Messorio 98

イタリアンメルローの最高峰との呼び声高いメッソーリオ98が飲めました。
パレオ、スクーリオを造るボルゲリのレ・マッキオーレのメルロー100%の幻のワイン。
アメリカで購入してきてくださった U氏のご厚意で実現しました。
97にする?98にする?それとも2本?と贅沢な希望を聞かれて開かれた会でしたが、今回はパーカーが100点を付けた「恐れ多くも…」という感じの98年に決定。造り手本人が「98のメッソーリオは、今までで最高の出来、これを越すものは今後そうはないだろう」と語ったというまさに逸品とのこと。まずは手に入らないのではと思われるスーパータスカンの怪物ワインでした。(生産量は 98 年で210ケースとのこと:winespectatoe誌より)
題してイタリアンメルローの会。
メッソーリオの他にも、私の大好きなマセートをはじめ5本のメルローが並びました。

Rodano :オープニングの白は、トゥアリータのロダーノ。たしかリースリング系のブレンド。暑い夜に冷えたリースリングはとても心地よい味わいです。
そしてこのあとは、メルローの大競演です。

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Messeto:オルネライアのメルロー、94年です。なんと赤の美しい・・・タンニンが若干あらく感じましたが、濃厚でしかもスマート。酸味が濃厚さに軽さを加えて、エレガントな印象を生んでいるようです。満足のおいしさですが、今日は後が控えている。

Messolio:色はどっぶりと濃い。粘性があって、いかにも強力。肥沃な土地で充分に育った、スケールの大きい、熱いワインという感じです。口に含むと炸裂する果実味。メルローを感じる鉄分とミネラルの味わい。メルローにはレバーじゃない?というJ氏のレバー焼きを少々いただく。とてもすんなり溶け合うマリアージュです。いやはや、強力。これってワイン?濃縮エキスのよう。飲んでいるうちに、糖、黒蜜の香りもして、パワーの中にも気品がある。きれいな抽出、ブライアントの97に似ているという意見も出て、100点ワインにひれ伏したのでした。

Millanni:このスタイリッシュなボトル。スーパートスカーナらしいです。飲んでみると、ボルドー?それも、サンテステフ…コスっぽいの意見も。色に輝きがあり、若々しさとまったりさが混ざっている。ヨーグルト、ミルキー、MLFと呪文のように称えたJさんは「シュルマチュリテ…」とつぶやく。ふむふむ。しっかり乳酸発酵が進んでいるということですね。


Rubino: 酸味がシャープ。なにぶん大物のあとなので不利です。La Palazzola Grulli Rubino
Montiano:トスカーナではないのですがメルローで、イタリアを感じます。Falesco Rosso Lazio 

 

このあたりの時間になっても、メッソーリオは、グラスの中でむせかえるほどの強いパワーを放っています。
ボルゲリ→肥沃な土地→濃厚な果実味、の期待を遙かに越えたところのパワーで、
ぶどうが濃くてパワフルなため、新樽に入れても数ヶ月で樽の成分を使い果たしてしまい、
さらに別の新樽でラッキングするとのこと。正に怪物くんですね。おおらかで強い。

wine list


Lodano 00
Masseto 94
Messorio 98
Millanni 96
Rubino 97
Montiano 97
Vin Santo San Giusto a Rentennano 93


Uさん、アレンジありがとうございました。
一緒に飲んでくれた皆さま、ありがとう。
Junkoさん、写真ありがとう。

 

飲んだ日 2002/7/12
スコア 20/20