A.異なる種類の時
続けて接種する2種類の予防接種のうち、最初に打つ方が生ワクチンか不活性ワクチンかだけで間隔が決まります。
B.同じ種類の時
(1)三種混合ワクチン
DPT第一期の場合は、1回目と2回目と3回目の間をそれぞれ3週間から8週間あけます。また、3回目と追加の間は1年から1年半の間で接種します。3週間から8週間の間で接種する時、突然の発熱で接種が延期になることも起こりがちなので、できたら早めの時期に接種することをお勧めします。
(2)日本脳炎ワクチン
日本脳炎第1期は、初回に2回の接種を1〜4週間の間隔で行い、終了後約1年で追加接種を行います。1〜4週の間隔の中で、1週間は4週間に比べて追加接種の効果が劣る可能性があります。理想的には3〜4週間後の接種が勧められますが、都合で接種後3〜4週間のころに受けられない場合は、1週間以降に接種しても問題はありません。
(3)ポリオワクチン
2回の接種を6週間以上の間隔で行うことになっています。2回の間隔が離れていても2回服用すれば免疫の獲得には違いはありません。