好きなゲームミュージック
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ファイナルファンタジーIII(スクウェア)

関連CD

大学の入試勉強の時にORIGINAL SOUND VERSIONのCDをずっとかけてた(集中できるから)ので、人生の中で一番BGMを耳にしてるかも。

ゲーム本体の方は2回しかクリアしてない(発売当時と1997年。大学入試のときは1回目のプレイなんかほとんど忘れてる状態)けど、なんか耳に残るBGMなんですよね。

で、シリーズの中でこれが1番好きなので最初に書きます。

このゲーム、好きな曲が多いので、かなりだらだらしたレビューになってます。

まず、おなじみの「プレリュード」(タイトル画面で流れるやつ)ですけど、この流れるようなメロディーが壮大な世界を感じさせていいですよね(特にIIIは音色もマッチしている)。

「クリスタルのある洞窟」は最初の徐々に盛り上がるイントロと、トレモロ(でいいんだっけ、アクションゲームで残りライフを得点にかえる音みたいな、「カナカナ」って音のする奏法)の所がいいです。

「バトル1」はノイズを使ったパーカッションが安っぽい気がするけどなんか好きです。

「オープニング・テーマ」(FF1の橋をわたるときにも流れるおなじみのやつ)のイントロのゆったりしてるのがいいです。

「故郷の街ウル」は、ホントに故郷って感じのゆったりさと懐かしさがいいです(って、アレンジCD聞いてたときはどこの曲だか忘れてたけど)。

メインともいえる「悠久の風」(フィールドマップの音楽)だけど、主旋律のゆったりしてるメロディーや、「てれれれれ」って感じの副旋律(なんか安っぽいけど)がFF3の記憶とともに、ばっちり脳味噌にきざまれてます。

「小人の村のトーザス」の陽気な音楽が、なんかファンタジーだなーって感じでFFの本領発揮って感じです。

「エンタープライス海を行く」はサーっていう波の音と相まって、ホントに海の上を走っているような壮快感があります。

「古代人の村」は気だるい休日の午後という雰囲気がいいです。

「チョコボのテーマ」は「チョッコボー チョコボ チョッコッボー」てホントに歌いたくなるノリのよさがいいです。

「ギザールの野菜」はユーモラスなメロディーが、うろうろしてる羊って感じでいいです。

「バトル2」も、「バトル1」と同じくノイズを使ったパーカッションが妙なノリでいいです。

「レクイエム」はゆったりしてて、あんまり悲壮感が無くて、なんか終わっちゃったって感じです。

「エンタープライズ空を飛ぶ」はプロペラ音と相まった、比類無きスピード感がいいです。

「果てしなき大海原」は透明感あふれる音色を、もの悲しいメロディーが、いきなりの大海原の上を途方もなく飛んでる感じがいいです。

「水の巫女エリア」はゆったりしたメロディーの中に、もの悲しさと、はかなさが入り交じっていて、ゲーム時間で1時間で出会って死んじゃうエリアって感じですごくいいです。

「アムルの街」も、ゆったりした感じがいいです。

「隠れ村ファルガバード」も、あのなんとも言えないもの悲しさがいいです。

「潜水艇ノーチラス」もあの、ゆったりした感じが、珊瑚礁や、魚群を思い起こさせていいです。

「ドーガとウネの館」は、イントロの「カンカンカン」って音と、幻想的なメロディーが、ファンタジーって感じでいいです。

「ノアのリュート」は、あのひらりひらりした幻想的な音色が聞いている人の心をどっかさらっていく感じがいいです。弦楽器の音色じゃないけど。

「巨大戦艦インビンシブル」はエンジン音と相まって力強さを感じさせます。

「闇のクリスタル」は広大な闇の世界の広がりを、セーブできない不安とともに感じさせてくれます。

「最後の死闘」はイントロの「デレデレ」ってとことパーカッションが、波動砲を準備する暗闇の雲の不気味な沈黙って感じでいいです。

「エンディング・テーマ」は最初の星空にクリスタルからのメッセージが浮かんでるところのゆったりしたメロディーがいいし、みんなを飛空艇で送ってるとこの、「巨大戦艦インビンシブル」のアレンジがめでたしめでたしな感じとちょっと寂しいって感じでいいし、輝きが世界を照らしてるとこの「プレリュード」のアレンジのフェードインから、「カッカカカカカカッカッカー」ってノリのいいパーカッションにのってスタッフスクレジットの、冒険も終わりだなって感じのちょっとせつないメロディーにのって、FINの文字のところできちんとまとまるって流れがすごくいいです。

とりあえず、まとめると、ゆったりしたメロディー(ところで何回ゆったりって単語を使った?)がファミコンの音色にあっていて、あと、街の音楽がどれもいいってとこでしょうか(なんかしょうもないレビューになったな)。

ドラえもん(ハドソン)

ドラえもんのゲームっていろいろあるけど、ファミコン版で一番最初にでたやつです。

とりあえず、魔境編の2面の音楽についてだけ。

最初のところは、ぶきみで、おどろおどろしいけど、なんか透明感があって結構いい感じ。あと、サビのところのが、なんか独特の音色で、かなり盛り上がって、すごくいい感じです。(って、曲を知ってる人しかわからないな。どれくらいの人がわかるんだろ)

とりあえず、魔境編ではスタートボタンでポーズをかけた状態で、もう一度スタートボタンを押してポーズを解除するとき、そのままスタートボタンを押しっぱなしにすれば、ポーズをかけた状態で曲を聴くことができます(当時よくこれで聴いてたな)。

スーパーゼビウス ガンプの謎 (ナムコ)

ゼビウスの曲は誰でも知ってるぐらい有名で、

「てーって、てれてれっててれってー、てれて、てーっててれてれって、てれってー」ってイントロから、

「てれてれてれてれ」の無限ループってのが、脳味噌に刻まれてると思います。

で、ガンプの謎の方は、イントロの方が

「てー、てれれれれれ、てーれっててれ、てー、てれれれれれ、れーてってー」という別物になってます(って文字で書いたんじゃわかんないか)。

でも、これがうまく「てれてれてれてれ」に自然につながってます。ホントに、聴いてて前作のイントロの先入観との違和感を全く感じさせずに、前作もこうだったけって思わせるほどに当然のように。

続編のBGMはこうありたいなって感じですね。ゲームの方の謎はだめだったけど。

悪魔城ドラキュラX 血の輪廻(コナミ)

関連CD

コナミのPCエンジンオリジナルのゲームだけど、音楽の方CD-ROMの本領発揮って感じです。

「鎮魂歌」(ネームエントリーBGM)だけど、なんか本物です。魂の領域に入ってきてます。あの透き通るような女性のコーラスが。なんか本当に背筋がぞくぞくしてきます。

「乾坤の血族」(1ステージ(廃墟の村)BGM)だけど、古川もとあきさんのハードにロックなギターが萌え萌え燃え燃えって感じです。っていうか、生まれ故郷も燃えてるんだけど。

「Vampire Killer」(2ステージ表面(悪魔城入り口)BGM)は、初代ドラキュラの1ステージBGMのアレンジです。CDの本領発揮って感じのゴージャスな感じです。でもちょっと懐かしさみたいのが感じられないんだけど。

「血の涙」(3ステージ表面(礼拝堂)BGM)は、ドラキュラIIの昼の道のBGMのアレンジで、パイプオルガンの音が神々しいっていうかステンドグラスが似合うって感じけど、ノリのいいドラムの音が戦いの場を表してるって感じです。

「Beginning」(4ステージ表面(悪魔城内通路)BGM)って、ぜんぜん始まりじゃないけど、悪魔城伝説の1ステージBGMのアレンジです。ってなんか不気味な感じになっちゃってるけど、まあそういうステージだからしょうがないか。

「幽霊船の絵」(5ステージ表面)は、木琴のきらきらした感じとか、ノリのいいドラムとか結構いい感じです。

「獄幻界乱舞」(ボスのテーマ)と「幻想的舞曲」(ドラキュラのテーマ)だけど、大迫力って感じです。この張りのあるブラスとかはスーファミあたりの内蔵音源じゃちょっと無理でしょ。RSS(Roland Sound Space)方式の立体音響効果をばっちり生かして聴けばすごい迫力なんだろうなあ。へっぽこな環境で聴いてるからよくわかんないけど(←だめじゃん)。

ゲーム自体もいいけど、BGMもいいので、それ目当てで買ってもいいかも(っていうほど簡単には手に入らないけど)。

バンパイアキラー(コナミ)

関連CD

PCエンジンのドラキュラXに大満足だったんで、このゲームはノーチェックだったんだけど、プレステのドラキュラXのおまけのCDの「Dracula 〜Music Collection〜」を聞いたら、「THEME OF SIMON」になんか一目惚れしてしまいました。

で、なんとかバンパイアキラーのサントラをゲットしたんだけど、やったことが無いゲームのBGMを聴くのは私のポリシーに反するというか、絵が浮かんでこないっていうか、シンクロ率低下って感じなので、どうしてもゲームもやらなくちゃってことで、自分とこのページで募集をして、なんとか無事譲ってもらえました。

あ、なんかサントラCDの方が音の出がいいので(うちの初代メガドラがだめなのかな?)、そっちの方を中心にレビューます(って邪道かな)。

 

「THE BEATING IN THE DARKNESS」(タイトルBGM)は、血みどろの戦いが始まるって感じですね。

「A VISION OF DARK SECRETS」(オープニングデモBGM)は、ひとつの物語が歴史の影でひっそりと始まるというか、サラエボ事件っていうか、そんな感じです。

「BONDS OF BRAVE MEN」(プレイヤーセレクトBGM)は、ちょっと緊迫した雰囲気の中で、たたたたってドラムの音がちょっといいかな。

「ARDUOUS JOURNEY」(マップBGM)はヨーロッパを股にかけた、ちょっと壮大な旅が始まるって感じです。

スタートデモのBGMは、戦いの幕が静かに上がるって感じだけど、最後にちょっとどんでん返しみたいなのがありますね。

「REINCARNATED SOUL」(旧ドラキュラ城)は、華麗というか、優雅というか、そんな感じだけど、たまに入るドラムの音がいいかな。あと、メインテーマとしては密かに印象が薄いかも。っていうか前述の「Dracula 〜Music Collection〜」に収録されてないんですけど。

オーブを取って無敵になったときのBGMは、クラシカルな感じだけど、テンポがすごく早くって、なんか変な感じだけど、とにかく急げってかんじですね。

「THE SINKING OLD SANCTUARY」(ギリシャ神殿)は、地中海の雄大さというか、古代のロマンっていうか、神秘的な感じがします。こっちはちゃんと「Dracula 〜Music Collection〜」に収録されてます。ひそかにこのゲームを代表する曲かも。

「THE DISCOLORED WALL」(ピザの斜塔)は、つかみ所の無い旋律が、不安感を表してるって言うか、縦16ドットラスタスクロールでぐらんぐらんって感じです。あと関係無いけど、ピザの斜塔って、ガガーリンが鉄球の落下実験をしたところですよね?

あと、武器レベルが4になったときは、ファミコンの旧3作のアレンジBGMが流れます(鳴り分けの法則がちょっとわからないけど)。ダメージを受けてレベルが3になるまで流れるので、聴ける期間の分布は指数分布に従うっぽいけど、割と聞き惚れた瞬間にダメージを受けてストップします。

「BEGINNING」は悪魔城伝説からで、割とオリジナルに忠実だけど、たまに入るバスドラムがいいかな。

「BLODDY TEARS」はドラキュラIIからだけど、高周波の嵐って感じです。って言っても、ゲームショウのジャレコのブースで、かないみかと高橋美紀と西原久美子とこおろぎさとみが騒いでいるってんじゃ無くて(当たり前)、あの美しいメロディーが、FM音源の本領発揮って感じのキーンって音色で演奏されてます。かなりいい感じです。

「VAMPIRE KILLER」は初代ドラキュラからで、これも割とオリジナルに忠実だけど、たまに入るぴらりらって高音のフレーズが、こっちはこっちでいいかも。

「AFTER THE GOOD FIGHT」(ゲームオーバーBGM)はおやすみなさいって感じの静かな曲です。

「MYSTERIOUS CURSE」(パスワードBGM)は、きらきらしていて、神秘的というか、幽玄というか、そんな感じの曲です。ってひそかにこのゲームあんまりパスワードの必要性がないから、ゲーム中あんまり聴かない曲なんですけど。

「IRON-BLUE INTENSION」(ドイツ鋼鉄工場)はなんか、優雅なヨーロッパ旅行っていうか、浪漫の風さえ漂ってくる感じの曲です。ベルトコンベアとか歯車とかドイツの科学は世界一ィィィィって感じがぜんぜんしません。

「THE PRAYER OF A TRAGIC QUEEN」(ベルサイユ宮殿)は、クラシカルな感じでホントにシャンデリアがきらびやかな宮殿って感じの優雅な曲です。そういえば当時のベルサイユ宮殿ってトイレが無かったんだっけ(どうでもいい知識)。

「CALLING FROM HEAVEN」(新ドラキュラ城)は、メランコリックなメロディーがなんかいい感じです。イントロのきらきらしたところと、序盤の緩やかに上下に動く旋律とかもいいかな。あんまり最終面って感じがしないけど、まあゲーム自体のほうが、敵の攻撃が激しいとかじゃなくて、ちょっとずれるスクロールとか上下さかさまとか、なんか精神的にくる面構成だから。

「MESSENGER FROM DEVIL」(中ボスBGM)は単調なメロディーだけど、高音部と低音部が交互にくるところが、ヒットアンドアウェイのドラキュラ独特のボス戦って感じかな。

「NOTHING TO LOSE」(ボス前BGM)は初代ドラキュラのドラキュラ前と同じ曲です。っていうか、ノーマルボスのくせに生意気です。

「THE 6 SERVANT OF THE DEVIL」(ノーマルボスBGM)は、キーンっていうのが張り詰めた緊張感がして、テンポアップする小太鼓のリズムが昂揚感を表してて、でれでれでれでれっていう低音と、ぱらりらぱらりらっていう高音のコントラストが不気味さと緊迫感をあらわしてていい感じです。

「THEME OF SIMON」(最終ボス前BGM)は、スーファミ版ドラキュラの1ステージBGM(X68000のBlock8でもいいけど)のアレンジだけど、これがもう最高っていうか、芸術的です。

パイプオルガンチックな音色で演奏されるんだけど、これがわりとメガドラの音源(サントラの方は)にあっていてすごくいい感じです。

で、まずイントロなんですけど、のっけからもうキャッチ・ザ・ハートって感じです。スーファミ版ドラキュラのステージクリアと同じパートですけど、甲高い清らかな音色で、ものすごく神々しいです。

で、そのあとのメインパートと、ひらりらひらりらって感じの神秘的な高音部と重厚な感じの低音部のハーモニーがまた格別です。

後半のパートも、高音部の微妙に聞こえるコーラスっぽいところがいい感じです。

で、最後の締めに、イントロと同じパートがくるんだけど、イントロと音色の順番を変えていてこちらも超最高です。

まあ、ドラキュラ前っていうのはシリーズの伝統的に、敵や障害物がなんにもなくて、ただロウソクでパワーアップするだけのもので数画面しかないから、普通に通りすぎると1コーラス聞き終わる前にドラキュラの前に行っちゃうんですけど。せっかくだから、階段を上り下りしてハートを稼ぎながらゆっくりと聴きましょう。

「THE VAMPIRE'S STOMACH」(最終ボスBGM)は曲名に反して不気味さとかそういうのはなくて、持てる力を全て使ったぶつかり合いって感じかな。

「STAGE CLEAR WITH THE RED CRYSTAL」(パターンクリアBGM)は、一段落ついたっていうより、なんか全てが終わったって感じがします。

「TOGETHER FOREVER」(エンディングデモBGM)は、ドラキュラ城が崩れて宿命の対決が終わったって感じです。

「REQUIEM FOR THE NAMELESS VICTIMS」(スタッフロールBGM)は今までのシリーズと同じくひっそりとした曲です(ドラキュラXのマリアエンディングを除く)。今までのつらかった戦いをそっと回想するって感じです。

 

っていうことで、なんか自慢っぽいだらだらとしたレビューを終了します(って無理して全曲書いたのがバレバレ)。


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