あさはかな評論

96

現在、以下を公開中

志村がここ何年か映画館で観ている映画リスト

僕の好きな監督達
D・フィンチャーの怖さ
ベッソンについて考える
僕は明るいSFが見たい
アンダーグラウンドのリアル感
ジャッキー・チェンの偉業
湾岸とベトナムの差
洋画とCG

あさはかな評論96目次戻る> <あさはかな評論目次にいく> <eggplantメインページに行く


僕の好きな監督達
 洋画でまずは、僕の好きな監督。うーん「テリー・ギリアム」と「リュック・ベッソン」が監督としては好き。映画のみにくくれば、「アビス(ジェームズ・キャメロン監督)」や「エド・ウッド(ティム・バートン監督)」だね。僕が好きになるのは、その映像センスっていうか、フィルムから出てくる”個性”ここに挙げてる監督たちは、個性がムチャクチャ強いってのはわかるでしょ?(何?!わからんだと!!)ジェームズ・キャメロンはホラー的なアクションをやらせたら右にでるものはいない。最近そうゆうの撮らずにどっちかって言うと、母性的なのが多いけど・・・「アビス」は、キャメロンの映画をその時代区分で区切ると、ちょうど境に入る映画で、内容も前半と後半が全く違う映画なので、その点でも興味深い。
 僕がテリー・ギリアムで好きなのが「未来世紀ブラジル」もう、あの”好きなカットを撮りまくったと言わんばかりの映像美+濃い世界観は観る人を圧倒します。最新作「12モンキーズ」でも、この世界観と志しは健在で気持ち良すぎ!!(これに関してはブラッド・ピットの狂ってキレた演技がまたいい!!)
 あ、まてよ。世界観なら「リドリー・スコット」も捨て難い。「ブレードランナー」の日本っぽい感じいいし、(2の製作開始オメデトウ)「ブラックレイン」の「ブレードランナー」的世界もまたいい(しかし、どこが大阪だったんだろう・・・でも、大阪がダメだったら、秋葉原でとってたな、あの映画)・・・・このままだと、全部言いそうなので、各コーナーにふっとく。

このページの目次に行く> <あさはかな評論目次に行く> <ポストに行く


D・フィンチャーの怖さ
 この人は怖い。・・・その前に、この監督は「エイリアン3(3乗の表記ができん)」でデビューし、監督2作目が「セブン」。正直言って凄すぎ、だって今ん所ハズシた映画撮ってないし、しかも、「セブン」は完全にフィンチャーの独壇場でしょ。凄い。”雨”によって作られた世界観。あれはどうみても、演出上というよりは、映画そのものを利用して一つの世界を作る事に従事していて、もうそれだけで気持ちいい、OP、EDもそのまま世界引きずってるしね。(もともと、MTVや、CMを手掛けてたからそうゆうセンスは勿論生きてる)只、「セブン」は好き嫌いが強いね、これ読んでるあなたは、「セブン」好きですか?嫌いですか?。僕は好きなんですよ、特にあの終わり方。七つの大罪ときて、あ、こうゆう終わりだろうって読めたけど、そこに至るまでがいい。淡々としていて妙な緊張感をうんでるし、全体的に「見せる」で攻めてたのに、ここは「見せない」に切り替えてるし、やっぱこの人凄いわ。
 今の所作った映画全てが代表作となりえているフィンチャー(「エイリアン3」がやだって人は「2」に毒されすぎかも、「3」はプロデューサーとケンカしまくったいわくの映画なのだ。完全版のウワサあり)早く三作目が観たいぞ。

このページの目次に行く> <あさはかな評論目次に行く> <ポストに行く


ベッソンについて考える
 この監督で初めて観たのは「レオン」。観て「しまった」と思った。もっと早くチェックすべきと思った。時間的にベッソンの映画を観にいくタイミングが取れなかったのが一番の敗因だけど、これを映画館で観たあと速攻で「ニキータ」を借りて観た。・・・映画館で観たかった。
 まず、アクションがいい。ハリウッドでああゆうアクションを撮る人は僕は知らない。あのリアルな人間臭いアクションにまず感激した。ジャン・レノもかっこいいし、ゲイリー・オールドマンの病的な演技(見るからにヤバそうな)もいい。唯一いただけないのは、EDの歌の訳か、いらないよアレ、別に付けなくても、逆に映画の良さ壊すよ。
 そして<完全版>もう前売り買ったもの、予告編観たら全く別物って感じだし(当たり前だ、前回使ってないカットで繋いでるんだから)でも、あのシーンの追加でもっと切ない映画になるんだろうなあ、LDでたら買おう。それにしてもナタリー・ポートマン可愛いね、それだけの為に「ビューティフル・ガール」観に行こうかと思ってるし。・・・さて、文芸座でベッソンの特集が組まれるのを待ちながら、「レオン完全版」観に行こうっと。
 所で、最近向こうは監督の評価が高い感じがする(気のせい?)日本だけかな?・・・そうかもなぁ、ここ何年も役者主体で洋画動いてたみたいだしなぁ。でも、ベッソンはいい。タランティーノより僕は好き

関連リュック・ベッソンレオン

このページの目次に行く> <あさはかな評論目次> <ポストに行く


僕は明るいSFが見たい
 さて、タイトルで、どう解釈するかが問題だけど、「明るいSF」まぁ、コメディの事じゃないよ。内容は暗くてもいいの、画面が明るければ。
 「BACK TO THE FUTURE」みたいな近未来ものでなく。「ブレードランナー(以下ブレラン)」みたいな映画の方で明るくしてほしい。この映画以降、あの手の都市の固定イメージができちゃって、あまりいいとは言えない。だってねぇ、「ジャッジ・ドレッド」にしろ「JM」にしろ、”暗く”て”スラム”で”ヤンキー(死語:笑)”がゴロゴロ。正直言って頭堅いぞ。「ブレラン」がエポックメーキングになっているっていうのは、もう、映画を好きな奴からすれば「ハイハイ」みたいな話で、それから作らなくちゃいけない。何か”新しいもの”をね。これは、ハリウッドだけの話じゃないのは重々承知。邦画もそうだし、アニメもそう(「エヴァ」も例外じゃない)じゃ、何が新しいか?、その答はまだ出ない。岩井俊二監督の映画はどう?という人もいるだろうけど、あれは見る器の問題でしょう。日本にはあれを受けいられる状況は完成していたわけで、岩井監督は来るべくして来た才人。それを言い出したら、ここ数年の邦画はいい監督をどんどん出した(これは追って「邦画の底力」で話す)。岩井監督はその流れの中の一人。
 さて、ここまで来ると「じゃ、お前が『ブレラン』を超える世界観作れんのかよ」と来ると思う。一応サークルでホン書いてる身だし。答は「わかんない」
 「なめんな!!」の声が聞こえる。・・・・いや、実際として難しい。まず、「ブレラン」の世界観の刷り込みが、確実にみんなにあるので、その底から揺さぶるような新たな世界観っていうと、一人じゃ無理だね。それに単に光をあの世界にあてても、世界観そのものを破壊するのは確実だし。でも、結局は誰かがしないといけないんだけどね。
このページの目次に行く> <あさはかな評論目次> <ポストに行く
アンダーグラウンドのリアル感
 本当は「ロストチルドレン」について書くつもりだったんだけど、やられた。一緒に観たんだけど、作品の完成度、怖さ、など全ての面で、アンダーグラウンドが上まっていた。あ、「ロストチルドレン」の主人公の可愛さには負ける。
 悩んでいるけど、自分の中では「seven」超えたかもしんない。
 何が凄かったか?ユーゴスラビアの歴史がこんなエンターテイメントになるのか!!と思った。「フォレスト・ガンプ」なんか目じゃない。正直に言う。「アンダーグラウンド」をなめてた。カンヌでパルムドールを授賞したってテロップが出てもなめてた。そして、3時間後それが凄い恥ずかしい事だと知った。そしてこの映画は凄いと思った。
 パンフレットの解説欄読むまで、”事実”だと客に思わせるシーンがいくつもいくつも登場し、客を引き込み、そしてコメディ、誰もこの映画がそれで終始すると思う、そして歴史的事実”内戦”。そこには、抵抗派リーダーとしての”彼”がいる。
 この映画はまるで夢の様にユーゴの50年を人間サイズで捉え、そしてくくられる。この映画の監督はこれを最後に映画を撮るのは止めるらしいが、それは、勿体無さすぎる。クシシュトフ・キェシロフスキほど年寄りじゃないんだから、彼みたいに宣言して死ぬなんて事できないぞ。新作をつくってくれぇ!!


このページの目次に行く> <あさはかな評論目次に行く> <ポストに行く
ジャッキー・チェンの偉業
 この事に関しては、もう最初にやろうと思ってた。ちょっと思い入れあります。
 実際問題として、ジャッキー・チェンが(世界的)評価されてきたのは、去年の「レッドブロンクス」だと思う。ってこう書くと「キャノンボール」は?って云う映画通もいるだろう。(あれは1、2までは良かったねぇ3は・・・)でも、あれは確か日本人役だったよね。
 さて、ジャッキー・チェンの偉業だけど、彼をアクションスターとして評価するのではない。だってそれなら簡単でしょ、「彼のアクションはハリウッドでは創れない」って云えばそれでおさまっちゃうからね。彼を評価するのは”映画監督”として、「笑拳」「プロジェクトA」「香港国際警察」等があるけど、これを観れば彼がただ単にアクションスターで終わる人間ではない事がわかる。今挙げた映画三つを観ても、その貫かれたエンターテイメント性と演出は、ちゃんと評価すべきだと僕は思う。
 ここ数年になって、ジャッキー・チェンの映画が凄いペースで製作・公開されているが、それは”時間”のせい。彼が自分で監督して主演してたんじゃ、身体が追いつかなくなるのは目に見えて明らかなので、監督業を止め、俳優として、身体が使える間に撮りたい映画を撮ってしまおうとしているわけである(と云っても脚本等色々口出しは勿論している)これぞ映画マン。こうゆう人がいるから映画は面白いんだって思う。
 さて、今年の最新作観に行こうっと。
このページの目次に行く> <あさはかな評論目次に行く> <ポストに行く
湾岸とベトナムの差
 「戦火の勇気」を観た。映画観て初めて、これが湾岸戦争ものだって事に気がついた。でも、湾岸戦争でやるネタなのかなぁ・・・これ自体別にベトナム戦争での出来事としても別に問題はないと僕は思う。でも、何かがそれを許さなかったんだろう。それは多分、戦争そのものに、勝ったか負けたか。
 ベトナム戦争に於いてアメリカが負けているのが最大の理由だろうけどね。(ここで、日本映画に於ける戦争物を考えてみよう。戦前は、士気高揚を狙って作られているから、ある意味エンターテイメント性が高い。戦後は、「きけ、わだつみの声」に代表されるような、反戦色が強い物があるが、基本的に、”戦争は誰が始めたんだ?”的な問いかけの物が多い。しかし、去年「WINDS OF GOD」のような第二次大戦を舞台にしながらも一級のエンターテイメントにしているのもある。「パトレイバー2」に関しては意味合いが違ってくるので、ここでは触れない)つまり、”戦争の悲惨さ”を伝えるには、事実上敗戦をしまった。ベトナム戦争で、”戦争をモチーフにエンターテイメント”をするなら、勝利した湾岸戦争で、という形にになるのは、国民心情からなんだろうなと思う。
 でも、戦争でエンターテイメントってのも変な話。戦争は戦争で、真剣に卑劣な物を作って欲しいと思う。(でも、そんな映画あったら観にいかないけどね。)
このページの目次に行く> <あさはかな評論目次に行く> <ポストに行く
洋画とCG
 邦画の方にも同じネタを書いたけど、洋画とCG基本的に相性は悪い。本当に悪い。アニメほどじゃないけどね。洋画でのCGの使い方はもう色々なのはご存じ。既に実際に作るよりもCGでやった方が全然コストがかからないんだから、向こうがCG王国のようになっているのは必然でしょう。でも、相性が・・・
 最近で「あちゃー」って感じたのは、「アポロ13」あれのロケット発射のシーンはイケてません。ロケットがオモチャって事がすぐわかる。雲や氷がCGってのもバレバレ。あの映画に関しては、良くできているけど(画面を)きれいきれいに作りすぎて、あー死んでるーっていうような映画です。惜しい。ロン・ハワード監督が好きなだけに・・・
 基本的に洋画ってCG見つけやすい気がするのは俺だけだろうか?本来CGにおける映画の位置って”目立たせない便利屋”であるべきだと思っているから、ベタベタで来られると困る。それならCGをCGのシーンで使ってくれた方が断然いいわけ。では次にディズニー、「美女と野獣」でCGを使って話題になったこの映画。もっぱら注目は、ダンスシーン。何たってCGつかってるからね。これのせいでオープニングがCGだって誰も気づきません。そう、始まりの唄歌いながら歩いていく所、実はCG。ディズニーではよくあるシーンだから見落としがちだけどあそこは(「美女と野獣」のあのシーンに限っては)CGを使わないと無理らしい。専門家じゃないから”らしい”発言しかできないのが悔しいけど。
 でも、ディズニーの映画ってCGをそのまま画面に合わせようとしてないのか知らないけど、露骨にわかる。うーん何ででしょうねぇ、で、基本的に2Dアニメなんだから何らかの手法でCGを2Dにする必要もあるはずなのに、特にしてない。変に気持ち悪い。ま、邦画に限らず、洋画もまだまだ、CGを使うのが大変な事には変わりないみたいです。
このページの目次に行く> <あさはかな評論目次に行く> <ポストに行く
eggplantメインページに行く> <あさはかな評論目次に行く> <あさ評96目次にいく> <ポストに行く>