『SINGS WITH THE BLUEMOUNTAINS』
※発売記念ライブ(1990.5.23)配布パンフレット掲載の
Q&Aから抜粋しました
◯ソロアルバムが出来上がっての感想は?
一聴して地味だったとしてもガマンしてもう1回聴くともう1回
聴きたくなるアルバムになったと思いますです。
◯結構ウマくいったのではないかと思う曲は?
"HOUSE HUSBAND"はさいしょ途方にくれていたわりにはうまくいった。
◯実はマズかったのではないかと感じている曲は?
いろんな曲にいろいろマズいところはありますがしいていえば”ハンク
・ウィルソン〜”のイントロ
◯ジャケットについて...
シンプルで変でインパクトのあるものにしたかった。
マイクのかわりにキュウリっていいでしょ?坂本氏がいい写真とって
くれました。
◯アルバムタイトルについて...
Blue-Mountainsというのは私のデモ・テープ制作のときに使う名前です。
ようするに骨組は自分で演奏するという気合のことですね。
◯コンセプト的なものはあったのですか?
自分の頭の中にあるものをストレートに出したかった。ベースを自分で
プレイするっていうところにその鍵がある。それと1曲を除いて自分の
声しか入ってないのですが私個人をとにかく前に出してしまうという意味で
それもコンセプトだろーか。
◯これからもソロ活動は続けたいですか?もしそうなら、これからは
どんなことがやってみたいと思いますか?
いろいろな表現の仕方があると思うからソロ活動もまたいつかぜひやり
たい。しばらくまたGRANDFATHERSが活発になるだろうけど。今度やるとき
にはもっとじっくり曲作りに取り組んでより自分の力で演奏できるもの
(楽器&楽曲)を増やしたいです。
◯今回のアルバムを作るときの元気の素になった音楽(家)を教えて
下さい。
レニー・クラヴィッツのアルバムを聴いて勇気づけられたかなー。
アル・クーパーなんかもちょうど良く聴いていたけれども歌と演奏の
いきいきとした関係についてなんとなく考えていました。クラヴィッツ
のアルバムにはそういう関係(しかもバンドではなくてワンマン・
レコーディングにおける)が良く表れていました。
◇全曲解説にもどる