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脚本:しむらなおき
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真っ暗
中央に机と椅子、背中に包丁を刺された男が一人椅子に座ってうっぷしている。そこに一
人の刑事が入ってくる(ピンスポ)
刑事 「(古畑任三郎調?)みなさん、私の今回受け持った事件は、実に奇々怪々
です。まあみてください。
*全照
背中を刺されています。少なくとも自殺ではありませんねぇ。この事件で
殺られたのは、同僚の安佐日(あさにち)いい奴でした。しかしどーせな
ら貸した4329円税込み、返して欲しかった。コンビニのおでんをおご
った事もありました。そこのセブンイレブンでしたが・・・ここで問題な
のは、犯人とおぼしき人物を目撃した者がいないという事と、この死体の
発見者がいないという事、さぁ、一緒にこの謎を解いていきましょう」
*派手な音楽、詠得そでから手帳見ながらでてくる。
詠得 「さっそくですが、」
刑事 「どうした詠得(うたえ)君」
詠得 「発見者がいないのに、我々がここにいるのは変じゃありませんか?」
刑事 「はっはっは、よく気づいた。だがね、いない者はいないんだ。」
詠得 「じゃあ誰が通報してきたんですか?」
刑事手帳を見る、詠得は書き込もうと構えている。
刑事 「通報してきたのは、こいつの嫁さんだ、安佐日一恵22歳昨日未明にTE
Lが来て、駆けつけたらこうだったという事だ」
詠得 「で、奥さんは?」
刑事 「そこにいるじゃないか(と机のほうをみる)」
詠得 「ど、どこですか」
刑事 「安佐日のところだよ」
詠得 「・・・・・・・・・まさか、・・・・・・」
刑事 「なんだ?」
詠得 「まさか、机が奥さんなんて事いいませんよね」
刑事 「まさか」
詠得 「まさかねえ」
刑・詠 「まさかあ・・・・はははははは・・・・・・・ははははは・・ははははは
はははっは」
刑事 「その通りだ」
詠得 「え」
刑事 「その机こそが、安佐日一恵22歳。ちなみに椅子が息子裕太君6歳」
詠得 「(「え」のまま固まっている)」
刑事 「しかし若気のいたりだな裕太君6歳か、奥さんが16の時か、・・・若い
って・・・」
詠得 「おい、傘形(ドスきかして)」
刑事 「お前、先輩を呼び捨てか!」
詠得 「関係ないわ!!、え、じゃあなんだ、安佐日は机と結婚して、産まれた子
供が椅子だったっていうのか!?」
刑事 「その通りだ、犬とウナギが結婚すればウナギイヌなんだから人と机が結婚
して椅子が産まれてもなんのおかしい所は有るまい。違うか!!」
詠得 「おかしいのはお前の頭だー!!」
刑事 「そんなことないよな、安佐日」
安佐日 「勿論」(元気に嬉しそうに)
*詠得呆然とする
刑事 「ほら、」
詠得 「”ほら”って今、安佐日起きませんでした?」
刑事 「死んだ奴が起きるわけ無かろう!!この非常識野郎!!」
詠得 「じゃあ誰が”ほら”って言ったんですか!!」
刑事 「誰か、そんな事言ったか?」
詠得 「安佐日さんが言ったでしょ!。ねえ安佐日さん」
*安佐日反応なし
詠得 「ほら」
刑事 「何が”ほら”だ!!安佐日は何も言ってないぞ、全くこれだから新米って
嫌なんだよ」
*詠得、安佐日の方見て、
詠得 「卑怯」
刑事 「言いたい事はそれだけか?」
詠得 「じゃ、じゃあ聞きますけどね。机がどうやってTELしてきたんですか?
受話器も持てないし、話す事すらできないじゃないですか。」
刑事 「だから、彼女は一恵さんと言って・・・」
詠得 「ハイハイ、じゃあ証言聞きましょうよ、証言。安佐日さんが奥さんの上に
のってんだから、犯人見た可能性あるでしょ」
刑事 「フッ、机のどこに目があるんだよ!!」
詠得 「じゃあ口はどこにあるんだよ!!」
刑事 「ここ」
*と自分の口をさす、詠得銃を出して構える
刑事 「わかった。わかった。ある、ある!口もあるし、目、目もある」
*詠得大きくため息して銃をしまう
刑事 「詠得って、怖い」
詠得 「じゃあ、聞きますよ」
刑事 「うん」
*机の方行ってしゃがんで、
詠得 「一恵さん、起きてますか?同僚の詠得です。昨夜の事教えてくれませんか?」
一恵 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
詠得 「一恵さん」
刑事 「(裏声)はい」
詠得 「昨日の事なんですが・・・」
刑事 「(裏声)あぁ、その事ですか・・・あの日はそのぅなんて言えば極普通の
日と言えば普通の日でしたけど・・・主人も別に・・・」
詠得 「そうですか・・・(少し考えて)じゃあ安佐日さんは別に誰からか恨まれ
ていたって言う事は?」
刑事 「いえ、別に無かったと思います。」
詠得 「じゃあ、昨日の事をもう少し詳しくお聞かせ願えますか?」
刑事 「(裏声)あ、ハイ・・・そうですね、でも、暗かったですし、物音もわか
らなかったものですから、」
詠得 「はぁ、」
刑事 「(裏声)只、急にドサッと来て、寝たのかな?と思ったんですけど、だん
だん冷たくなってきて、・・・それで傘形様にお電話を・・・」
詠得 「傘形様ですか・・・」
刑事 「(裏声)ええ、あの凛々しくて、頼り甲斐のある、傘形様に・・・」
詠得 「奥さん」
刑事 「(裏声)はい?」
詠得 「昨日勝ちました?」
刑事 「(裏声)いいえ、2万も負けてしまいました」
詠得 「ってお前か!!」
刑事 「(戻って)いいえ何いってますの!!・・・・あ」
詠得 「殺す」
*銃を出して構える
刑事 「(裏声)ま、待て、早まるな、話せばわかる。な?な?」
詠得 「知らん」
*撃つ。刑事伏せる
詠得 「チッ、よけやがった」
刑事 「本当に撃つか普通、・・・・(怒りがこみ上げて)だいたいなあ、お前に
少しでも協力しようと思ってだな・・・」
詠得 「(すぐに)FREEZE」
*ズカズカ歩いて来るが、詠得の言葉に反応して立ち止まり、手を上げる
刑事 「つまりですね、君の事を・・・」
*詠得、銃を顔に近づける
刑事 「わかった、俺が全て悪い。本当に悪い。絶対悪い。」
*銃しまう
詠得 「金輪際、怪しい行動をとるな」
刑事 「いや、しかし、」
詠得 「なんですか?(ドスきかす)」
刑事 「(両手挙げて)でも、口も目も無い奴が話せるか?」
詠得 「さっき自分で行っただろうが、」
刑事 「だから、さっき俺が裏声で言っていたのは」
詠得 「実は自分はイタコの能力を持っていて、机の一恵さんは、自分を通じて話
もできるし、そのおかげで安佐日とも結婚できて裕太っていう、椅子の子
ができたなんて、不条理極まりない事いう気じゃないでしょうね」
刑事 「その通り」
詠得 「そんな事神が認めるわけ・・・」
*SEでクイズの正解の音
刑事 「認めた」
*と言って膝間づいて祈る
詠得 「うそぉ」
刑事 「詠得君、これで、事情聴取に対する私のやり方は証明された。じゃあ早速
正当な事情聴取しようか。・・連れてきて」
詠得 「不条理・・・」
*と言って安佐日の所へ
刑事 「あ、安佐日なら、死後硬直してるから大丈夫だぞ」
*詠得、安佐日を玩具のロボットのようにして少し遊んでから、机を持ってくる。
詠得 「じゃあ一恵さんは、ここにっと、いいですか?」
刑事 「じゃあ、始めるとするか、奥さん?」
(裏) 「はい、」
刑事 「まず、何時頃刺されたかわかりますか?」
(裏) 「ええと、午前三時頃でしょうか?」
刑事 「すると、・・・」
詠得 「オッサン」
刑事 「誰がオッサンだ」
*詠得、刑事を指さす
刑事 「なんでオッサンだ」
詠得 「死亡時刻なら、検死に聞けばわかる事でしょうが!!」
刑事 「直接聞いてこそ味がある。」
詠得 「それに、アンタが奥さんも兼ねてんなら、わざわざ奥さんに話掛けなくて
もいいでしょうが。」
刑事 「それだと、お客さんにわからないじゃないか(泣)」
詠得 「僕はこの事件が迷宮入りしなければ、それで十分ですけどね」
*刑事、客席に向かって
刑事 「ハァ、全くお前って変な所がドライなんだよ。それでさ、自分に都合悪く
なったりすると、銃向けるでしょ。(ここから調子に乗って)大体リボル
バーなんて、ジャムが怖いから使っているようなモンで、命中精度は低い
わ、一度に撃てる弾数も少ないわってもう。」
*詠得この時背後に回り込んで銃を構え
詠得 「ジャムが怖くても、この距離で外すバカはいませんよ。小さいプレゼント、
要ります?」
*撃鉄をいれる
*刑事振り向いて土下座
刑事 「悪かった、軽い気持ちで言っただけで、別に、君を怒らせようなんて、こ
れっぽっちも・・・」
詠得 「さっき言いましたよね、なんかやったら、撃つって、」
刑事 「話せばわかるって、な、な、」
*詠得、撃つ。刑事倒れる。「太陽にほえろ」のBGM(ある?)
詠得 「立派ですねえ、・・・・今のは空砲ですよ」
*刑事音楽の余韻に浸って「でかちょー」だの、なんだの言い出す(アドリブ)
詠得 「・・・・・・・・・やっぱり殺すか」
*銃を構える
*刑事飛び起きる
刑事 「ハッ、ヤバイヤバイ、危うく違う世界へ行ってしまう所だった。」
詠得 「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
*とりあえず銃を刑事に向けとく
刑事 「詠得君、・・・ん?何でそんな物騒なモン出してるんだ?仕舞いなさい、
仕舞いなさい」
*とりあえず仕舞う
刑事 「そうだ、近所に目撃者がいないかどうか確認しよう」
詠得 「(ため息)・・いいですよ」
刑事 「じゃあ私は、ちょっと捜査してくるから、準備しといて」
*と言って去る
詠得 「ッハァ、安佐日さんの言った通り、本当に目の前の万引きすら迷宮入りす
る実力がありそうだ。」
*言ってから、半ばやりきれんて感じで、安佐日の方に向かい、安佐日の死後硬直を利用
して、椅子を取り出し、中央に置く。で、椅子をポンと叩いて、
詠得 「裕太君暫く我慢してね」
*ちなみに、安佐日は詠得の作った形のまま待機(笑)ガンバ安佐日!!
*詠得その椅子に座って待っている。
詠得 「しっかし、あの親父頭平気かな?、(銃を取り出して開ける)あのバカに
二発も使っちゃったのかよ!勿体ねえ」
刑事 「({ソデから}連れて来たぞ!)」
*一人連れてくる。詠得銃を仕舞う
詠得 「とりあえず協力してください」
サクラ壱「ハァ」
*サクラ壱椅子に座る、刑事椅子をずらす、サクラ壱倒れる
詠得 「そんなに死にたいか!?」
刑事 「すいません、すいません、あっ、どうぞ座って下さい」
*サクラ壱座る
詠得 「まず、お名前は?」
サクラ壱「(本名)です」
詠得 「年齢は?」
サクラ壱「(役の人の実年齢)」
詠得 「そうですか、」
刑事 「どうだ、犯人だろう」
詠得 「すっっっっっっっっっごく短絡的な発送ですね」
刑事 「何故だ!!容疑者を見たら犯人と思え!!鉄則だ!!」
詠得 「鉄則なのは、犯罪の裏に女と金です」
刑事 「知らん」
詠得 「そうですか」
*と言って銃を仕舞っている所に手を掛ける
刑事 「知ってる、知ってる!!(ジミー大西調)」
詠得 「解りました(悔しそう)」
刑事 「では!次の方ー」
詠得 「は?」
*この時点で、サクラ弐は出て来ててOK
刑事 「”は?”じゃない!!こいつを・・・いや、この方を含めて、あと二人い
るんだ椅子足りない分向こうから持ってこい!!」
詠得 「は、はぁ」
*椅子二つ取りに行く
刑事 「すみませんねえ」*と、サクラ弐に
*詠得、椅子を並べて、
詠得 「ハイ、」
刑事 「ま、座って下さい」
*詠得、銃を抜く仕草、刑事又椅子ずらしをやろうとするが、気がつき止める
刑事 「さ、さて、最後の方」
(間)
刑事 「あ・・あれっ?・・・・どうぞー!」
(間)
刑事 「(ソデに向かって)おーい・・・・・どうしたー」
詠得 「お前こそ、どうしたー」
刑事 「アハ、アハハハハ」
詠得 「まさか逃げられた?まさかねえ、アハハハハハ」
刑・詠 「アハハハハハハハハハハ」
刑事 「暫し待て」
*舞台の中央前に来て客席を見渡す、ハッとし、舞台から降り客を一人引っ張ってくる(
サクラがどうなるかわからんが、出きれば女の子がいいかも)で、椅子に座らす。
刑事 「オホン、じゃ、改めて名前を聞きましょうか」
サクラ壱「()」
サクラ弐「()」
客 「()」
刑事 「なるほど、」
詠得 「なるほどって、この人、今見繕って来たでしょ?」
刑事 「違う、目撃者だ」
詠得 「(客に)本当ですか?」
刑事 「(客が答える前に)ハイ!!(大声)」
詠得 「あんたが言ってどうする!!」
刑事 「うるさい!!、さて、私は目撃者が常に最も怪しいと踏んで捜査していま
す。」
詠得 「だから、目の前で起きた万引きですら迷宮入りするんだ。なんせ、目撃者
が自分なんだからな?」
刑事 「ああ、あの事件か、難解だ未だに犯人がわからん、私の理論では自分にな
ってしまうからな、迷宮入りだ」
詠得 「ケッくだらねえ、・・・どころで、どうやって、その理論で言う犯人を断
定するんですか?」
刑事 「あ、それか。安佐日、例の物を」
*安佐日、死後硬直の呪縛を解かれ、そでに○×の札を取りに行く
詠得 「あ、安佐日動いてますよ・・・・・」
刑事 「俺には見えん」
*安佐日目撃者に配って、又、定位置にて、死後硬直
刑事 「さて、ここまで来ればわかるかな、安佐日の犯人を見つける方法!それは
これだー!」
*アメリカ横断ウルトラクイズのテーマ(スタートレックです。CD持ってます)
刑事 「(マイク持ってる仕草)さて、クイズ番組多々あれど、ここまで国民色豊
かなクイズなし!!アメリカ横断ウルトラクイズ!!さあ!!お客さーん
ニューヨークへいきたいかー!!×ゲームは怖くないかー!!それって日
テレー!!」
*詠得、撃つ。刑事避ける
詠得 「そんなんで何時も犯人決めてたんかー!!」
刑事 「詠得!!邪魔すんなー階級じゃあ俺の方が上なんだぞー!!」
*刑事ここの台詞すご味よろしく
詠得 「ぐっ(さすがに言い留まる)」
サクラ弐「どーでもいーけど早くして下さいよ」(いやそうに)
刑事 「なんだとテメーいい度胸だ犯人だろ!!」
*詠得、刑事を止める
詠得 「とっととやりましょうって。」(いやそう)
刑事 「あ?・・・お、おう」
詠得 「(サクラ弐に)君も、あまりこの人怒らせない方がいい、警官侮辱罪って
言って、我々は都合のいいワイルドカードを持ってるからね」
サクラ弐「は、はぁ」
刑事 「ったく、警官侮辱罪でしょっぴく俺と、頭に来るとすぐぶっぱなす奴と、
どっちがいいんだか」
詠得 「なんですって(丁寧語)」
刑事 「さあやろうか!!」
*問題用紙をだす
刑事 「さて、問題です」
*ジャジャジャンって曲ある?あれば、ほしい
刑事 「三択クイズです。ピラミッドにおける・・・」
詠得 「またんかーーーー!!、○×持たして何で三択やるんだー!!」
刑事 「あれ?、ああ後免、これ、松本サリン事件で使った奴だ」
詠得 「あんた、あれに参加してたんか・・・ハア」(脱力)
刑事 「うーん、どうして彼奴が犯人じゃなかったんだろう。俺が聴取したのに」
詠得 「お前がしたから、警察があんな失態したんだろうがー!!」
*詠得息切れ
刑事 「まぁ過ぎた事はいいや、・・・○×ね、OK、OK」
*問題を出す
刑事 「問題、・・・・・
*さて、ここからの出題は、これから考える7ー8問位出題するか?ここで、サクラ壱弐
には答教えといて客をはめるという手もあり、また、教えず解いてもらい、出来ようと出
来なかろうと客を犯人にするか、ここ要相談
この脚本では後者で行きます
刑事 「以上##問・・・・・・・わかった」
詠得 「わかったんですか?」
刑事 「勿論だ、こんな一般的な問題を、わからん奴が犯罪を犯す。又、あんな問
題を解いてしまう頭脳の持ち主が犯罪をゲームにする。」
詠得 「一体どっちなんですか」
刑事 「可能性としてはどちらでも有り得る」
詠得 「ハァ・・・・」
刑事 「何故ため息をつく!!」
詠得 「一つだけ聞いておきます、これで解決した事あるんですね」
刑事 「今回の事件で初めてだ」
詠得 「解決した気でいるんじゃない!!」
刑事 「で、犯人はこいつだ!!」
*客を指す
詠得 「こいつって、会場から適当に引っ張って来た子じゃないですか」
刑事 「他の方々は、どうぞお帰り下さい」
*サクラ壱弐帰る
*安佐日は、さりげなく椅子と机を奪って始めの状態になる。詠得それを見てボーゼン(
笑)口パクパクさせて、刑事の方を見る
刑事 「**さんと言ったね・・・俺は君が網に引っかかるのを待っていた。」
詠得 「(刑事に)あ、あのですね」
刑事 「(聞いてない)あなたは、安佐日を殺した、・・・・そうですね」
詠得 「その、安佐日動いてましたけど・・・・」
刑事 「(聞いてない)そうでしょう、昨日あなたは、まあ細かい理由はわかりま
せんが、安佐日を殺した。そうですね」
詠得 「だから、安佐日が」
刑事 「(聞いてない)フッ・・・・黙秘ですか、でもね
*安佐日の所に移動
見えますか?凶器がここにあります。指紋は勿論ここにあります。これを
調べれば!!」
*凶器を触る、勿論素手
詠得 「あーーーーーーーーーーー素手で触ったら、せっかくの指紋も消えるかも
しれないじゃないですか!!」
刑事 「あーーーーヤベッッッッ」
*と言って拭く、勿論素手(笑)
詠得 「あーーーーーー拭くなーーーーー消える!指紋が消える!!」
刑事 「あっ」
詠得 「”あ”じゃないわーーー」
刑事 「指紋を消すとは、なかなかやるな!!」
*客を指さす
詠得 「お前だーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
*刑事を指さす
刑事 「何!俺か」
*詠得指さしたまま頷く
刑事 「くっそう、まんまと犯人の隠ぺい工作を手伝った事になるのか」
詠得 「一方的なミスだろうが、全く自ら迷宮入りに手を加えるか?普通」
*刑事客の方へと回り込んで
刑事 「あんた・・・さすがだね、さっき話していた時に俺に催眠術を仕掛けたな
んてな」
詠得 「(客に)こんな奴が!・・・あ、すいません(冷静に戻る)・・この人が
そんな器用な事出来ますか?」
刑事 「出来る!!この人の叔母は宜保愛子なんだ」
詠得 「はぁ?!そうなんですか?(客に聞く)」
刑事 「わかったか」
詠得 「でも、仮に叔母さんが、そうだったとして、出来るんですか?」
刑事 「出来るわけなかろう、そんな御都合主義大嫌いだー!」
*詠得銃をしまっている所に手をかける。
詠得 「言いましたね」
*詠得銃を抜き、右足を撃つ(もものあたり一発)。刑事に当たり刑事膝間づく撃たれた
所を押さえる。次左肩を撃つ(一発)刑事右手で左肩を押さえ、客の方に頭、を向け倒れ
る(そうすると、詠得に背中向けるよね)
詠得 「死ね、死ね、死ね」
*弾切れるまで背中を撃つ
*撃ち終わった後、詠得息が荒い。
詠得 「このバカは亡き者にしました。どうぞ安心して、お帰り下さい」
*客を席に帰す。
詠得 「ふぅ、この人が指揮してちゃ、片付くものも片付かないわな・・・・でも
勢いで撃っちゃったけど、どうするか・・・事故?難しいな・・・あ、恨
みある者に・・・って、それもな」
*刑事起きる(ゾンビのように)
刑事 「っつー効いたぁ」
*詠得びっくりして
詠得 「な、なんでですか?」
刑事 「いやー理由はよくわからんが最近俺を狙う奴が多くてな、防弾チョッキを
・・・」 *↑強調
詠得 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
*刑事、詠得の肩を叩いて(手を置いたまま)
刑事 「しかし、君に撃たれるとは思わなかったよ、ハッハッハッハ」
詠得 「ッハッハッハハハッハ(乾いた笑い)」
刑事 「(すごみ)詠得君」
詠得 「ハイ」
刑事 「君のした事の重大さはわかっているかな?・・・・君は私を撃った。殺そ
うとしたんだ。その重大さわかるか?」
詠得 「・・・・免職ですか?」
刑事 「いやいや、通販生活で買ったチョッキが使えるって事を身を持って知った
事だし、」
詠得 「そんなとこで、買ったんですか。玩具でしょ」
刑事 「現に、俺が生きているって事はだ、バッチグーじゃないか」
*刑事、詠得の胸ぐらを掴み
刑事 「いいか、お前は俺を殺そうとしたんだ。貸しにしてやる。何時返すかは、
俺の好きだ。報告書の時のお前の使用弾数は俺の方で処理しといてやる。
いいな」
*沈黙
刑事 「いいな、詠得君」
詠得 「ハイ・・・」
刑事 「よろしい、じゃあ、本来の事件の方やろうか。」
*詠得掴まれた所を直しながら
詠得 「本来の事件て、・・・なんの事ですか」
刑事 「これだよ」
*刑事、詠得にプリントを渡す、詠得何度か刑事の顔を伺ってプリントを見る。
詠得 「”陽境(ひさかい)家具店殺人事件に関する第一報告書”?なんですコレ」
刑事 「今回のヤマだよ」
詠得 「今日の午前6時頃、強盗により、スーパーの店員と、その子供が殺害され、
現金も強奪。被害者は陽境一恵22歳に息子裕太君5歳・・・・一恵22
歳に裕太6歳だーぁ」
刑事 「そうだ」
詠得 「だって、この名前は安佐日さんの・・・え?そうなるとこれは・・・・」
*と安佐日を見る
刑事 「俺の狂言だ」
詠得 「はあ?!」
刑事 「お茶目なギャグって奴だ。君はまだ、新米だし、場数を踏んでない。そこ
で、新人思いの俺が、安佐日と組んで、イベントを仕掛けたと、・・・ど
うした詠得」
詠得 「そんな下らない事に何で時間費やすんですか!!こんな時間になってるし、
犯人確実に逃げきってますよ」
刑事 「平気だ。そこらへんは安佐日がちゃーんとやっている」
*詠得、安佐日指さして、
詠得 「じゃあ彼は誰ですか?」
刑事 「安佐日じゃないか、何わけわかんない事言ってる。」
*間
刑事 「アレ?」
詠得 「”アレ”じゃないですよ、捜査は全然進展してない事になりますよ」
刑事 「フッ、安佐日を起こせば済む事じゃないか。・・まぁ見てなさい!。安佐
日起きろ!!」
*安佐日起きない。
*ここら辺で詠得は報告書を内ポケなりなんなりにしまってください。
刑事 「アレ?」
詠得 「背中刺されてて起きれるんですか?」
刑事 「あれはダミーだ
*と言って、安佐日の方へ、刑事、安佐日を触る
・・・・・・・冷たい(泣)」
詠得 「殺しましたね」
刑事 「さっきの奴の仕業か」
詠得 「なんで自分は何もしてないって思い込めるんですか!!。傘形さんがしく
んだんだから、あなたの仕業でしょうが!!」
*刑事開き直って
刑事 「奴を犯人として上げれば、OKだったって意味だよ」
*詠得怒って
詠得 「あんたそれでも警察官か!!!」
刑事 「(冷笑)そうだ」
*詠得銃を抜き、引き金を引く、音はでない
刑事 「使った弾数位覚えときなよ」
詠得 「・・・・(怒り)・・・・・・・」
*刑事、詠得をなだめてから、
刑事 「とりあえず、安佐日を生き還らそう。」
詠得 「どうすんです。」
*刑事時計見て
刑事 「刃物を刺してから、6時間ちょいか。人口呼吸を・・・」
詠得 「6時間後じゃ無理です」
刑事 「尻尾を振って、水槽に戻すってのは?」
詠得 「それは魚の蘇生術です。人には無理です」
刑事 「黒魔術で・・・」
詠得 「歴史上でそれは滅んでます。それ依然にヤバくてつかえません」
*刑事考え込む、詠得はどんな事言われても言い返せるように準備してる
刑事 「あ、そうだ。じゃあ俺はこの世に7つあるという、星の入った玉を・・」
詠得 「ドラゴンボールじゃありません!!」
刑事 「・・・・・・・・・いけず」
詠得 「何言ってんだこの親父」
刑事 「!復活の呪文があったじゃないか!!」
*詠得叫ぶ
詠得 「ドラクエと現実をごっちゃにしないでください!!この世はセーブも効か
なければ、リセットも不可能なんですよ!!」
*刑事、その一言で名案が浮かぶ安佐日の顔の方による
刑事 「そうだよ、アレがあったじゃないか」
*ポケットから葉のような物をだし、安佐日に食わせる
詠得 「何を食べさせたんですか?」
刑事 「この間国分寺公園で見つけた世界樹の葉」
詠得 「世界樹の葉?」
刑事 「そう、あれ、知らない?ドラクエだとこれ与えると生き還るんだよ」
詠得 「(ため息)、結局こんな知識しか持ってないんだこの親父」
*なんか”復活”って感じのする。安いコンピューター音
*安佐日復活
詠得 「嘘」
刑事 「今、科学を超えた何かがここにある」
安佐日 「・・・・・・・・・・・・・・お早うございます」
刑事 「安佐日、私がわかるか?」
安佐日 「警部補じゃないですか。」
刑事 「OK!!バッチグー!!」
詠得 「ひょっとして、刺されたってのギャグでしょ」 ...
安佐日 「(嬉しそうに)お花畑見ちゃったよーとっても甘くていいによいがした」
刑事 「彼の証言は臨死体験の記録として信憑性を持っている」
詠得 「(もう無視してる)あぁ、そうですか。とっとと捜査しましょう。」
*刑事は「そうだな」と、手帳片手に捜査プランを建てる動作。
*安佐日は元に戻ろうと、首振ったりしてる。
安佐日 「詠得、ちょっと」
*詠得、安佐日の方に移動
詠得 「なんです?」
安佐日 「あの親父、俺を刺したな?」
詠得 「えぇ、そのようです。背中にまだ証拠ありますよ」
*安佐日、少し怒り
安佐日 「さすが、”迷宮入りの傘”だ」
詠得 「”迷宮入りの傘”?」
安佐日 「あぁ、傘形さんが万引き事件を迷宮入りにしたって話はしってるな」
詠得 「ハイ、目撃者=犯人なんて下らない構図にハマってるからですよ。」
安佐日 「それだと、目撃した傘形さんが犯人だもんな。”迷宮入りの傘”はその時
からのアダ名だ」
詠得 「成るほどねぇ」
刑事 「よし、決めたぁ!!」
安佐日 「で、どうするんです?」
刑事 「まず、ここらで聞き込みをする。んで、目撃者がいるだろうから、その中
に確実にいる!」
*安佐日、詠得に”お手上げ”の仕草
刑事 「俺と安佐日は聞き込みだ、詠得はこの場で待機。安佐日、来い」
安佐日 「んじゃまぁ、とりあえず行ってくるわ・・・集合場所はB−2だ。」
詠得 「ハイ」
*刑事・安佐日、ソデに消える。
*証明フェードアウト。音楽入る(テクノ)机とか片付けてから、証明フェードイン。
詠得ソデから登場。
詠得 「(ため息)、夢の理想と現実かぁ・・・・俺、飛ばされたな確実に」
*舞台に座る
詠得 「刑事になれば、まるでTVみたいな、経験できると思ったのになあ、あん
な上司じゃ、棺の中で昇進だよなぁ」
*ポケットからヘッドホンステレオを取り出し、耳につけ、聞く。音楽スタート、この時
期のヒット曲がいい。何がヒットしてるかなあ、こてこてのアイドルってのも面白い。
*サクラ壱弐怪しげなカバンを持って詠得の後ろを通過。
詠得 「それにしても、傘形さんよく警部補になれたな。まさか自分の直属の上司
とか落としいれて、成り上がってたりして、ククッ、そんな酷い事は流石
にしないか」
*実際の事件の第一報告書をだす。
詠得 「被害者は御愁傷様だな。あんな人がトップの指揮者だからな、・・・ん?
変だな、この家具屋のとなり銀行じゃないか、なんでここ犯人は襲わなか
ったんだ?」
*詠得、首傾げながら、じーっと眺め、しまう。
*詠得おもむろに銃を出し、いろいろ眺める
詠得 「しっかし、この仕事について初めて使った相手が犯人じゃなくて上司って
のも凄い事かな・・・自慢にならん・・・恥だな、くっそう・・・税金の
無駄使いしちゃったなぁ」
*サクラ壱弐また出てきて何か言い争ってる、詠得は曲聞いていてわかんない
注:曲は何曲か用意しとく事
*サクラ壱銃を出す、弐尻餅をつく
*詠得、銃を客の方に構えて「ダン」「ダン」なんていってる
*弐は話せば解るとか言ってるが、壱は聞いちゃいない。壱、弐を撃つ(一発)弐倒れる。
詠得は自分が誤って発砲したと思い、銃を見る。壱はその間に弐を引きずってソデへ、詠
得は首傾げて銃を仕舞う。暫く曲によう
*安佐日登場
安佐日 「詠得」
詠得 「・・・・・・・」
安佐日 「詠得!」
詠得 「・・・・・・・」
安佐日 「詠得!!!」
詠得 「え、・・・あぁハイ」
*スイッチ入れて止めて、ヘッドホンを外す。曲もそれに合わせてとまる。
詠得 「なんですか?」
安佐日 「(呆れて)なんですかじゃないよ。幾ら暇でも、耳はあけとけ、」
詠得 「あぁ・・ハイ、すいません」
安佐日 「何か変な音したんだが、・・・・・・・・それじゃわかんないわな」
詠得 「あ、はぁ・・・すいません」
安佐日 「ま、いいか」
詠得 「あ、あの、一つ」
安佐日 「何?」
詠得 「ガイシャの店の隣が・・・」
*刑事登場「となりのトトロ」唄ってくる
刑事 「(ソデで”となりの”の部分宜しく。詠得に合わせて)とっとろっとっっ
とーろー、とっとろっっとっとーろ」
*詠得、安佐日ボーゼン。唄は続く
詠得 「時々あの人、殺したくなりません?」
安佐日 「極、たまに・・・いや、最近はその都度かな?」
詠得 「そうでしょう、そうでしょう」
刑事 「ん?何の話だ?」
安佐日 「なんでもないですよ」
詠得 「で、さっきの事ですけど」
安佐日 「家具屋の隣の銀行の事か?」
詠得 「そうです」
安佐日 「そればっかりは、犯人でない俺がわかるような問題じゃないな」
詠得 「そうですか」
刑事 「安佐日の方はどうだった?」
安佐日 「いえ、目撃証言はありませんでした。」
刑事 「そうか、こっちもだ。時間が時間だし、遠隔地の会社員や学生・新聞配達
員位しか外にいないだろうしな」
安佐日 「新聞の方は確認済、事件のあった時間帯には、ここの配達は無かったそう
です。」
刑事 「よし!!」
*安佐日・詠得、刑事を見る。
刑事 「迷宮入りだ、帰ろう」
詠得 「待ってください!!、まだ捜査始まったばっかでしょ!!」
刑事 「だってぇー」
*指くわえる
詠得 「だってじゃないですよ!!指もくわえない!!」
安佐日 「これが、”迷宮入りの傘”の実力・・・(ため息)」
詠得 「じゃあ、これから僕と安佐日さんで周り見てきますから、ここにいてくだ
さいよ」
詠得・安佐日ソデへ
刑事 「だってさ、目撃者無し=犯人無し。つまり、彼女とその息子は自殺したっ
て線でいけるはずなのに・・・でもな、そうすっと、盗られた金の行方が
問題になってくるよな、うーん(うずくまる)・・・・奥が深い」
*暫く止まってる
刑事 「そうか、奪った金はどっかの団体に寄付して、自殺を・・・ん?それじゃ
動機がまるでない・・・・・」
*サクラ壱ソデから出てくる
サクラ壱「チッ、あいつが自首するなんてロク出もない事いったからやっちまったぜ。
まあ、あの店員とガキは彼奴がやったんだから、俺に足はつくまい」
*刑事、サクラ壱を見てる、サクラ壱はそれに気がついてない
刑事 「あなた犯人ですか?」
サクラ壱「ん?ああ」
刑事 「あっそうですか」
サクラ壱「あんたは?」
刑事 「刑事です」
サクラ壱「ゲッ」
*サクラ壱逃げる、刑事は追わない考えてる(冷静)
刑事 「・・・・ん?ちょっと待てよ・・・今俺犯人見ちゃったろ、あそこに犯人
がいた。つまり・・・・・あーーーーーーーしまった。もしかしたら俺が
第一目撃者!!ヤバイ俺の天才的理論でいけば犯人は俺じゃないか!!ど
うする!!どうする!!」
*安佐日来る、刑事のあわてぶりに気がつく
安佐日 「ん?傘形さんどうしました」
刑事 「んはっ!!な、なんだい、・・・あ、はははあああはははははははははは
(ワザとらしい笑い声)」
安佐日 「何かあったんですか?」
刑事 「いやいや、なんでもないんだ気にしないでくれハッハッハ!」
安佐日 「そうですか?」
*安佐日止まる照明降りる刑事にピンスポ
刑事 「ヤバイヤバイ、ここで俺が犯人見たって言ったら、俺を犯人だと断定する
だろう。それは避けなくてはいけない!!どうすれば・・そ、そうか俺以
外の誰かが犯人を目撃すればいい、そいつが犯人だ!」
*照明戻る
安佐日 「どうしました?」
刑事 「なんでもい」
安佐日 「日本語になってませんよ」
刑事 「え、そ、そう?それにしても遅いね、詠得君」
安佐日 「そうですね、何かつかんだのかな?」
(間)
刑事 「遅いね」
安佐日 「遅いですね」
(間、さっきより長い)
刑事 「本当に遅いね」
安佐日 「何期待してるんですか?」
刑事 「い、いや、何も」
安佐日 「そうですか」
刑事 「早く来いよぉー」
安佐日 「何か隠してます?」
刑事 「隠してない、犯人みたなんて、そんな事隠してない!!」
安佐日 「見たんですね」
刑事 「あっ」
(間・・・かなり長い)
刑事 「あーどうしよう」
*刑事頭抱えてうずくまる
安佐日 「なんでそんなに困った顔するんですか?、犯人しょっぴきゃいいでしょう
!!」
刑事 「何で俺が逮捕されなきゃいけないんだよ!!」
安佐日 「はぁ?」
刑事 「だから、俺が犯人なの!!」
安佐日 「何わけわかんない事言ってるんですか」
刑事 「(オドオドして)だから、・・・犯人の・・・目撃者出てないだろ」
安佐日 「ええ、今の所ね」
刑事 「俺が第一発見者なんでよ」
安佐日 「(銃を取り出す素振り)で、奴は・・・・」
刑事 「(安佐日に向かって手を出して)う、撃つな俺は犯人じゃないぞ!!」
安佐日 「んな事解ってますよ、で、犯人はどこに」
刑事 「ここ、(と自分を指さす)」
安佐日 「だからぁ、何で、あんたが犯人なんですか・・・・・ああぁ!!」
* ↑ここから、台詞スロー ↑大声
*安佐日、あっちゃーって感じで手を頭に添える
刑事 「(嬉しそうに)わかってくれた!、ほら、俺の理論で行けば、第一発見者
が犯人だろ、それじゃ俺になっちゃうんだよー。どうしよう」
*安佐日大きくため息(狼狽かも)
安佐日 「ひとつ聞いていいですか、そんのくっだらない理論はどこで手に入れたん
ですか?」
刑事 「くだらなくはない!!、この理論はだな、昔読んだ推理小説の犯人がそう
だったんだよ」
*安佐日、又ため息して
安佐日 「それ、小学校の時じゃないですか?」
刑事 「ん?そうだよ」
安佐日 「最もポピュラーな推理小説の一つですね、僕も読んだ事あります。あまり
にもくだらないんで、途中で読むの止めたんですよ、タイトル何だったか
な?覚えてないや」
刑事 「それで、俺はその理論を信じた。これを否定されたら、俺は自分自身を否
定された事になる」 ↑強調
安佐日 「誰にあんなくだらないの勧められたんです?」
刑事 「俺の母さんが勧める物にくだらない物は無い!!」
安佐日 「へ?」
刑事 「俺の母さんは常に正しい。俺はその教えのみを、忠実にこなし、夢だった
刑事になり、今のこの地位があるんだ」
安佐日 「マザコンだったのか、この人は、・・・」
刑事 「マザコンじゃない!!尊敬はしているが、愛情はない!!」
安佐日 「じゃあなんなんです?」
刑事 「過保護だ」
安佐日 「マザコンはそっから始まるんですよ!!」
刑事 「何?そうか・・・・うーん」
*刑事考え込む。安佐日、疲れる。
*詠得手帳に何かメモりながら入って来る
詠得 「っっと、(二人に気がついて)ん?どうしたんですか?」
安佐日 「はぁ、あのさぁ」
刑事 「何でもない!!」
安佐日 「そうですか?。かなり重要だと思いますけど、今後の事にしても、」
刑事 「全然」
詠得 「え、え、何かあったんですか?」
安佐日 「何にもないってさ」
詠得 「(安佐日に)そんな教えてくださいよ」
*安佐日、手を首まで挙げて首フリフリ
詠得 「傘形さん、教えて下さいよ」
刑事 「いや、教えるほどの事でもないんでな」
詠得 「そんなあ、そんなに俺の事信じられないんですか?」
安佐日 「はぁ?何いってんの、そんな事件とはちょっと違うレベルでの・・・あ、
でも、関係無くもないのか?。うーむ」
*安佐日、どう説明しようか悩んでる
刑事 「そんな事より、何か解ったか?」
詠得 「え、ええ、まぁ・・・・・共犯者と思われる、ガイシャの死体が、上がり
ました。今、6課が、検死官と一緒に入ってます。」
安佐日 「金の事でもめて、殺ったって可能性が大きいな、」
刑事 「ガイシャが自首を持ちかけて、それで、相手が殺ったっていう線もあるぞ。」
詠得 「なんか具体的ですね」
刑事 「へっ、そうか?気のせいだよ」
安佐日 「ホーーーーーーーゥ」
刑事 「なんだよ」
安佐日 「別に」
詠得 「で、この件は連絡待ちとして、それで、気がついた事が、」
安佐日 「なんだ?」
詠得 「さっき安佐日さんが言ってた変な音って、このガイシャの殺人と関係ある
んじゃないですか?」
安佐日 「だろうな、銃みたいな音だった。」
詠得 「それで、」
*少し間
詠得 「自分が銃いじってた時誤って発砲したかなって感じた時があったんです。」
安佐日 「なんだって」
刑事 「じゃあ、その時、犯人は割と近くにいたって事か、何で気がつかなった!!」
安佐日 「音楽聞いてたんですよ」
*詠得、土下座して、
詠得 「すいません、すいません」
*刑事、詠得に近づいてしゃがみ、
刑事 「気にする事はないさ、誰にでも失敗はある。(不敵な笑い)」
詠得 「傘形さん(不吉な予感を感じている)」
*詠得、傘形を見る。傘形、詠得の肩をポンと叩き、
刑事 「気にするなって、よし、じゃあ、俺の失敗談を教えよう、(遠い所を見る
様な目で)12の時、家のカーテンに火を付けて親父に殴られた。」
(間)
刑事 「・・・ん?どうした?」
詠得 「そりゃあ、あんたが悪いでしょう。」
安佐日 「うん」
刑事 「なんで?。カーテンに火を付けただけじゃないか」
詠得 「それは悪い事ですよ」
刑事 「なんでだ?、6棟焼失の7人3度の火傷を負い。消火に3時間15分を要
しただけの、ま、無邪気な子供の遊びじゃないか。ハッハッハ・・・・」
*詠得・安佐日の冷たい視線
刑事 「・・・・無邪気な遊び」
安佐日 「それ、犯罪っていうんですよ。」
刑事 「えっ、そうか?火をつけようって意志はあったけど」
安佐日 「それじゃ、法律上、悪意を持っていて、しかも、過失を認めた事になりま
すよ」
*刑事、手を上下させる
刑事 「平気、平気、確か、そのころ放火の常習犯だった奴のせいになっているは
ずだから、」
詠得 「この人・・・・」
*詠得立ち上がる
安佐日 「学生の頃とか、悪い事多少しますけど・・・・この人には勝てない・・・」
刑事 「そんな事ないさ、安佐日例えば何した?」
安佐日 「えっ、まぁ学生ん時競馬やったり、パチンコしたり、・・・」
*刑事、安佐日を睨む
安佐日 「う・・・・」
刑事 「他には?」
安佐日 「解りました。言いますよ!!中三ん時、学生証を18になるようにコピー
で偽装して、レンタルビデオの会員になって、AV見てました!!今そこ
のビデオ屋じゃあ俺(自分の年齢に3足して)*歳ですよ」
刑事 「ほーーーーーーーーう、じゃあそん時は君、青少年保護育成条例にどうど
うと違反してたんだね」 ↑ここ強調
*刑事嫌みったらしく
安佐日 「で、でもですね、そん時の俺なんか可愛いもんですよ!!俺の知り合いな
んか中学生のくせして裏ビデオのブローカーから8割引きで買ってたんで
すから!!」
刑事 「映像倫理違反か・・・安佐日君、君ってどしがたいね」
安佐日 「それは俺じゃないですよ!!」
*刑事、手帳の切れ端を安佐日にやる
安佐日 「なんです?これ?」
刑事 「俺の電話番号だ。そいつに渡しといてくれ」
*安佐日硬直、何かいいたそうだが声にならない。刑事は詠得に近づいて、
刑事 「さぁぁぁぁぁ君の方はどうかなあ」
詠得 「俺のせいにされた悪い事はあっても、自分からした事はないですよ」
刑事 「ほんとうかぁ(かなりやらしく聞いてくれ)」
詠得 「そんな事よりも、犯人なんとか探しましょう。6課に先越されたら、朝か
ら出ばってるのにシャレになんないでしょ」
刑事 「(焦って)い、いや、へ、平気だって、なぁ安佐日」
安佐日 「さあね」
詠得 「やっぱり、何か隠してますね。」
刑事 「いや、そんな事・・・」
安佐日 「詠得、」
*詠得、安佐日のほうを見る
安佐日 「いつものだよ」
詠得 「いつもの?」
安佐日 「そう」
詠得 「ひょっとして、傘形さん?」
刑事 「ハイ(うわづって)」
詠得 「ひょっとして、犯人見たけど、あの変な理論で、自分が犯人だと思いこん
でませんか?」
刑事 「変じゃないぞ、あれは俺の母さんが・・・」
*詠得、刑事睨む。 ↑ここからスローに
安佐日 「今程”三つ子の魂百まで”って言葉を思い出す絶好のタイミングは無いな」
詠得 「そうですね」
刑事 「お、俺は犯人じゃないぞ!!」
安佐日 「わあっとる!!」
刑事 「そ、そうか、な、ならいいんっだ。ハッハッハッハッハ。じゃあ目撃者探
しを続行しよう!!」
安佐日 「それよりも犯人の特徴は?」
刑事 「知らん!!」
*安佐日・詠得「へ?」って顔
詠得 「だって、目撃したんでしょ?、それなら、新たに目撃者探すよりも傘形さ
んの見た奴の特徴で探した方がはやいでしょうが!!」
刑事 「俺が犯人じゃないって事は俺は目撃者でもない!!よって知らん!!」
詠得 「この親父なんとかならんか?」
安佐日 「どうにもなんないんじゃない」
*安佐日・詠得は考えている。刑事は、ウロウロしている。刑事ハッとして、安佐日達の
方を向いて、
刑事 「そもそも、俺の理論のどこがおかしいんだ!?目撃者が犯人っていうのは
いろんな事件に於いて割と鉄則的な事ではないか!!」
詠得 「問題はその使い方ですよ」
安佐日 「そうそう、どこに犯人見た警官が自分を犯人だと思って自首します?」
*刑事自分を指さす
安佐日 「はぁ・・・やってられん」
*安佐日ソデへ消える
詠得 「あっ、待って下さい!!捜査なら手伝いますよ!!」
*詠得も安佐日を追ってソデに消える
刑事 「うーん・・・どうかしたもんか・・・・」
*サクラ壱背後から傘形の肩をポンと叩いて
サクラ壱「あ、あのう」
*刑事、サクラ壱を見て
刑事 「なんだ、お前か今忙しいんだ。行った行った。」
サクラ壱「自首したいんですが」
刑事 「どうゆう事だ?」
サクラ壱「彼奴撃ってから、なんかやりきれなくて、自首したいんです。お願いしま
す。」
刑事 「そういわれてもなあ、今、陽境家具店の事件をな・・・」
サクラ壱「その犯人俺です」
刑事 「あっそう・・・・・・・・なにー!!!」
*サクラ壱照れる
サクラ壱「いやあ、そんなに驚かないでくださいよ」
刑事 「ああ!又、犯人の目撃者になってしまった!!」
*刑事頭抱えてしゃがむ
サクラ壱「あのう、さっきもお会いしたじゃないですか」
刑事 「犯人が俺になっちまうーーーーー」
サクラ壱「は?」
*刑事ハッとして
刑事 「そうか」
*刑事サクラ壱の方に行って
刑事 「いいか、今から俺の言う事を聞け!このままじゃ俺が犯人になってパクら
れちまう。いいな」
*サクラ壱そのすごみに負けてうなづく
*刑事、サクラ壱の肩を抱いて
刑事 「いいか作戦は・・・・・」
*照明フェードアウト
*音楽入る。テクノがいいかな?照明はフェードイン。中央やたら嬉しそうな刑事。詠得
達が帰って来るのを心待ちにしている。足でリズムとったりやたら陽気。
*注ここから傘形刑事基本的に嬉しそうにしてくれ(感情の変化は後で指示)
刑事 「(口笛吹いてる)ん、おぉ、帰って来た帰って来た」
安佐日 「あれ?傘形さん、やたら陽気ですね」
刑事 「いや、だってな、暗くして待っててもしょうがないだろ!!ハッハッハ」
安佐日 「いや、そうですけどね」
刑事 「(安佐日の後ろを覗くようにして)詠得は?」
安佐日 「今来ますよ・・・ほら、」
*詠得登場
刑事 「やぁー詠得君」
*刑事詠得の方に歩きながら歓迎握手する
詠得 「(嫌そうな顔して安佐日に)一体何あったんです?この人」
安佐日 「さあ?・・・」
刑事 「いやあ悩みとは解消されるためにある!!希望から産まれるのが絶望であ
るように、絶望から又希望は産まれる」
安佐日 「何いいたいんだ?この親父」
詠得 「あのう」
刑事 「ん?」
詠得 「何時まで、握手してればいいんですか?」
刑事 「ん?・・・(手を見る)・・・おぉすまん!!・・・いやぁ別にホモって
訳じゃないよ」
詠得 「シャレになりませんよ」
刑事 「ん、そうか?」
安佐日 「とりあえず言っときますけど、手がかりはありませんでした。」
刑事 「あぁ、こっちからは本庁からこの事件で通達あるよ」
詠得 「なんです?」
刑事 「犯人、ほら同僚殺したろ、使った銃は依然警察からパクられた物らしい銃
の口径・種類からの識別だ。ほぼ間違いないだろう」
安佐日 「なるほど、犯人は元警官とか、その線もありそうですね」
刑事 「多分盗んだんだろう」
詠得 「何かこだわってますね」
刑事 「え?そんな事ないようー」
安佐日 「むしょうに明るいし」
刑事 「え、そう?・・・そんな事ないよう、」
安佐日 「・・・・・・・・・(なんか考えてる)・・・・」
刑事 「何不機嫌な顔してんの、ちぃっとこっちゃ来い」
*二人とも寄る左から安佐日・詠得・刑事の順。並んだ後は刑事そわそわし始める。(後
ろ気にしたり)
詠得 「何気にしてるんですか?」
刑事 「ハッハッハ」
安佐日 「で、なんのようですか?昼日中に男が三人揃ってこんなとこでしゃがんで
話すのってゾッとしませんよ」
*刑事後ろを気にしながら
*↓(ここから)
刑事 「いや、何、つまり、こうゆう事はだな、そんなこんながあって、どっちつ
かずなとこもあり、否定しなくても、肯定もしないし・・・・」
詠得 「何いいたいんですか?」
*矢印のとこからサクラ壱通過。安佐日・詠得共に気がつかない。刑事少し顔色が変わ
る(ちっと頭にくる)
安佐日 「うん。本当に何言いたいんだか」
*ここから、一定間隔で、サクラ壱が三人の後ろを通過します。傘形は気にするけど、他
の二人は気づきません。
詠得 「傘形さん、何か用の為にこんな事さしてるんでしょ?一体何ですか?」
刑事 「ん?だからさぁ、こ、これからの捜査の為に多少の作戦会議が必要だと踏
んだわけだ俺としては。何か有効な手段は持っていないかな?」
詠得 「急に言われてもですね」
安佐日 「そうですよ、第一傘形さんが犯人の特徴知ってるはずでしょ、教えてくれ
たって、バチ当たらないと思いますけど。」
刑事 「ん、?、あ、あぁ、その事?んーいや、それはさ、つまり」
安佐日 「なんか目、こっち見てませんね」
刑事 「ん?あは、あははははははははは」
安佐日 「なんかあるんですか?」
*刑事立ち上がって
刑事 「なんでもないし、お前じゃない!!」
安佐・詠「は?」
刑事 「ん、いや、なんでもない」
安佐日 「なんかアヤシイ」
刑事 「もっっっっっっうヤダ!!」
詠得 「何でしょう?」
安佐日 「さぁ」
*刑事、詠得の顔を両手で抑えて、サクラ壱の方へグイっと向ける。詠得とサクラ壱目が
合いサクラ壱は手を振る。詠得は何の事かわかんない刑事はサクラ壱がソデへいった事を
確認してから、詠得の顔を自分の前に持ってくる。(サクラ壱出番終了)
注:安佐日はサクラ壱を決して見ない事
刑事 「見たか?(真剣に)」
詠得 「何をです?」
刑事 「男が歩いて行かなかったか?」
詠得 「歩いて行きましたね」
刑事 「特徴は?」
詠得 「(特徴)です。」
*刑事、詠得から手を離し、スックとたって、
刑事 「フッ、今回の陽境家具店強盗殺人事件の犯人はお前だ!!」
*詠得を指さす
*詠得立ち上がり
詠得 「なんで俺が犯人なんですか!!」
刑事 「それは、わたくしの揺るぎ無き理論に基づいている!!」
*安佐日立ち上がり
安佐日 「って事は・・・」
詠得 「今のが犯人」
安佐日 「詠得!、顔覚えてるか!!」
詠得 「勿論です」
安佐日 「追うぞ!!」
*二人サクラ壱の行ったソデの方に行こうとする
刑事 「待てい!!!」
*二人振り返って
刑事 「どこに行く。犯人はそこの詠得君じゃないか」
安佐日 「あんたはいつまでソレにこだわってんの!!」
刑事 「安佐日くん、君はまだ気がつかないのか?そいつが犯人だという事を」
*安佐日、傘形の方へ
安佐日 「あんたこそ、やっている事は事実を隠ぺいしようとしてるってなんで気が
つかない」
刑事 「詠得くんが、隠ぺい工作を?」
安佐日 「お前じゃー!!」
*安佐日、刑事を指さす
刑事 「フッ、しかたないな、そこまでするとは・・・じゃあせめて君にふさわし
いステージを用意しよう。」
*刑事ソデへ行き、机やら何やら持って来て簡単なバリケードを舞台中央より左寄りに作
る。
詠得 「なんです?コレ」
刑事 「君の最期の牙城。君はここで篭城をきめこむのさ」
詠得 「は?(呆れてる)」
刑事 「不服か?」
詠得 「そんな問題じゃないでしょう、やってないのに刑を押しつけられて、これ
は明らかに傘形さんの俺に対する名誉棄損ですよ」
刑事 「なっ!!・・・・そんなに不服?」
詠得 「そうゆう問題じゃないって、さっきから言ってるでしょうが!!」
*刑事考える仕草、
安佐日 「何企んでるんです?あのね、あん・・・」
*刑事、安佐日を手で制す
詠得 「いい加減にして下さい。犯人が遠くへいっちゃうでしょ!」
刑事 「・・・・・・・・あ、そうか」
詠得 「何が」
刑事 「君の不満だよ」
詠得 「あのね、もう一度いいますけど、俺は犯人じゃないし、傘形さんの理論は
ね、利用範囲としては殆ど意味ない・・ってどこ行くんです!!」
*刑事舞台から降り、さっきのお客を引っ張ってくる
刑事 「じゃ、こっちへ」
*と言って、その客をバリケードの中へ、
刑事 「暫くここにいてください」
*刑事、元の位置に戻ってクルッと反転詠得の方へ向いて
刑事 「さぁ、これでいいかな?」
詠得 「何が!!」
刑事 「犯人であるとバレた詠得巡査は、人質を取り篭城。」
詠得 「ちょ、ちょっと待ってください!!。なんでそんな事までしなきゃいけな
いんです?!あなたちょっとおかしいんじゃないんですか?!」
刑事 「何、まだ不服なの。ハッ、困った奴だな」
詠得 「あんたでしょう!!」
刑事 「しかたないな、安佐日、詠得の銃持って来て」
安佐日 「は?」
刑事 「銃だよ」
安佐日 「何故?」
刑事 「いいから早く!!」
*詠得渋々安佐日に銃を渡す、そのかん刑事は手袋をはめる。安佐日、刑事に銃を渡す(
この時の役の立ち位置は左から詠得・刑事・安佐日にしてください)
刑事、詠得の銃を少し見てから安佐日の足を躊躇無く撃つ(一発)
安佐日 「あっ・・・っぅ」
*安佐日倒れる
詠得 「な、何て事するんですかあんたは・・・」
*と怒鳴って事の重大さに気づく
詠得 「・・・まさか、」
刑事 「そぅ(嬉しそう)、ダメだよ、いくら篭城して気疲れしてるからって同僚
撃ったりしちゃあ・・・あぁコレかえすわ」
*詠得に銃を返す
刑事 「さ、どうします?警察は弾からお前を犯人だって割り出すぞ。その銃には
お前と、ちょこっとだけ安佐日の指紋が付いている。ねぇ、自首しなさい
な」
詠得 「そこまでして自分の理論押し通したいんですかぁ!!」
*刑事、詠得に近づいて
刑事 「さっきの貸し、今ここで返して貰うわ、今、ここで・・・さ、どうする?」
* ↑強調
詠得 「卑怯者!!」
*詠得、刑事に銃を向ける
*音楽入る、緊張感のあるやつ
刑事 「ッハーン、やる気になったね。そうこなくちゃ」
*刑事も銃を出す(詠得にはまだ向けない)
詠得 「これは正当防衛です。傘形警部補、あなたは精神的異常がどこかにありま
す。検査が必要です。銃を捨て、こちらに来て下さい」
刑事 「ケッ、同僚を撃ったやつが言う台詞か?」
* ↑ここで刑事が安佐日に目を向ける事
詠得 「どれもこれも、あんたの仕業でしょうが!!」
刑事 「フフフフフフフフフフフフ・・・・」
*刑事含み笑いをしながらソデ右に消える
*詠得消えた方向に少しづつ向かう銃そのものは最初の構えたまま。安佐日に目をやり、
詠得 「大丈夫ですか?」
*銃は保持姿勢
安佐日 「クッ・・・コメディにつもりが、ハードアクションだな」
詠得 「真犯人の特徴は***です」
安佐日 「そうか・・傘形さんは逮捕しよう・・・クッ・・・」
詠得 「勿論ですよ、役職も免許も剥奪ですよ・・・証人に立ってくれますよね?」
安佐日 「当たり前だろ・・・悪いな、暫く気絶してるわ」
詠得 「どうぞ」
*安佐日気絶。詠得は刑事が消えた方を凝視しながら少しづつ移動銃は保持姿勢
*消えた反対側のソデから刑事登場詠得につめよる。詠得は気づかない。刑事詠得の頭に
狙いを付け
刑事 「自首しなさいな」
*詠得ゆっくり振り向き
詠得 「基本は一発めに空砲・・・けど、安佐日さんは撃たれた・・」
刑事 「一つずらしたからな」
*詠得、刑事の銃を見て
詠得 「それ、空砲じゃないの?」
刑事 「試す?」
*刑事撃つ、詠得間発倒れ込むようにしゃがむ
刑事 「いい運動神経だ」
詠得 「本当に撃ちやがった」
刑事 「そのとうり、初弾は空砲だよ、」
詠得 「クッ」
*詠得、刑事に銃を向ける。刑事も銃を向ける
詠得 「こんなシーンの映画ありましたね」
刑事 「レザボア・ドッグスだね・・・タランティーノだ」
詠得 「俺はティム・ロスのほうが好きですけど」
*詠得、刑事の足に標準を変え撃つ、刑事倒れない
詠得 「ッ?空砲!?」
刑事 「そうゆう事」
*刑事、詠得を撃つ(三発位)詠得大の字で倒れる。
刑事 「敵の言う事は聞くもんじゃないよ、銃倉は一周弱回しといたんだよ」
*詠得顔が笑っている
刑事 「死んだのに笑うかね」
*刑事、人質の方に向かい
刑事 「ご協力感謝します。どうぞお戻り下さい」
*客を戻す。戻したあと照明落ち刑事にピンスポ
*音楽、できれば古畑任三郎
刑事 「(古畑入ってる)いやー今回の事件は、同僚の詠得君の犯行という事が解
りました。やはり目撃者は犯人という私の理論は正しかったわけです。こ
ういった凶悪な内部の犯罪はいやですねー思い込みも怖いものです。詠得
君笑ってましたねーククク、人は死ぬ前に人生を走馬燈のように見るとい
いますが、よほど面白いのでしょうか?・・・でも、人は死ぬ前に歩みた
かった夢をみるとも言われてます。ひょっとしたら私を撃ち殺す夢でも見
ているかもしれません・・・・傘形侠七朗でした。」
*刑事左ソデへ退場、ピンスポはそれは追わない。少しの間のあと詠得の方へピンスポP
AN。
*詠得銃を持ったままヘロヘロ立ち上がり正面を向きゆっくり銃をこめかみ付近まで持っ
てきて顔は泣きそうに手は震えながら、引き金を引く(この動作”タメ”を大事に)カチ
っと鳴る。(弾は入ってない)震えながら大きく深呼吸して客の方に顔を向け何かを策略
してるかのような、いやらしい微笑みを向ける
*ピンスポカット、同時に音楽(テクノ)
*同じ曲のまま照明上げて「ありやとあんした」で終わり
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