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尾瀬再訪:至仏から燧岳へ
2008年4月29日(火)〜5月1日(木)
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 連休の山行の候補として上がったのが女峰山と尾瀬。 尾瀬の計画は二泊三日になるし、後半の天候がちょっと怪しいので、前半先ずは尾瀬に出かけます。 尾瀬には20年近く前の連休に行っていますが、今回は夜行便が確保できなかったので、山ノ鼻、尾瀬沼に泊まる計画にしました。 朝に夕に、至仏山、燧岳を眺めることができる贅沢なコースです。

第1日目:
 鳩待峠(1020)→オヤマ沢田代(1200)→至仏山(1325-1425)→山ノ鼻(1530)
 始発電車で沼田へ、バスを乗り換えて、朝10時ようやくで鳩待峠に到着、雪のトレースに歩を進めます。 至仏山は右手すぐソバに見えているのですが、路はU字型に迂回しているので、なかなか時間がかかります。 樹林を抜け稜線に出ると、ようやく山頂・・・、ふ〜〜〜。
鳩待峠 登山口 登山口 遠くに至仏山
雪深い樹林 雪の斜面を歩く オヤマ沢田代 小至仏の斜面
 至仏山頂は360°の展望。山々を思い出しながら、山座同定に忙しく時間が過ぎてゆきました。
尾瀬ヶ原 至仏山 小至仏山への稜線 燧岳
尾瀬ヶ原と燧岳 巻機山 平ガ岳 山頂の方位盤
 山ノ鼻へは下りだけの道、雪の斜面を駆け下りたら1時間で着いてしまいました。
小至仏山の稜線 尾瀬ヶ原全景 尾瀬ヶ原全景 樹間の燧岳
至仏山荘
第2日目:
 山ノ鼻(0500)→下田代十字路(0550)→竜宮(0635)→見晴(0705-35) →2180m(1120-50)→柴安ー(1230-50)→俎ー(1340-1420)→長蔵小屋(1635)
 陽の出前に尾瀬ヶ原に歩き始めます。燧岳の肩からの朝陽を仰ぎ、振り返って至仏を楽しみながら・・・ 一面の雪原には木道はのぞいていないものの、水を冠っているわけでもなく、歩きやすい道でした。
シルエットの燧岳 陽の出 朝陽の至仏山 陽の出
燧岳 至仏山 至仏山 燧岳
朝の至仏山 竜宮十字路にて 竜宮小屋と燧岳 長沢の流れ
 朝食の後、見晴新道へ。雪が緩んで歩きやすいものの赤ナグレ沢は急登なので、じっくりと歩きます。 沢を離れ左上に尾根に取り付くともうスグで柴安ー。急斜面を降り、登り返すと俎ーでした。 柴安ーからの下りだけはアイゼン・ピッケルが必要でした。
見晴らし 尾瀬ヶ原全景 もうすぐ頂上 尾瀬ヶ原全景
俎ーを見る 北東の平ヶ岳 柴安ーの雪壁
柴安ーを見る 至仏山 雪の尾瀬ヶ原
柴安ー 平ヶ岳 越後三山 会津駒ヶ岳
帝釈山 日光北部の山々 雪の尾瀬沼 赤ナグレ岳
 今日は尾瀬沼までなのでのんびり歩きましょう。 上部は雪の斜面を駆け下りましたが、傾斜の緩くなった樹林帯の下りにウンザリした頃、浅湖湿原に到着。 長蔵小屋へはあと少しです。
樹林帯 大江湿原 長蔵小屋
 穏やかな夕方、気が緩んでいたためか夕陽の入りを見逃してしまいました。 でも、燧岳の夕景が撮れたから良しとしましょうか。
夕陽の入り 夕陽の入り 夕の燧岳
第3日目:
 長蔵小屋(0650)→三平峠(0725-30)→一ノ瀬(0820)→大清水(0915)
 朝、陽の出前に起き出して、尾瀬沼湖畔へ。三脚を立てて、じっと燧岳を狙います。 尾瀬沼特有の朝霞の変化する様子、薄霞を通しての燧岳の姿、上手く捉えられたでしょうか?。
朝靄の燧岳 朝靄 朝靄の燧岳 朝靄の燧岳
朝靄の燧岳 朝靄の燧岳 朝靄の燧岳 朝霞の中
朝霞の中 朝霞の中 朝霞の中 朝霞の中
朝霞の中 朝の薄靄 立ち上る霞 ビジターセンター
 陽の出の燧岳を堪能してから、尾瀬沼を出発しました。 尾瀬沼と別れ三平峠から冬路沢をたどって一ノ瀬へ。大清水までは新緑に春を感じながらの道でした。
逆さ燧岳 燧岳 三平峠にて 三平見晴台から
登山口 冬路沢 キクザキイチゲ フキノトウ
 大清水で丁度のバスを捕まえ、沼田へ出ることができました。 ここからは通い慣れた路・・・とはいえ、帰り着いたのはもう夕方に近い頃になってしまいました。
 
 今回、雪の尾瀬の再訪!。 連休後半(3-6日)は小屋の予約も埋まっているとのことでしたが、前半は人も少なく静かな尾瀬を楽しむことができました。 気温が高いわりに残雪も少なくはなかったので、アイゼン・ピッケルもほとんど使わずにすみましたし、前回よりはゆっくりと楽しめたと思います。
 二度めの尾瀬!、とはいえ雪のある時期だけで、花咲き乱れる尾瀬には行っていませんネ。 「予約制」で敬遠していた尾瀬ですが、週末をはずせば小屋もそれほどは混んでいない、とのことなので、少し通ってみようかな、とも考えています。

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制作:加藤 輝男 2008年5月18日
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