなりました。 落葉の路をたどって、山ノ神を過ぎ、物見峠への分岐点で小休止。 東へ向かえば、路はやがて植林帯となって急坂を降るようになり、 小尾根を外れて一旦左側に回り込んで沢に出会うと、登山口に到着。 舗装路をしばらくたどり、湯出川橋を渡ると、煤ヶ谷のバス停でした、フー・・・。
落葉の路 ようやくで傾斜が緩む 崩落面を通過 物見峠へ
物見峠・煤ヶ谷の分岐 山ノ神 尾根路を煤ヶ谷へ ようやく林道に着きました
 宮ヶ瀬からのバスに乗って本厚木へ。 バスが遅れながらもどうにか電車に間に合って、小田急線、横浜線、と乗り継いで帰ってきました。 三連休最終日でもあり、クリスマスイブでもあり、少しだけ電車が混んでいたかもしれませんね。
 
 ガイドを読んで、木橋や鎖場もある、とのことで小さなスリルを楽しみに出かけたわけですが、 三峰山の領域を歩いている一時間弱の間は、ベッタリと続く鎖はいくらかウンザリする位でした。 岩場とは違って露岩帯なので鎖がないと越せないわけではないのだけれど、それでも気疲れだったでしょうか。 この山域ですれ違った人達は10人少しであり、静かな歩きを楽しむことは出来たので、よかったのかな・・?。
 これまで東丹沢をあまり歩いていないのは、たぶん観光地の印象があるからと想像しますが、 大山も時期や時間を選べば静かな山を楽しめることがわかったし、そんなに嫌うこともないのかもしれませんね。 宮ヶ瀬からのバスは登山者で埋まっていました。その人達に混じって歩くのも悪くないかな〜と思います。
 さて、今週末で今年もお終い、です。 年末寒波で厳しい寒さになるようですが、それでも?、それだからこそ?冬休みの計画を立てないと・・・ネ。

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制作:加藤 輝男 2018年12月25日
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