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ムルソーシャルムといえば泣く子も黙るブルゴーニュの銘酒。この日は記念すべきコントラフォンの91年です。ラフォンはシャルム、と言われるほどのワインファン垂涎の逸品。香りは甘く、後味にバニラ。ミネラル分たっぷりでワックスでうっすらコーティングされたようななめらかさ。そして熟成した味わいです。ノンフィルターで、オリのような、うすいもずくのようなプユプユがあります。熟成シャルドネの本領発揮。
やっぱり、ブルゴーニュはすばらしいわあ、と一同感激。でもこんなワインはそうそう飲めません。心して飲まなくては・・・。この日はラフォン好きのF氏も参加。一緒にコシュドリも飲んでますが、どちらがお好きなのかな?
そして先日のカリフォルニア会で FLOWERSを飲んだ時、ラフォンのムルソーに似ている!との意見が出ましたが、なるほどね。ビンテージが違うので経験の少ない私にはコメントできませんが、大切に味わいたい格調高い名品、といった味わいとスタイルには共通するものがありました。
ムルソー好き絶賛のワインです。
この日のブルゴーニュ。
1. Macon Clesse Quintaine 1997 Guillemot Michel
2. Meursaut Charmes 1991 Comtes Lafon
3. Echezeaux 1993 Dujac
4. Nuits Saint Georges Bouslot 1990 Faiveley
5. Gevrey Chambertin 1er Cru 1996 Claude Dugat
6. Gevrey Chambertin Les Combottes 1994 Leroy
7 .Pacherenc du Vic Bill Saint Martin 1995 Moelleux 甘口です。
左のマコンはマコンの高級品。カンテーヌという村の小さなドメーヌで、収穫は毎年近隣のドメーヌより数週間も遅れて手摘みで行うとのことで、まさに「手塩にかけて作った」マコン。完熟したぶどうからくる濃厚な果実味とリッチなボディはマコンとは思えないほど。これはミシャパパおすすめ。とっておきのマコンです。4月にはこの95年を飲みました。
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Dujacのエシェゾーは香り深くしずか、バランス、やわらかさ、まろやかさが人気のとてもソフトなワインです。Gevrey Chambertinの2本は、どちらも華やかでしっかり。ブルゴーニュの花!ですね。やっぱりGevrey Chambertin って。96のブルゴーニュはどれを飲んでも満足!の年らしく、Dugat の96年も果実味、酸味、ストラクチャーなどすべての要素がしっかりで、飲みごたえ充分です。ルロアは580本生産のウチの244本目との記載があるレアもの。声ならソプラノ、トーンが高い!との意見が出ました。なるほどね。5年くらい置いてからがまたよさそう。王道を行く自信にあふれたすばらしいワインでした。
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4月にもしっかりブルゴーニュを飲んでいる私たちのチーム。
遅くなりましたが、簡単なレポートです。
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1. Macon Clesse Quintaine 1995 Guillemot Michel
2. Haute Contes de Nuits Blanc 1993 Jayer Gilles
3. Morey Saint Denis 1er Cru VV 1997 Hubert Lignier
4. Echezeaux 1997 Emmanuel Rouget
5. Clos de Vougeot'Musigni'1992 Gros F & S
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ブルゴーニュの巨匠たちで、ユベール・リニエのクロ・ド・ラ・ロッシュは大変な人気でしたが、このモレ・サン・ドニも毎年高い評価を得ています。濃厚な果実味があり、力強く圧倒的なパワーを見せるワイン。余韻はシャープで長く、黒いベリーの香り漂う大人の味わいです。
エマニュエル・ルージェはブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエの甥。グロは引退したヴォーヌ・ロマネの名手ジャン・グロの次男と、DeepなDeepなブルゴーニュに足を踏み入れた満足、満足の会でした。
4月のアレンジはMisia Papa。7月のアレンジはMisia & Rhoneでした。ありがとう。
レ・クリスタリーヌの光りのデザート。
なんでしょう、これって・・・
フカンでとったクリームブリュレなんです。
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