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Yoen
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3/18

上海観光、次なるポイントは租界地区、新天地、豫園。
「新天地」は前回、通いつめた(笑)「上海の代官山」ともいわれる区画整理された観光地区。ブティック、カフェ、茶館、レストランが集まって、海外からの観光客ばかりでなく、国内からの旅行者も多く、若い人たちの憧れの場所とのこと。オリジナル小物やファッショングッズのブティック「アナベル・リー」は、値段は高いけど、絹製品、アクセサリー、バッグなど、デザインもよくて、東京ブランドにも負けない。今回、うぐいす色のリバーシブルのマフラーを購入。表が無地のウール、裏がストライプのチャイナシルクで使い勝手もいい。繊細な透かし彫刻を施した翡翠のチャームも注目です。
「百草伝奇」は薬膳、漢方、ハーブなどのヘルシーダイニング&カフェ。女性誌などで紹介されているので、日本人観光客も多いのでしょうね。日本語のメニューもありました。

 

「豫園」はじっくり見れば一日がかり。明代江南地方の特徴的な楼閣、庭園、池など歴史的な建築文化を楽しめるそうだが、とにかく人が多い。併設されている「豫園商城」は、東京なら浅草か上野といった雰囲気で、新天地と正反対。いつも観光客でごった返しているそうだが、さすが中国、なんでこんなに人がいるの?!とあきれる人出。湖心亭を渡る橋には人があふれ、よく橋が落ちないなと思うほど。ま、東京でも渋谷ハチ公前ならいつもこんなものですが…。漢方薬、おみやげ、お菓子、小吃、お茶専門店、ぼんぼりや飾り物、食器や雑貨、チャイナドレス、カンフースーツ…スターバックスもめざとく進出しています。ここではお約束の小籠包。有名な「南翔饅頭店」は1階がテイクアウト専門。2階3階と上へ行くほど値段が上がりキレイになりますが、とにかくすごい人。食欲のかたまりのような人混みに負けて、隣の「緑波楼」へ。こちらはクリントン元大統領も訪れたという上品な上海料理の名店とかで、やさしいおいしさでした。

 

上海観光もうひとつの目玉は「上海雑伎団」。
ポートマン・リッツ・カールトンのある上海商城の中に劇場があり、とても便利。毎夜19:30から上演しているそうで、とってもらった席は前から2列目。新体操風のアクロバット有り、一枚の絹の帯を手首に巻いただけで、空中を舞い飛ぶ男女有り。命綱もなしで客席の上をかすめて飛んでくるので、ひゃー、わぁー、えーっ!ウッソー!と思わず声が出てしまいます。こちらは悲恋をイメージする音楽と演技でドラマ仕立て。人間シーソーといい、たくさんのろうそくを灯した燭台を両手両足はおろか、頭にのせて口にもくわえてお腹の一点でバランスをとるという女性芸人といい、椅子をつかった人間ピラミッドといい、下で支える人の筋肉がブルブルふるえているのも間近に見え、手に汗握るハラハラの連続です。これでもか、これでもか、という超人間技ばかりで、ほんと限度を知らない国、というか(笑)・・・どっと疲れます。でも150元で楽しめる最高のエンターティメント。華やかなステージで、やはり観光客必見ですよ。(チケットは席によって100元〜200元ほど。よい席は要予約です)

 

 

Grand Hyatt、朝食は54階のカフェテリアで。サービスもきびきびして気持ちいい。