カベルネ三銃士?

 

 

 

カリフォルニア、オーストラリア、フランスの若いカベルネ・ソーヴィニョン3本ほかを飲む会を銀座の圭角さんのお店で。
まずSPOTTSWOODE 98、ワイナリーから先月届いたばかりですが、非常にエレガントで 滑らかなタンニン。樽のロースト香がやや強いものの、全体のバランスはなかなか良く、非常に優美なミディアム・ボディ。98年というヴィンテージが逆に良い方に働いたのか?
強いだけがナパじゃない、というお手本。

次はオーストラリア代表のNOON Reserve 99。これはまたパワフルなフルボディ。色も非常に 濃い、というよりは真っ黒に近く、グラスの向こうが見えない。ねっとりと甘いベリー系のジャムのような香り。タンニンもまだ荒々しく全体的に落ち着いていない感じ。ちょっと早すぎたか?という感じだったが、時間とともにどんどんまろやかになってきました。
R.パーカー氏は、このカベルネを"a Pauillac from Australia"と評してますが…。

そしてLAFITE 98は、生まれて初めて買った「ボルドーの高いワイン」。NOONに勝るとも劣らない 濃厚さ、力強さ、でもエレガントさもあり、とても美味しい。これの前にNOONを飲んだせいか、 Bryant FamilyというよりはColginのほうが近い感じがする。香りをよく憶えていないのが残念だが、以前グラスで飲んだときのほうが、抜栓して時間が経っていたせいか、香りがもっと華やかだった気もする。

みしゃぱぱのBOLLINGER 85も美味しゅうございました。この季節、泡ものは欠かせませんね。

1.BOLLINGER Grand Annee 85
2.BREWER-CRIFTON Chardonnay Sweeny Canyon 99
3.SPOTTSWOODE Cabernet Sauvignon Napa Valley 98
4.NOON Cabernet Sauvignon Reserve 99
5.CH.LAFITE-ROTHSCHILD 98
6.ARROWOOD Viognier Saralee's Vineyard Select LH 94


2001/06/20