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この日はマルティネリ1999の水平大会。マルティネリファンのTomo さんのアレンジで実現しました。
まずはラインナップ。1 Sauvinigon Blanc 1999
2 Chardonnay (Gold Ridge)1999
3 Chardonnay(Wooseley)1999
4 Pinot Noir(3 Coltes)1999
5 Pinot Noir(Martinelli Vinyard,Reserve)1999
6 Zinfandel(Jackass)1999
7 Zinfandel(Giuseppe & Luisa)1999
8 Muscat Alexandria 1999
最初のソービニオン。アルコール度は13.7%と真夏の太陽にも負けない強さです。 レモングラス、ハーブの香りが印象的なおいしいワインです。
シャルドネ2本はどちらも重量級。リンゴ、オレンジ、はちみつの香りから次第にナッツ、アーモンドの香りもして、オイリーなニュアンス。樽がばっちり効いたカリフォルニアらしい、文句なしの豊潤なスタイルです。チーズにそえたドライマンゴによく合います。ヘレン・ターリー作です。
ピノノワール。3Coltsはレアアイテム。アルコール度は15.1。しかも99年とは思えない熟成の色合い。茶色がかって濁りもあり、複雑で飲みごたえ充分。
続くマルティネリ・ビンヤードはイチゴ、プラムから黒い果実、ドライプルーンの香り。より複雑な要素を持ちながらなめらかな大人の味を出し、明解で、素直に迷いのない、おいしさ。完成された味わいでした。Hanakuroさん曰く、カリピノの良さが凝縮されたいいワイン!とのこと。同感。実に「気持ちのいい」おいしさです。
どちらも紅茶の葉の香りがするワインでした。
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さてお待ちかねのジンファンデルです。
ジャッカスビンヤードは、tomoさんのお気に入り。Tシャツもジャッカスで登場です。
いかにもすくすく育ったおおらかでのびやかで自然体、といった味わい。アルコール度は17%と育ちすぎ?かと思う濃さ。果実まるかじり系の噛んで飲めそうなワインです。
ちょっとチャイナを思わせるカラフルでユニークなエチケットの「ジュセッペ&ルイーザ」は、ジャッカスのクローンを植えた畑で、ブドウ栽培の創始者夫妻の名前を冠したワインです。
クラクラする程甘く濃く、凝縮感があり、アマローネのような味わいを感じさせる。最近アマローネにはまっているというまゆさんお気に入りのワインです。スパイスの香りと同時になぜかローヌ系の香りを感じました。
マルティネリというとこのエチケットを思い出す方も多いのでは?カリフォルニアならではの、元気で飛び抜けたECLATなデザイン、と言えませんか。
最後はとろ〜りマスカットの香り。デザートに合わせて楽しみます。
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この日はお料理もまた豪華。
R氏渾身の夏メニュー。
マリネアンサラダ、ウナギのゼリー寄せなど。メインはポーク肩ロースブロック肉のオレンジマーマレード焼き。味の決め手はグランマニエ。ローズマリーをたっぷり添えて香り高い。ますます腕をあげてしまうR 氏です
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さらにワルン・ロティさん作のぶどうの酵母、岩手産の小雪という小麦、クリスマス島の塩を使ったというこだわりのパン。無花果(いちじく、ですね)入り、ルヴァン、オレンジのブリオッシュ、大変おいしいです。
最後のおまけに飲んだのはカリフォルニアのサンジョベーゼ、といえば、そう、ダラヴァッレ。ピエトロ・ロッソ97年でした。
たっぷりな夜でした。
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●飲んだ日 2001/8/4 ●スコア 18/20