あさはかな評論

97
現在、以下を公開中
〔志村がここ何年か映画館で観ている映画リスト〕
96年洋画のまとめ
ID4の大風呂敷
ベッソンについて考える2
映画の火星的快楽
最強映画の一つはコレだ!
SWのSF感覚
7作目の五大要素
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96年洋画のまとめ
えーっと洋画の方はと、うーん「セブン」(以下「7」)か「アンダーグラウンド」(以下「UG」)だろうなぁ、やっぱ。「デカローグ」観れなかったしなぁ。・・・比べられん、両方。
「7」も「UG」も、キーワードは”世界”。これを如何に造り上げているかが凄く気持ちの良い映画になっている。もう、「7」のフィンチャーに関しては天才の域ですね。「UG」クストリッツァは神に近いかも(笑)。この二作品は結局ファンタジーなんです。「7」は「雨」を徹底的に利用した。ダークさいっぱいのファンタジー(最初「ブレードランナー」か?とか思ったくらい)「UG」は現代史のファンタジー。史実と虚構がいり混じり、圧倒する位のリアリティで突き進む。両者共に、途中で読める終わり方だけれども、「7」はそれが静かな恐怖になり、「UG」は気持ちよく迎えられる。96年に関しては、洋画はこの二本につきます(いいきり)。「ツイスター」も「ミッション・インポッシブル」も観てないけど。いいきる自信はあるよ。ちなみに次点は「12モンキーズ」テリー・ギリアム監督には「未来世紀ブラジル」でハマった人なんだけど、これいい!「ブラジル」には負けるけど、ブラッド・ピットのイカれた演技がイカス!
オマケ・・・「陽のあたる教室」は、ほのぼのさが気持ちいい名作。「デスペラード」はとにかくバカバカしくて楽しい快作です。チェックしてみてね。
関連 あさ評映画館で見た映画リスト96年版
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ID4の大風呂敷
ガッハッハ。いやーバカ映画でした(良い意味で)。どこを切ってもアメリカ映画。何を切ってもアメリカ映画。散々CMで「大作」「大作」言ってて一体どんなと思ってみればこれですか。ハッハッハ。あれだけやってくれると気持ちがいい。でも、日本のアニメ(良作のSFね)観てるみたいだった。でもアメリカ映画だけどね(笑)。さて、「アメリカ映画」うるさいぞと思うだろうけど。何を持ってそうかと云えば、あの映画っておもいっきしアメリカ気質に寄っているんですわ。宇宙人を殴ってのすし、テレパシーのような物(関連性不明)で意志疎通するわ、美しい力技のオンパレード。超B級ですね。ま、力技ながらもここ最近の大作映画の中では、まとまっている方です。アメリカ大統領を中心に世界最大級の多国籍軍化しちゃったりするのは、湾岸戦争を受けての事だっていうのがみえみえだし(それを踏まえてるから大統領が湾岸戦争で戦闘機乗りをやっているという設定が生きるのだ+イラクと米軍が手を組むっていうくだりも深みを増すようにしてある)、アメリカの独立記念日を世界の独立記念日にしたり(それをやるためだけの映画だっつーの)、よくも悪くもアメリカ精神丸だしの映画なのだ。
只、人がポコポコ死ぬのはいいとして(ガンダムみたいだから。)、死んだ者をすぐ誇りとかにすな!、って書くと観た人が解ればいいけど、あそこは最大多数の最大幸福に染まりすぎて観てて嫌悪感を感じた。あそこは僕にはいただけないのだった(他にもっと良い方法がいっぱいあるのに・・・)。
まぁでも、ハズレではないです。久しぶりに燃えて、関西風ツッコミを客がいれられる素晴らしい(本当か?)映画です。
関連ID4
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ベッソンについて考える2
「LEON INTEGRAL VERSION」は最初の「LEON」より切なかった。いや本当に切なかった。基本的に追加であるこのバージョンは、追加と云うよりもこれで「LEON」という作品になっているというのが凄い。基本的に新作の追加による完全版などの類は、みるとその”追加シーン”が目立って観てて困ったりするんだけど、この「レオン」はそんな印象は全然なく。自然に流れていく。でも今回それより驚いたのは、映画の始まり方。いや、そこは全然かわんないんだけど、観てて凄いドキドキした。ストーリーを知ってるからなのか、あの切ない終わり方を知っているからなのかしらないけど、もうドキドキしていた。で、ジャン・レノかっこいい!ナタリーかわいい!ゲイリーいっちゃってるー!と、やはり「レオン」は映画館で観るべきですね。
でもそろそろ観たいなベッソンの新作。作ってるみたいだけどいつ観れるんだろうなぁ。今年かなぁ、来年かなぁ・・・
関連LEON・リュック・ベッソン
あさ評96ベッソンについて考える
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映画の火星的快楽
「マーズアタック!」は傑作だった。「ID4」なんかよりも面白かった。と、書くと「ID4」ファンの人から抗議がきそうだが、あの50年代的感覚にはクルものがある。
ここで、問題視されるのはリアリティだろう。「ID4」のほうがリアルじゃないかと、果たしてそうだろうか?、映画、ことにSFの類は、この数十年という歴史のなかでリアルが形成された。「ガンダム」や、「エヴァ」の戦闘とかに感じるリアリティと一緒で、作られたリアリティなのだ。では何故見た事もないロボットの戦闘にリアルを感じるか?、それは、例えば「ガンダム」の場合、第二次世界大戦のイメージを基にしているためであり、それが間接的な表現(この場合モビルスーツ)で流用されて、リアルに感じる事ができる(只、「ガンダム」に関しては、「パトレイバー」の登場により、そのリアリティ観において、ズレが生じている。自動車感覚の「レイバー」の方がリアルなのだ)。
さて、ここで「マーズアタック!」に戻そう。ここで出てくる宇宙人は、H・G・ウェルズの「火星人襲来」とかに近い感じだけれども(イメージという意味で、実際ウェルズの宇宙人はタコみたいな奴)、これがリアルじゃないとは言いきれない。だって、宇宙人見た奴って(あんまり)いないじゃん。只常識的にみて、「あのガラスのメットUVカットじゃないと死ぬぞ奴ら」位なもんで、あとは楽しみましょうな感じの映画になっている。
それにしてもティム・バートンって凄い。「シザーハンズ」の成功があるからなのだろうけど、って違うか、「ピーウィの大冒険」とか「ビートルジュース」とか以前から好きかってにやってるか、でも、それが受けいられるのは凄い。「バットマン(1、2)」は未見だけど、「エド・ウッド」は傑作だった。そして、今回の「マーズアタック!」でしょ全部代表作じゃん(「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」とかもあるしね)。早くも次回作が楽しみだったりする。
あとナタリー・ポートマンかわいかった。
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最強映画の一つはコレだ!
すまんのう、就職活動でちょいと映画観れん時期に入ってて、今回はちょっとだけ古い映画を。
「トゥルーロマンス」文句なく最強映画の一つ、原作&脚本はクエンティン・タランティーノ、監督を「トップガン」&「クリムゾンタイド」のトニー・スコット(兄貴はあのリドリー・スコット)この時点で最強な事は解るけど、役者が更に凄い。主役はクリスチャン・スレーター、「インタビュー・ウィズ・バンパイヤ」のインタビュアーや、「告発」の若き弁護士役の彼!、それ以外にも、パトリシア・アークエット、デニス・ホッパー(!)、クリストファー・ウォーケン、らが脇を堅め、更に更にバル・キルマー(!)、サミュエル・L・ジャクソン(!!)、ブラッド・ピット(!!)、ゲイリー・オールドマン(!!)などが出てくる。もう今やってる「スリーパーズ」の比じゃないね。内容もタランティーノの軽妙さが出ていてOK出し、しかも全体を通してカッコイイ。文句なく最高の一作でしょ?何観た事ない?それは不幸だよ。内容?内容を言わないのがこのHPのいい所だよ(笑)。最低でもレンタル代金の元は取れる映画なんで、観てない人は借りて観ようね。
ところで、タランティーノは今度いつ監督するんだろう・・・・・
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SWのSF感覚
「スターウォーズ特別編」を観た。んー「スターウォーズ」だった。何か出来のいい日本のアニメを観てるみたいだった。「スターウォーズ」その物を通して観るのが今回初めてだったので、余計にそう感じたのかもしれないが、展開の早い映画だなーというのが第一印象。まるで「ガンダム」のような展開の早さだ、当時斬新だったのが何となくわかる(特にXウイングの編隊はカッコよし!・・・でも一番好きなデザインはミレニアムファルコンだけどね)。ただ、勿体ないのがCG、バレバレやん。フィルムも洗って綺麗にした上でのデジタル編集なんだろうけど、一度お化粧した上にさらに塗ったと印象は否めない。勿体ない!本当にもったいない。
ただ良かったのは、立川のTHXシアターで観たので音がメチャ良かった。いいね、うん。それとね・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ、スターウォーズには書くべき事が見つからない別にCGにするとかやる必要はなかったんじゃないかな?出来れば三本をまとめて、4時間くらいの映画にして一気に公開しても良かったんじゃないかと思うのは俺だけ?別に6時間でもいいんだけど・・・・、そうゆうのって池袋の文芸座とかがよくやったんだよなぁ、でも、今無いしなぁ。取り合えず早く新作作って公開してね。
関連STAR WARS・
THX
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7作目の五大要素
「フィフスエレメント」観てきました。いやー日本だったら、これはアニメでしかやりません。前編通してマンガの感覚に近いです。これは多分、世界観デザインをしたメビウス(ナムコのゲームじゃないです。「ティコムーン」のエンキ・ビラルと肩を成すフランスのマンガ(BD)家。現在大友”AKIRA”克洋との新作を進行中)のデザイン感覚がいいし(トータルバランスの良さでは「ブレードランナー」に勝ってると思う。)僕の観たかった。”光量に満ちた明るいSF”に割と近い感じがして観ていて気持ち良かった。軽めと暗めのバランスも割と上手く取れてました。
ただ、今まで観てきた「ベッソンの映画」としてみると、ちぃと違う気もするのが多少残念だったりする(が、アクションを観ると「あ、ベッソン」と思える)。B・ウィリスの設定もわざとらしいのだが・・・それはしかたないか。
所で、彼は映画を10本監督したら、監督を辞めるらしい。ま、辞めてもプロデュースはしていくだろうが、今回の「フィフスエレメント」が7作目。さて、残る三本をどう撮るのかが見物だ。
追伸:映画の冒頭地球が90度動いたのは、僕が知ってる限りではベッソンが初めてのような気がする。常に俯瞰で動かないお約束な表現の地球をグルっと動かしたベッソンのそんな感覚が好きだなぁ・・・、でもいままでどうして動かさなかったんだろう。
おまけ:監督作
「最後の戦い」
「サブウェイ」
「グランブルー」
「ニキータ」
「アトランティス」
「レオン」
「フィフスエレメント」
*ちなみに「冷たくひえた月」は製作総指揮
関連フィフスエレメント(国外)
フィフスエレメント(国内)
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