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この日もまた、ALL CALIFORNIAで決めています。
ZOUKさんのセレクトで、見逃せないコアラインナップとなっています。私も教わることばかり。ではこの日のワインリスト。ご覧下さい。
1 GARRY FARRELL Chardonnay Russian River Vally Rochioli Vinyards 1997
2 DEHLINGER Chardonnay Late Bottled Reserve Russian River Vally 1997
3 ROCHIORI Pinot Noir Russian River Vally Reserve 1991
4 CROKER & STARR Cabernet Franc Napa Valley 1997
5 KONGSGAARD Merlot Napa Valley 1997
6 MATANZAS CREEK Merlot Sonoma Valley "Journey" 1994
7 DASHE CELLARS Russian River Valley Late Harvest Zinfandel 1997
ゲリー・ファレルからスタートなんて贅沢です。PNを飲んだばかりの私ですが、続いてCHに出会えました。ロッキオーリの名前が光る!光る!ロッキオーリ家の畑のぶどうはマニア垂涎の代物。ゲリー・ファレルはここのぶどうを買い付けてソノマのDavid Bynum Winary(自分がワインメーカーをしている)の醸造設備を借りて自分のワインを作っているんだそうです。たっぷり熟した香りで、Buttery but fresh. わずか646ケースの生産だそう。手応えたっぷり、パワーのある意欲的なシャルドネと感じました。
DEHLINGERも知る人ぞ知る、リリースと同時に瞬時に予約だけですべて売り切れてしまうワインだそう。 Late Bottled Reserveはこの1997年がファーストビンテージでKISTLERのクローンのぶどうから作られているそうです。Kistlerのクローンだなんて、かわいいなあ。If you see Dehlinger's name on a wine bottle,buy it! これがワインスペクターのアドバイス。そうしましょ!ゲリーファレルと違ってクールビューティーともいうべき気品高い造り。これが噂のデリンジャーでしたか!
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ロッキオーリ家はロシアンリバーでぶどうを作りはじめて高品質のワインを作り続けています。William &SelyemやGARRY FARRELLにもぶどうを提供しており、Rochioli Vinyardsと書かれているのは,それぞれのナンバーワンブランドのワイン。ワインスペクターで5つ星と言えば、この名前がずらずら。知ってる人はかなりのマニアでしょう。ロッキオーリ、憧れの響きですね。しかもリザーブ。すっきりとsharp で、バランスがよく、絶妙な味わい。料理に合わせるにはセンシティブすぎるので、静かにワインだけで味わいたいと思いました。150ケースの生産。う〜ん。めったに飲めるもんじゃありません。zouk さん、昨年、SFOで求めたものだそうですが貴重なワインをありがとうございます。
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次の赤3本もすごい。 CROKER & STARR。 KONGSGAARD。 MATANZAS CREEK Journeyです。
写真右、CROKER & STARRは、スポッツウッドでワインメーカーだったパム・スター女史が実業家のクロッカーと共同で作った新しいワイナリーとか。フラン83%とCS17%となっています。こく甘く、青味の香り。若さと強さがいっぱいの満足、満足のワインです。
写真左のコングスガード。これもまた!!!のワイン。先日当BBS で絶賛されていましたシャルドネは初リリースでワインスペクターでいきなり5つ星。今日はわずか125ケースのみという生産のメルローです。おそらく日本には2本しかないとか?あと一本はどこに?エチケットはこれ、シャルドネも同じデザインだそう。目立つからすぐわかるね。 シラーが25%ブレンドされていて、スパイシーな胡椒の香りがします。ローヌのシラーとアメリカのシラーは違う。インパクトの強いワインでした。
最後は真ん中。MATANZAS CREEK。メルローの専門家だそうで、Journeyはそのトップブランド。「カリフォルニアのペトリュス」だそうです。ピンクのエチケットで一本一本金の紐で飾られ、ボトルの重いこと。今飲んでもおいしい、5年後飲んでもまたおいしいがみんなの意見。きれいなバランスですが、酸味もしっかり、どれも、めったに飲めるもんじゃありませんシリーズの極みでした。
最後、Zinfandelのレイトハーベスト、めずらしいですね。もとリッジのリットンスプリングスのワインメーカー、マイケル・ダッシェ氏が1996に開設したワイナリーだそうで…リッジのリットンスプリングスといえば、ジンファンデル!というわけで、こちらもジンファンデルメインのワイナリーです。97年は残暑が厳しかったため、10月末の収穫が可能になり、このような極上のデザートワインができたということですが、150ケースだけの生産。この日のいちばんのお気に入り。これを最後に飲むなんて、幸せものです。
珍しいワインばかりで、すっかり説明調になってしまいましたが、これは説明しないとね。情報は全部ZOUK さんにいただきました。ほんとありがとうございました。
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