【1999.02.14 17:00〜 HMV渋谷店2F】 SET LIST 1.DOGGY RICKEY 2.SO FAR,SO CLOSE 3.BLUE MOON SAILIN' 4.SMASHING MY HEAD 5.IKO IKO IKO 6.最後はヌード 7.夕闇におけるクロール ■「シブヤ系」の聖地と崇め奉られている (かなり大袈裟)ここHMV渋谷店に、遂に 「元祖シブヤ系」(苦笑)の青山さんが 登場ということで、いつになく胸がときめく 私なのであります。今回のステージは2階に あるのですが、さすがに広いっすねえ。 ■約30分前に到着した時にはまばらだった (この時間に、ご本人みずからサウンド チェックをやってたにも関わらずである) ギャラリーも、スタート数分前にはかなり 埋っていました。で、いよいよ本番です。 ■「え〜、こんにちわぁ〜」 と言って(相変わらず)唐突に始まるイン ストアライヴ。今回は「DOGGY RICKEY」が 1曲目でした。関東ではこれも初出ですね。 ■池袋に引き続き今回もエレキ(前回はリッケン バッカー、今回はテレキャス)の弾き語りと いうことで、何が飛び出すか?という期待と 同時に、この響きがどれだけお客さんを惹き つけることが出来るか?という興味も尽きま せん。実際インパクトが全然違うと思うん ですよね。演奏終わった後の一瞬の静寂に 感じる重さというか。何か凄く掴んでるなあ って思うんですよ。上手く説明出来ないけど。 音(音楽)に対する真摯さが、弾いている ギターの音色にそのまま出ているんですね。 楽器が素直なのか、はたまた青山さんが素直 なのか。あ、両方そうじゃないと無理か(笑)。 ■タイトル曲に続いては、これも初出の「BLUE MOON SAILIN'」。 CD版の揺らめくような感じをたった1人で見事に表現しているのに 思わずため息が漏れる。しかし、しかし!一番驚いたのはその次に 続けざまに演奏された「SMASHING MY HEAD」!!! ■これでもか!!と、まるで静寂を切り裂くかのように鳴り響く その歪んだ音色。そんなことはないと思うけど、まるでこの アンケートの結果に対してノイズで異議を申し立てているように も思え、思わず「ヤラレた」と心の中で唸ってしまう。凄過ぎ。 ■そんな空気を察知したのか、してやったりの表情の青山さん。 そのまま、これも初出の「IKO IKO IKO」へなだれ込みます。 この曲をエレキの弾き語りで聴くのって珍しいですよね。えらく 鋭角に切れ込むカッティングにゴンチチも思わず逃げ出すという か(笑)、あれはトランス一歩手前ですよ。自然と体も動きだして しまいます。しかし、今回はいちいち凄いなあ。 ●サイン会● ■今回もあまりMCは無し。本人曰く「さくさくと」ステージは進んでいき ました。ライブ後も荻原氏のインフォメーションのみで、その後は そのままサイン会になりました(さすがにお客さん多いですね)。折角 なんだからもう少し喋って欲しい気もするけど、ギターの余韻が残る 間に矢継早にたたみ込む、というのも悪くはないです。 ■先日のコステロのライブじゃないけど、どこで何がどういう風に飛び 出すのか、もう本当に分からなくなってきました。もう1箇所たり とも外せませんよ。という訳で次回の大宮にも行くことをあらためて 決意した私なのでありました(苦笑)。
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