GRACE FAMILY

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憧れの「グレースファミリー」に出会えた夜です。カリフォルニア好きの私としては、このところ、身に余る豪華なワイン体験が続きうれしいの一言。
 まずはルッコラと海老のサラダ仕立て、ゴマをまぶした前菜にガーギッチヒルズのシャルドネ。95年です。色は輝きのある黄金色。甘くとろんとした南のフルーツの香りと味わい。やわらかく、なめらかな広がりで樽の香りも強すぎず、軽すぎず、完璧なカリフォルニアの上質なシャルドネ。ソフトな酸味が心地いい。これは皆様!おすすめの一本です。

赤に移って、今回LAで買ってきたWilliams&Selyemです。1992年。20-20のボブのおすすめ。ナーイスじゃない!とみんなが誉めてくれました。とてもとても甘い香り。イチゴジャムとチェリーとブラックカレント。酸味はソフトでうまみもたっぷり。8年経過でまさに飲み頃。カリフォルニアではあるけど、うん、ブルゴーニュの気分もある。そう、ヴォーヌ・ロマネかセラファンのジュヴレ・シャンベルタン。これ、私のスコアは20/20です。ピノノワールの傑作。すばらしい。お料理はあつあつのカネロニに。続いてワインはアラウホです。今回はシラー。ローヌ氏のおすすめ。すみれとコショーの香り、でもエレガントでやわらかい。spicy but soft。ローヌのシラーとちょっとちがってまろやかでした。「さすがよく造っている」とは持ち主の言葉。おいしいです。
 そしてメインディッシュのお肉には、なんと、ダラヴァッレ1990です。いやー、うれしい。力をすっと抜いた感じのすっきりした味わい。果実味と軽い熟成感があるけど、基本的にすらっとしてシンプル。これがダラヴァッレでしたか!初めてのみましたが、私好みのSPOTTSWOODEやMORAGAと違う、すっきり系です。でもバランスのよさにうっとり。陰を支えるsutructureの凛とした強さを感じました。ワインだけで、ゆっくりのみたいおいしさでした。

 

そしてラストにグレースファミリー。LUCEやQUINTESSAのようなほっそりとした背の高いボトル。しかもエチケットは紙ではなく、直に文字の刷り込みでかっこいい。bottle持って帰りました。生産量は年間500ケースのみ。入手困難なレアワインです。ビンテージが1996年と若いので、ソムリエ役がデキャンタをして更に振る!振る!とにかく生のぶどうそのままのようなフレッシュ感。しかし、グラスに長い足。グリセリンのように粘る濃さがあります。ういういしいく、強くいかにも「Graceなファミリー」の作品です。ちかじかオーナーが来日されるのですよね。そして余韻が長い。「ポテンシャル高いねえ」とは持ち主の言葉。提供していただいてほんとありがとう。カリフォルニアワインの最高峰を、無類のカリフォルニア好きと楽しめてほんとに幸せでした。

Grace Family 1996
Grace Family Vinyard 29
Tom Paine and Teresa Norton's
gently sloping hillside north on St.Helena.
Grace Family budwood
22 months in French oak
NAPA VALLEY CABERNET SAUVIGNON

Grgich Hills CH 1995 19.5/20
Willams & Selyem PN 1992 Russian River Valley 20/20
Araujo Syrah 1996 19/21
Dalla Vally CS 1990 19.9/20
Grace Family Vinyard 29 CS 1996
NAVARRO Vinyards Gewurztraminer Anderson Valley 1997
   

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飲んだ日 2000/1/28
スコア 18.5/20