青：似てないって言われるけど、自分的には近いもの
があると思いますよ。
中：青山さんはご両親でいうと、どちら似なんですか？
青：どっちかなぁ…まあ、僕は父親似で弟は母親に似てる
って、よく親戚の人間は言うんですけど…分かんない
です（苦笑）。
中：弟さんは、やはり兄の影響で音楽を聴き始めたって
感じなんですか？
青：うん。だからアイツはリトル・フィートから洋楽に
入ってるから、変なヤツだよね（笑）。中：でも、離れて住むようになると、だんだん趣味も変わってきて、 青：向こうは（フィル・）スペクターとか、オールディーズっぽいのが好きだったり するから、だからさっき話した山下達郎的な聴き方をするよね。達郎〜大滝詠一 ラインというか。 中：王道ですねぇ。 青：ハイ・ラマズとかも、ずっと先に聴いてたみたいだし。 中：普段会われたりとかは、するんですか？ 青：結構近くに住んでるから。盆と正月にしか会わないなぁ、実家で（笑）。 中：近すぎると逆に会わなくなるもんですかね。 青：それがね、レコード屋とかでバッタリ会ったりするんですよ（苦笑）。 全員：（笑） 青：こないだも、ハース・マルティネスのインストアでバッタリと。 「何やってんの？」って。 今：背格好とかも似てるんですか？ 青：身長とかは向こうの方が高いっすね。ガタイがいいっちゅうか。 体重も10キロくらい負けてます（苦笑）。いや、15キロくらいかな？
（ここで荻原／大石両氏戻る） 荻：風邪気味なのは、もう直ったんですか？ 青：鼻がもう、ね。一年中花粉症状態なんですよ。 で、フレイミング・リップスってサイケなの？（笑） 荻：この前聴かせたじゃないですか。「プリファブ・スプラウトみたい」という名言を 残した。 中：それ、凄い解釈ですね（笑）。 荻：でも、そこから凄いヒントがあったんですよ。今回も、そんな感じ凄くしたし。 中：新しいアルバムは、何か、 青：泣きの、
荻：（プリファブの）パディ・マクアルーンが、後半の
ライブで、こうやって（手を差し伸べる仕草）歌って
て。完璧にそういう感じなんですよ、今の
フレイミング・リップスって。
中：ああ、雑誌で見たことある。
青：何？そういう感じって？
中：シアトリカルっていうんですか？ちょっと芝居がかっ
てるんですよ。感情が異様にこもってるというか。
荻：この２、３年で全く違うバンドになってますね。昔は
４ピースのバンドだったんだけど、今はドラマーいな
いわ、ベースとキーボードだけですよ。青：ドラムいないって、テープってこと？ 荻：そうです。テープでシンクロさせて演奏してる。 中：それで意外と早く終わったんですね（笑）。アドリブ効かないから。 荻：昔はサイケバンドって印象があって、今でもソフトサイケっていう感じはあるけど、 もう全然別のバンドですね。 （この後しばらく、最近の英米音楽話が続く）
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