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展望の奥秩父:倉掛山へ
2013年7月7日(日)
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 いきなりの梅雨明け宣言、日帰りでどこか展望のいいコースを、と探した結果、 少し前に行き損ねた柳沢峠から倉掛山への稜線を歩くことにしました。 以前、初冬に歩いており、稜線からの展望を思い出しました。 梅雨明けの晴れ、とは言っても、どれだけ展望が期待できるでしょうか・・・?

 柳沢峠(0915)→柳沢の頭(0945)→ハンゼの頭(1000-05)→板橋峠(1045)→電波中継塔(1130) →倉掛山(1210-15)→白沢峠(1245)→白沢橋(1350)
 落合へのバスに合わせて塩山駅へ。団体さんと一緒になり大混雑で、バス二台で出発です。
 少し涼しい柳沢峠から、西に山腹の路をめぐると、ひょこっとハンゼの頭にたどり着きます。 晴れてはいるものの雲が多くて遠望は利かなかったのですが、久し振りに富士山を見つけました。 奥秩父の稜線も遠くに見えています。
柳沢峠の登山口 木陰の登山道を進む 若葉をくぐる登山道 展望台(ハンゼの頭)にて
雲間に富士山 雲間に富士山、足元は甲府盆地
 倉掛山へは一旦板橋峠へ下った後は、稜線を辿ります。 小さなアップダウンの続くこの路、急坂を登る足元には、ワラビが顔を出していました。
再び富士山 奥秩父の山並(笠取、飛竜) ヤマツツジ、いくつか見かけただけでした ニガナ
倉掛山を目指して 笛吹川を隔てた国師ヶ岳 柳沢峠と黒川鶏冠山 急登り
 ようやくでたどり着いた倉掛山、来し方を振り返りつつも、白沢峠へと下ります。 防火帯に沿って何度か急坂を降り、途中笹原の路を慎重にたどって、白沢峠に到着。 路は稜線を外れて、西へ沢沿いに降ります。 二三度足場の悪い箇所を通過して、林道になり、 空の少し黒い雲を気にしながら急ぎ足で歩いていたら、あっけなく雁坂往還(国道140号)に飛び出しました。
倉掛山の頂上一角 倉掛山山頂 来し方を振り返る、NTTの無線塔が遠くに 防火帯をたどる、白沢峠は左へ
白沢峠にて 危なっかしい木の桟橋 林道に降り着く、登山口
 バスは旧道を通ることがあるので、バス停を探して移動したら、川浦温泉まで歩き着いてしまいました。 乗り込んだバスはほぼ満席でしたが、塩山からの電車はガラガラに近く、ボックス席で足を投げ出してゆったりと帰り着きました。
 
 展望を期待して訪れたこのコース、 この時期としてはよく晴れたほうだとは思うのですが、南アなどの遠望は利かず・・・、 富士山が見えただけでもよしとするのでしょうか。 やっぱり冬枯れの時期なのでしょうね。
 ハンゼの頭を中心とする三窪高原は6月上旬のレンゲツツジで有名です。 昔はツツジ祭りも開催されていたのですが・・・。 今回は時期が遅いので、ヤマツツジをいくつか見かけただけでした。

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制作:加藤 輝男 2013年7月12日
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