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展望を期待して奥秩父の倉掛山へ
2003年12月21日(日)〜22日(月)
地図はこちら
 
 「この休みどこへ行こうか」とガイドブックをめくっていて思い出したのが、奥多摩源流を巡る道!!。 笠取山から柳沢峠を経由して、大菩薩、奥多摩の三頭山へと歩くコースなのですが、 笠取−柳沢峠間、牛ノ寝通−三頭山間はコースガイドが見つかりません。 とにかく、二泊三日の食料を持って、歩けるところだけでも、と出かけてみることにしました。 はてさて、どうなることやら・・・・

第1日目:
 新地平(0915)→林道終点(1150)→雁峠(1340-1405)→笠取山荘(1435-50)→鳥小屋分岐(1450)→白石峠(1610)
 朝、バス時刻に合わせて塩山駅へ。昨日降ったらしく、日影には雪が残っていました。 新地平に着く頃にはしっかりの雪、先が思いやられます。まずは雁峠へ歩き始めます。 踏み跡のない林道を過ぎて、沢沿いになる頃にはたっぷり雪で、峠は20cm程の積雪でした。
 雁峠からは南に道をとり、笠取山荘から斎木林道(の跡?)をたどります。 登り降りの少ない幅広い林道をゆるやかに歩いて、白石峠に到着。 木立の蔭の、枯葉の上にテントを張って、今宵の宿としました。あったかいナー・・・・。
奥秩父稜線を望む 雁峠へと向かう林道 もうすぐ雁峠 雁峠にて
雁峠からの展望 ヤブ沢峠の道標
第2日目:
 白石峠(0735)→倉掛山(0855)→無線中継所(0950-1010)→森泉峡(1020)→電波中継塔(1105-10)→柳沢ノ頭(1230) →柳沢峠(1300-15)→大菩薩峠登山口(1525)
 外が明るくなって目を覚ますと7時過ぎ!。大急ぎでテントを撤収して歩き始めます。 今日歩くのは、稜線を忠実にたどる、東京都水源巡視道。刈払いの間から、奥秩父や大菩薩の稜線が見えていました。 でも、小さなコブが多いのがタマに傷、なのですが・・・・。
白石峠にて 奥秩父主稜線を望む 富士山、倉掛山から 奥秩父の稜線
足元に広瀬湖が見えた
 森泉峡の看板を過ぎ、急坂を登ると、やがて電波中継塔。 道を間違えて鈴庫山へ向かったおかげで大変な目に会いました。 頂上が小広い柳沢ノ頭を過ぎ、山腹をゆるやかにたどると、柳沢峠にようやく到着します。 丸川峠経由で下りたかったのですが、大菩薩登山口への到着が暗い時間になりそうなので、国道を歩くことにしました。 地図から5-6kmだと踏んだのですが、しっかり2時間以上かかってしまいました、ヤレヤレ・・・・
森泉峡を示す指導標 柳沢峠が見えた 富士山の遠望 NTT無線中継塔先の分岐
南アの雪の稜線 柳沢峠にて
 
 多摩川水源を巡る道、もう少し展望を期待したのに、期待はずれだったかもしれません。 朝寝過ごしたり、道に迷ったり、で結局丸川峠までも行かれなかった今回の山行ですが、 ともかく予定の半分くらいは消化できたでしょうか・・?。 続きの山行は、もっと暖かになってから、ということにします、 牛ノ寝通は、新緑の頃が似合いそうですから・・・・。

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制作:加藤 輝男 2003年12月30日
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