いよいよ基部の側面を閉じちゃいます。板11と12の接着です。
板11と12を同時につけちゃうという荒技はできなかったので、片方ずつ。最初につける方がやりにくかった…。画像で(わかりにくいかもしれませんが)中央に見えている端金は、台と基部の間に端材をはさんで、それとの間に渡してあります。こうしないと、この画像の場面の場合、板12と板3の面の間に隙間があいてしまうから、苦肉の策という感じでこうしました。それで、もう一方の基部を載せて重しにまでしています。こうしないと板12(あるいは板11)を押さえ込めないのです。鉛インゴットがたくさんあれば…と後悔したのはこの時でした。まあ、これでもなんとかなりましたが。
ここで箱状になってくるので、板の合わせがきっちりいっているか確認する部分が増えてきます。板11,12に関して言えば、上部、全面、下部に特に神経を配る必要があります。後部はきっちりあっていなくても大丈夫でしょう。だいたい合いましたが。
ただ、重要なのは、共鳴管がささる部分。…これを先に言っておかなければいけませんでしたね。板10が板11,12の後部よりも少し出ているくらいでないと、あとで泣くことになります。きっと。共鳴管のサイズを図って、共鳴管のささる部分の大きさを予測し、組立方をしっかり考え対策しておく必要があります。できるだけ余裕をとっておくことです。私は、最大限余裕をとって組み立てたつもりでしたが、それでも泣きを見ました。きっちり組み立てて共鳴管がピッタリ入ってしまえば言うことはないのですが、オリジナルの板取図通りなら、なかなか厳しいのではないかと思うのです。長岡先生も当然、それを承知で板取図を書かれていると思います。木工の醍醐味と言えば、そうかもしれませんが…。泣きましょう (ToT)
反対側は、端金でとめるのに問題はありません。
板11,12の両サイドがつきました。
下です。上は重しになっているだけ。
基部の姿がだいたいわかってきました。
今度は、共鳴管が重しになっています。本が3冊乗っていますが、これはおまじない…?
おまじないというわけではなく、真面目に重しとして置いたのですが、今見るとおまじない程度ですね。この板11,12をつけるところが一番押さえるのが難しく、隙間があきそうだったので、なんとかしようという気持ちの表れ、とご理解下さい。鉛インゴットがたくさんあれば…。