【1999.03.13 19:00〜 タワーレコード新宿店7F】 SET LIST 1.IKO IKO IKO(青山さん弾き語り) 2.WHITE STEAM 3.WILD FRIENDS 4.ジェルソミーナ(西村さんソロ曲) 5.BABY FIELDS 6.SLIT NO.1 7.僕は火の車 ■1月から始まったインストアライブも とうとう今回で千秋楽。今回は10箇所 ということで、前作『Ah』の時の倍も イベントやってるんですよね。それの 半分以上(6回)も関東だけで見られた ということを感謝しなければなりません。 なんて、いきなり纏めに入っていますが (苦笑)今回のイベントは再び新宿タワ ーレコード。「大ミニライブ・リターン ズ」どころか、実にスペシャルな夜で ありました。 ■「うわ。何かいっぱいいますね」 それもその筈、今回のイベントでは、元 グラファンの西村哲也さんがゲスト出演 されたのです!!2人が同じステージに 立つのは3年前の再結成ライブ以来で しょうか。別にその間交流がなかった訳 ではないけれど、やはり目前に2人が並ん でいるのを見ると胸にグッと迫るものが あります。こんな凄いものをタダで見ち ゃっていいのだろうか? ■「古い曲を演りましょう」「15年位前の曲ですか」 そう言って始まった「WHITE STEAM」から「WILD FRIENDS」への流れで、 私はすでに言葉を失っていました。「古い曲を演る=懐メロ」という 考え方があります。勿論それはある意味では正しいと思います。特に 今回はベスト盤発売記念だから「懐メロ大会」と割り切ることも立派に 正当化される訳で。でも今、この2人によって奏でられている音楽は、 ノスタルジアだけを提供する「あの頃はよかったよねえ」な音楽では 決してなく、今でも立派に通用する音楽なのです。勿論、聴いていて 「懐かしい」って思うんだけど、その上で例えば昨今のギターポップ等 と十分比肩し得る、いや、楽勝でしょう。ホントに。要するに十数年前 からグランドファーザーズというバンド(強いては青山陽一というアー ティスト)が如何に完成度の高い音作りをしてきたか、ということの 表れなんですね。しかもそこに各々の経験が着実に積み重なり、段々力 強くなっている。指向する音楽性が実年齢に近づいてきたということも 当然あるんろうなとか、あれこれ今だからこそ考えられるんだけど、その 場では本当に何も言葉が出なかった。感動とか懐かしさとか、そういう 次元を完全に超越したものがそこにはあったのです。 ■間に西村さんのソロアルバム(ご自身で手売りされているそう)から 1曲(ラヴィン・スプーンフル"Daydream"を彷彿とさせました。ソロ アルバム詳細に関しては、コチラで。因みに演奏中に見ていた譜面台の 歌詞カードって、このページからプリントアウトしたものですよね:笑) 挟み更に3曲。ソロの弾き語りもバンドとは違う良さがあって好きなんだ けど、もう1人ギターがいるだけでこうも雰囲気が違うものなんですね。 音の表情が断然豊か。気心の知れた2人だからこその丁々発止の数々に、 ただただ聴き惚れるばかりです。写真でも分かるかと思いますが、西村 さんの弾くスライドがまたいいんですよねえ〜(ミーハー)。 ●名物・質問コーナー● ■という訳で、今回は西村さんも交えてのこのコーナーでした。長編です。 (青:青山さん 西:西村さん 荻:担当ディレクター荻原氏) 荻:どうもお疲れさまでした、という感じなんですが。 青:長らく、いろいろと。 荻:でですね、今回のインストアライブの方は、割とその、2/24に出ました 青山さんのベストも出たんですが、GF'Sの『ゴールデン・ハーヴェスト』 というアルバムの、発売記念という感じで、特別に西村さんも参加して いただきまして、ミニ再結成ライブというかたちになったんですけど 西:有難うございます。 荻:リハ(ーサル)もやられたんですよね? 青:昨日、ちょっとやりました。 西:ニワカ仕立ての。 青:何かちょっと、恥ずかしかったですけども(笑)二人っきりってのは。 西:結構覚えてるものだよね? 青:そう、ですね。結構ソラで唄えたりしますね。あのぉ、ソロの曲に 比較すると(笑)不思議なもので。 荻:あのぉ、結構今回、青山さんの方の関連としてGF'Sのベスト盤を出さ せていただいたんですけども、まぁ西村さんとしては今回のベスト盤 とかお聴きになってというか、まあ感想などあれば 西:ああ、もう何か家で聴いてても涙がだあ〜っと(笑)ってそこまでは いかないけども、「あ、こんなことしてたなあ」ってのがいっぱい あって、いい記念品を残していただいてどうも有難うございました。 青:(笑)(観客拍手) 西:結構愛聴してます。皆さんどうぞ買って下さい。よろしく。 荻:えー、それでですね、まあそれで結構皆さんメンバ意気投合して、何と! 5/8の土曜日にですね、GF'Sのライブが渋谷CLUB Quattroの方で (どよめく観客)決定致しまして、このライブでは、あの、現カーネー ションのベースの大田さんの方も参加なさって、というような 青:ういす。 荻:かたちになるんですよね? 青:はい。今日も来るはずだったんですけどね。リハーサルが入ってしま って。それでも「来い」って言ったんですけど(笑)いっぱい練習 やってるんだから1時間くらい抜けても平気じゃないかって(苦笑) 言ったんですけどね。ダメでした。 荻:えっと、因にこのチケットの方はですね、3/20の土曜日から発売に なるんですけども、15日月曜日の青山さんのライブの方でも、先行 発売するので、その時には是非、ご購入いただければと思いますので、 お願いします。 青:お願いします。(観客拍手) 荻:えーっとお、今後の、青山さんメインの話になってしまうんですが、 予定なんですが、まず、明日にソロライブがあります 青:明後日ですね。 荻:すいません!明後日です。 青:15日です。 荻:で、あのお、月曜日火曜日と、大阪、名古屋とやってきたんですが、 その、まあ感想なり何なりがあれば、ここで。 青:そうですねえ。あのお〜、バンドは段々、えー、あまり今まで続けて 演ったりしなかったのであれだったんですが、今回、えー、ちょっと 詰めて演ってるので、なかなかいいバンドのノリが出てきて、多分 明後日はまあ最高の状態でいけるんじゃないかと確信しおります ので(拍手)、ホントに、来て下さい。花粉症の方も、あのお、お医者 に行ったりして(笑)意外と症状は治まってます。 荻:で、そのライブが終わった後、まあ、あのー、ちょっと遠いところ なんですが、4/17には福岡のイムズホールというところで、ライブと いうか、出ますよね? 青:はい。 荻:憧れの人というか 青:まさしく。えー、そうですね。ハース(・マルティネス)とジョン・ サイモンの二人の前座を有難く演らしていただくということで(拍手) 西:羨ましい話ですね。ワシも行きたいよ(笑) 青:来ればいいのに(爆笑) 西:自費で?。。トホホ(笑) 青:いやいやいやいや。 荻:ま、そういう風に話題がまだまだ続きますので、是非皆さんも、まあ 福岡の方はお金に余裕がある方は(笑)是非。 青:あり余ってる方は是非。 荻:えーっと、あと、これはレコード会社的なInformationなんですが、2月 に出た2枚のアルバム、ベストアルバムと、1月のメジャーデビュー アルバム『SO FAR,SO CLOSE』と『最後はヌード』4枚買っていた だいた方にはですね、限定というか、アナログの7インチシングルを、 抽選というか、多分ほぼ(笑)全員の方にですね 青:出したら当たります(笑) 荻:行き渡ると思いますので、是非4枚購入して応募して下さい。まだまだ 余裕あります。 ●サイン会● ■このサイン会も今日で終りなんですね。今まで違う店でCDを買っていたと いうことでただただ指をくわえて見てるだけ(笑)だったこの時間、今回は ベスト盤を購入しているので、何とか、というかようやくというか、サイン をいただくことが出来ました。あとステッカーも。よかったよかった。 ■という事で、長らく続いてまいりましたこの企画もひとまず終了という ことになります。今までイベントに行けなかった罪滅ぼし(苦笑)として 取り敢えず「関東圏制覇!」をテーマにやってきた訳ですが、毎回本当に 楽しかったです。義務とか責任とか、別に私はお金貰ってる訳でも何でも ないから、面倒だと思えば無理に行かなくてもいいんだけど、毎回毎回何が 飛び出すか分からない選曲や、何よりも青山さんの人柄に直に触れられる (ような気がする)のが嬉しくて、凄く楽しんで参加することが出来ました。 本企画に対するホームページへの反応も結構あって、それも励みになりまし た。 イベントのスタッフの皆さん、そしてファンの皆さん、偶然通りかかって このページを見て下さった皆さん、どうも有難うございます。そして最後に 青山さん、素晴しいイベントを有難うございました!!
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