Diamond Creek & Groth Reserve

カリフォルニア大会をもっと詳しくとのリクエストがありましたので、California Again です。まずは写真左のDiamond Creek。カリフォルニアで最も高価なワインの一つで、噂ではなんと一本250ドルとか。生産量は3000ケースとのことですが、Gravelly Meadow Lake blendは中でも超レアもの。んなものを飲むなんてバチあたりですねえ。ヴィンテージは1992年で飲み頃に入り始めているところ。完熟プラムの風味と樽の香りで余韻が長いです。続けて右はGroth(グロス) Reserve 1995年。生産量が少ないのでこれもまた入手困難なワインです。どっしりしたクラシックなスタイルで、濃厚で極めてパワフル。並外れたカベルネでした。ガツンと大脳直撃型。骨太です。Cali-Cab は早くからも飲めておいしく、ボルドーのようにドライではないですものね。これはグリルやナチュラルに素材を生かすアメリカンキュイジーヌと煮込んだりソースをふんだんに使うフレンチとの違いからも想像できるわけで。やはりワインはその土地の食事にあっているというのが私の感想。 

   

 左はMERRYVALE。大好きなワインです。エチケットのVカットがかっこいいですねー。これはOAKVILLE GRADE。メリーヴェイルは現在この畑を既に手放していて、今はハーランエステイトの畑となっているそうです。マッキー曰く、博物館入りさせたい位のワインとか。酸もしっかり。1988年ですっきりとこなれた感じで飲み頃になっていました。そしてご存知、OPUS ONE とOverture。何といっても夢の実現の物語を持つワインですから、いつ飲んでもそのロマンが漂います。エレガントでデリケートでなめらか。しかも凝縮感があるすばらしい作品です。ワイナリーでしか手に入らないというOvertureもなかなか堂々としています。 SMAPにたとえるとOPUS ONE は木村拓也サンですね。甘くきれいで、難点がない。Merryvalleはゴロウちゃんでしょう。Diamond Creek は草薙君。とするとOvertureは滝沢くんですか・・・。
私はあとアロウホとダラ・ヴァレのマヤとハーラン飲んだら、思い残すことはないですね。

飲んだ日 1999/8/15
スコア 19/20