Billecart-Salmon 1995 

シャンパン、おいしいですね〜。なんといっても、シャンパン!というだけで心が浮き立つのはなぜでしょうか。ワインは健康のために、シャンパンは幸せのために、という言葉があります。食事をシャンパンでスタート出来るというのはやっぱり、最高に幸せなこと。
で、この日はこのシャンパン。
Billecart-Salmon。しかもBlanc de Blanc 1995 でした。


ふるやんのお薦めで昨年ランスの街のワインショップで購入。半年間旅の疲れをいやしていましたが、この日にOPEN。一緒にのんだI Tさん(弟さん)がoh!まさか!ととても喜んでくれた…。
買ってきてよかったあ。わかってくれる人がいるというのはとても幸せ。Billecart-Salmonも喜んでると思います。

Verget のオーナーのギュファン・エイネン氏も、シャンパンならBillecart-Salmonが好きという記事を見ました。無人島に一本だけ持っていくなら、シャンパーニュで、Krugやボランジェ、ジャクソン、ゴッセ、アラン・ロベールも好きだが、これまでで最高の一本はBillecart-Salmon、スペシャルキュベ1990 だそうで。うーん。これがブルゴーニュ白づくりのスーパースターのお気に入りだったとは・・・。
エチケットはクラシックで美しく、さすが1818年創業のメゾンです。こんなのがゴロゴロしているというところがフランスはすごいなあ。

私にとってはじめてのBillecart-Salmonは、酸味がしゃきっと際だった、香りの強いはっきりしたシャンパンでした。 グラスに注いでいるうちから、プーンと華やかに香りがただよい、いかにも、凝縮した個性を彷彿とさせてくれる。色合いはオレンジがかった輝きの黄色で、泡立ちは細く強い。絹糸をピーンと張ったような緊張感。みんなを笑顔にさせるシャンパン。sensible but powerfulという、2つの違う印象を同時に感じさせる、とても飲みごたえのあるシャンパンでした。忘れられない一本になりました。

この日のワイン。
1 Billecart-Salmon Blanc de Blanc 1995
2 Bourgogne Claude DUGAT 1999
3 Havens Syrah Carneros 1996
4 Garry Farrell Pino Noir Russian River Valley 1996
5 Garry Farrell Encounter Pine Mountain Sonoma County 1997
6 Chateauneaf de Pape Le Clos de Caillou Reserve 1998 Non Filter

 



 

Garry FarrellのENCOUNTERはすばらしく充実した味わい。Tomo さん、ありがとう。かみしめて飲みたい貴重なワインでした。もちろんピノも、いちごの香りがたちのぼる果実味たっぷりのうれしい味。でも、今日のヒットはClaude DUGATのBourgogne。 AC Bourgogneにして厚みと複雑さがしっかりと感じられる。このドメーヌの人気のほどがわかります。
CNPはR氏おすすめ、南ローヌの最近の最良年98で、とてもとてもおいしいものでした。


 

 

 


では幸せに乾杯。


  
飲んだ日 2001/5/3
スコア 19/20