●[IE8]互換機能
IE8はCSS2.1に準拠し、HTML5にも一部対応しているという。
しかし新機能や規格対応により既存のWebコンテンツに影響が出てもらってはこまるので、互換機能として旧IEのレンダリングモードを備えている。
しかしレンダリングモードが分かれていてもIE8の既定値がIE8モードなので、既存のWebページを表示したときに切り替えしなければならないのであれば意味がない。
そこで、IE8では下記の3つの方法でレンダリングモードを切り替えることができる。
①DOCTYPE によるモード指定
②METAタグによるモード指定
③HTTPレスポンスヘッダによるモード指定
Webサーバで管理する場合には一括して設定することができます。
しかし新機能や規格対応により既存のWebコンテンツに影響が出てもらってはこまるので、互換機能として旧IEのレンダリングモードを備えている。
レンダリングモード | Quirks モード | IE7 Standards モード | IE8 Standards モード |
---|---|---|---|
互換性 | IE=5 | IE7 | IE8 |
しかしレンダリングモードが分かれていてもIE8の既定値がIE8モードなので、既存のWebページを表示したときに切り替えしなければならないのであれば意味がない。
そこで、IE8では下記の3つの方法でレンダリングモードを切り替えることができる。
①DOCTYPE によるモード指定
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
DOCTYPE 宣言 | URL 表記の有無 | レンダリングモード |
---|---|---|
DOCTYPE なし | いずれの場合も | Quirksモード |
HTML (Version 指定なし) | Quirksモード | |
HTML2.0 | Quirksモード | |
HTML3.0 | Quirksモード | |
HTML4.0 | IE8 Standardsモード | |
HTML4.0 Frameset | URL あり | IE8 Standardsモード |
URL なし | Quirksモード | |
HTML4.0 Transitional | URL あり | IE8 Standardsモード |
URL なし | Quirksモード | |
HTML4.0 Strict | いずれの場合も | IE8 Standardsモード |
XHTML | IE8 Standardsモード | |
XML | IE8 Standardsモード | |
UnrecongnizedDOCTYPE | IE8 Standardsモード |
②METAタグによるモード指定
<META http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=8">
レンダリングモード | モード値 |
---|---|
Quirks | IE=5 |
IE7 Standards | IE=7 |
IE8 Standards | IE=8 |
最新モード | IE=Edge |
③HTTPレスポンスヘッダによるモード指定
Webサーバで管理する場合には一括して設定することができます。