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1992年GW−北ア:鹿島槍ヶ岳、再アタック? 1992年5月3日(日)〜5日(火) |
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お正月山行で出かけた鹿島槍・赤岩尾根は大雪のために撤退したので、 天候の安定しているGWなら大丈夫?、と再度アタックすることにしました。 ルートは同じ赤岩尾根、高千穂平テント泊の二泊三日の予定です。 | |||
第1日目 大谷原(0530)→西俣出合(0610-40)→高千穂平(0940) |
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夜行電車を降りて、タクシー相乗りで大谷原に日の出前に到着しました。この時期だと雪は無く、車道のアスファルトが見えています。 前回は6-7時間かかった西俣出合まで40分で到着、やっぱりラッセルがきつかったからナ、と納得してしまいました。 ここからは、尾根に取付き、展望の無い樹林の中の細い道をモクモクと登ります。 傾斜が緩くなってきたらまもなく高千穂平に到着、ここが今夜のテント場です。 | |||
第2日目 風強く停滞 |
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朝は快晴!。ですが風が強く、鹿島槍の稜線では雪煙が舞っています。どうしようかと悩んで、結局停滞することにしました。 1/3くらいの人が残ったでしょうか。 テンバから尾根を眺めていて、稜線へと続く急斜面と最後の雪庇(?)を越えられるかな?、と考えてしまいました。 | |||
第3日目 高千穂平(0755)→西股出合(0825)→大谷原(0850) |
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翌朝も快晴、されど風強し。今日も停滞できるほど予備の食料は持ってきていないので、悔しいですが下山することに決めました。 登りであれほど苦しんだ尾根も、下りにとると30分ちょっと、これだから雪山なのですが・・・・。 西俣出合から大谷原の車道では、振り返り振り返り鹿島槍ガ岳への稜線を眺めていました。 | |||
やっぱり単独行は厳しいな、と感じたのがこの山行でしたネ。 何かあってもすべて自分で処理しなければならないので、リスクを採る力が弱いのです。 もっと経験を積んで、きっとまた来ようと決めたのでした。 |
制作:加藤 輝男 2000年12月03日
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