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2006/11/24 (金)

[Vista]ガジェット+WPF

Windows Vista で新たに導入されるサイドバー。
これはWindows XPまでのOSでは追加もできない機能であり、Vistaからの新機能となる。サイドバーではガジェットと呼ばれるミニアプリを常時起動させておく機能だが、Vistaではもう一つ、最初から.NET Framework3.0が組み込まれていて、この機能の中にWPF(Windows Presentation Foundation)というものがある。
これは描画機能をグラフィックボードに任せて高度な描画処理を扱えるようになったAPIである。かつてDirectXを使用して3Dなものをアプリケーションに実装する必要があったが、DirectX APIは高度過ぎてなかなか一般開発には使われることが少なかった。

ガジェットの標準APIはJavaScript+αといったところで、せっかくミニアプリを作れてもフルにVistaの機能が使えないのではもったいないのではと思っていた。これらどちらもVistaでは動作環境がすでに揃っていて、WPFはブラウザで動作可能なものも作れるので、じゃあ<iframe>要素で動くんじゃないかと思っていたがやはり動くようだ。すでに試作してあるものを見つけたので。

GadgetwithWPF.jpg

すでに.NET Framework3.0がインストールされている場合、ブラウザで動作させることができるサンプルはこちら。