ZIND HUMBRECHT

 

おいしいワインにはおいしい料理がつきものですが、この日はすべてがコルドン・ブルー仕込み、YAMANEっち+フランスチームの手作りです。サロン・アプレミディ開校祝いのパーティー。ガスパッチョ、タコのマリネ、きのこのマリネ、鰯のオーブン焼き、エスカルゴ、アボガドのサラダ、スペアリブ、チキンのクリーム煮、カツオのたたき、ナスとチーズのオーブン焼きなどなど。パンも全部がお手製です。オリーブパン、ポンデケージョ、フランスパン。家でパンを焼くとほんとうに幸せの香りがしますね。

 

  

さて、ワインの方はみんなで持ち寄りで飲みましたが、上の写真はアルザスワイン。ツイント・ウンブレヒト、リースリングのVT(ヴァンダンジュ・タルディブ)、遅摘みですね、ビンテージは1989年です。アルザス地方のグランクリュはリースリング、ピノグリ、ゲベルツトラミネール、ミュスカの4品種。どれも香り高く、厚みも酸もどっしりしています。ボルドーやブルゴーニュの陰に隠れてとかく軽くみられがちですが、どうしてどうして、一度はまると目が離せなくなります。ツイント・ウンブレヒトはアルザスの偉大な作り手。VTやSGN(セレクション・グラン・ノーブル、さらに粒より遅摘み、作柄のよい年のみ作られます)でなくてもしっかり濃くて飲み応え充分です。これはタローさんがワイナリーで手に入れた一本で、糖度が高く味わいも格別。作り手の情熱と気合いを感じるすばらしいワインです。

   

 

VTは甘いのでデザートの近くで飲むのがいい。この日のデザート。ホワイトチョコのムース、ブラウニー、クリームブビュレ、チョコレートケーキなどなど。これも全部手作りでした。YAMANEちゃん、すばらしいです、ありがとう。

飲んだ日 1999/9/4
スコア 19/20

 

ZIND HUMBRECHT Clos Hauseren Riesling Vendange Tardive 1989 フランス・アルザス地方 甘口白ワイン