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● 2006年度 時間割と講義概要

■ 前期

 

1
      基礎演習

2
    人間関係論 人間関係論演習B

3
  コミュニケーション研究 マーケティング論

会 議

4
  学問への招待 情報社会論

5
     

■ 後期

 

1
      人間関係論演習A

2
  グループダイナミックス 発達心理学 卒業演習

3
非常勤校へ出校 マスコミ論 情報社会論

会 議

4
非常勤校へ出校   社会心理学

5
  学問への招待(再履修)  

  • 今年度の「マーケティング論」は、担当教員の都合により大倉が代講を勤めることとなった。
    シラバスの内容は、その担当教員のものであり、大倉の授業内容とは若干異なることに注意。
  • 前期開講の「学問への招待」は生活福祉学科専門科目。
  • 後期開講の「学問への招待」は総合教育科目(全学科の2005年度以前の入学者対象)。
  • 総合教育科目の「情報社会論」は前/後期とも同じ内容。
  • シラバスの詳細については、以下のページを参照すること。


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基礎演習 - 充実した短大生活の確立のために -(1年 前期 2単位 必修)

大学で学ぶとはどういうことでしょうか。
大学での勉強(学問)は、高校までの「学習」とは違って、教師の言うことをそのまま覚えるのではなく、自分でものを考え、「問い」を立て、自分なりの意見をつくっていくことが大切です。

そのために役立つ「勉強のしかた」の土台をこの演習で学びます。
最初に学生生活をしっかりとしたものにするために、大学生としての勉強のしかたの基本を押さえます。次に、テーマに即して情報を集めるために本を読んだり、現場を歩いたりします。そうやって集めた情報を整理し、考えたことをレポートにまとめていく練習を行います。

学生同士、また教員との意見交換を通じて、考えることの楽しさを追求していきましょう。


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学問への招待 - 勉強のしかたを学ぶ -(1年 前期 2単位 選択)

皆さんは、小さな頃から「勉強しなさい」と言われ続けてきました。けれど、具体的な勉強のしかたをどれほど教えてもらったでしょうか。しかも、大学(短大・4大)での勉強は、高校までのものとは内容や方法が異なります。もしかすると、中学や高校の先生に教わったこととは、正反対のことを求められるケースがあるかもしれません。

この授業では、実践的な「勉強のしかた」の基礎を学ぶことを目的としています。そして、その基礎の上に立って、「学問的な態度」を身につけることと同時に、社会に出てから役に立つ、「モノゴトの見方・考え方・処理のしかた」を身につけることも目的としています。

ちょっとしたコツを身につけておくことで、勉強の効果が大きくあがることを知ってください。そして、短大での2年間を有意義なものにしてください。


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人間関係論 - 人を理解する努力を惜しまない -(1年 前期 2単位 必修)

わたしたちは、社会の一員として存在し、毎日の生活を送っています。そして、社会というものはたくさんの人が集まることによって成立します。言いかえるならば、「たくさんのわたし」が集まって社会が成立しているわけです。

では、そもそも「わたし」とはどのようなものなのでしょうか。「わたし」がたくさん集まると、どのようなことが起こるのでしょうか。

この授業では、単なる「親子関係・友人関係」といった部分よりも、「わたし・わたしとあなた・社会・わたしと社会」という問題について、基本的なことを知り・考えていく場にしたいと思っています。
そして、人と人との結びつきがどのようなメカニズムから成立しているのかをまとめながら、現代社会における様々な問題を題材に論じていこうとも思っています。


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発達心理学 - 発達を問いなおす -(1年次 後期 2 単位 必修)

発達心理学ということばは、一般の人には意外と知られていません。また、「発達心理学 = 児童心理学」というふうに受けとめている人もいます。これは、子どもの心が育っていくプロセスがとても劇的で興味深いためです。また、それゆえに研究者もたくさんいたことも関係します。

けれど、わたしたちの心は、おとなになって育つことをやめるわけではありません。ですから、心について学ぶことは、わたしたちの生涯にわたる心の発達を学ぶことでもあるのです。

この授業では「生涯発達心理学」という視点から、人生のさまざまな段階での心の動きや育ち方を、幅広く考えていこうと思います。たとえば、心理学に関連する他分野の学問での方法論なども紹介しながら、心が育ち、経験を積み、そして最後の時を迎えることの意味を、多面的に考えてみましょう。


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人間関係論演習A - 自分だけのデータを作る -(1年 後期 2単位 選択)

私たちは、さまざまな人間関係の中に生きています。家族や友人のような存在だけでなく、ときには知らない人とも関係を持たざるを得なくなります。
いうまでもなく、そうした関係が、いつもうまくいくとは限りません。というより、人間関係がすべて良好・円滑だという人はいないはずです。

じゃあ、そもそも「人間関係」って、どういうしくみから成立しているんでしょう。どんな法則が働いているのでしょう。どうしてうまくいかないのでしょう。

この授業では、身近な題材を例にとり、主に社会心理学の研究方法を学びながら、人間関係を理解していきたいと思います。基本的には、授業の前半部で主要な研究テーマや方法論を紹介し、後半からは、実際に調査や実験をしてもらうことになります。
また、その過程でモノゴトの見かけや俗説・偏見にとらわれない、科学的・学問的な態度を育てていきたいと思います。


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グループ・ダイナミックス論 - 集団の中のわたし・わたしの中の集団 -(2年 前期 2単位 選択)

「グループ・ダイナミックス/Group Dynamics:集団力学」って、耳になじみのないことばです。辞書をひくと、「集団およびその成員(メンバー)の行動に関する一般的法則を明らかにしようとする社会科学の1分野」なんて書いてあります。

私たちは、社会(=大勢の他人)の中で生きていかねばなりません。そして、その中で生きていくのは、なかなかに大変なことです。自分は「こうしたい」と思っていても、他の人に「反対だ」といわれれば、お互いに調整しなくてはなりません。その結果、自分の意見を取りさげなくてはならないこともしばしばです。しかも、誰も賛成していない意見に全員が従わなくてはならないなんて不思議なことも生じます。

この授業では、そうした「集団と個人」や「集団と集団」の関係というものが、どのようなしくみで生まれ・機能していくのかについて考えていきます。その際、私たちが自分や他人を見つめる目が、実はゆがんだもの(になりがち)であることに着目しながら授業を進めていきたいと考えています。


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卒業演習 (2年 後期 2単位 必修)

2年間の学びの総決算となる授業です。ですから、自分が好きなことや面白いと思うものについて、調べてまとめるという作業が中心となります。担当教員は助言はしますが、基本的には、ゼミ生同士の討論を中心として授業は運営されます。

題材は自由で、どんなものでもかまいません。無理をして難しそうなテーマを選ぶ必要はありません。一見くだらないことのように思えるものの中に、大きな問題がひそんでいることも多いからです。つまり、どんなテーマでも「論文」になるということです。

やるのはいいけれど、ひとりじゃ大変だという人は、友人同士でグループ研究という方法をとってかまいません。逆に、友だちと一緒だとペースが崩れそうで…という人は、個人の研究のかたちでけっこうです。

そして、ゼミ生全員が、自分や他のメンバーの考え方や研究方法について検討していく過程で、いろいろな意見があることを知っていくことも、この授業の目的のひとつです。
もっとも、あまり堅苦しい議論は必要ありません。それよりも、いつもの調子のバカ話の中から、面白いアイディアや問題解決のヒントが生まれることを期待しています。
要は、「発想をとばすこと」と、それらを「きちんと結びつけていくこと」です。


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人間関係論演習B - 面白がる力を身につける -(2年 前期 2単位 選択)

短い短大生活を有意義なものとし、本学科での学びを自分のものにする上で、いわゆるゼミでの勉強はもっとも重要なものです。

この授業は、自分の力でテーマを見つけ、それに対する知識を深めていくことが目的です。その意味で、1年次の「基礎演習」や「人間関係論演習A」(あるいは各コースの基幹演習科目)の発展型だといえますし、「卒業演習」へつながるものだともいえます。

担当教員は助言はしますが、基本的には、ゼミ生同士の討論を中心として授業は運営されます。
題材は自由で、どんなものでもかまいません。人間がかかわっていることならば、狭い意味での心理学的なテーマでなくても大丈夫です。
やるのはいいけれど、ひとりじゃ大変だという人は、友人同士でグループ研究という方法をとってかまいません。逆に、友だちと一緒だとペースが崩れそうで…という人は、個人の研究のかたちでけっこうです。

どのような問題/テーマがあるのか。それらを知る上で、どのような方法論をとるべきか。具体的に、どのような作業をすればよいのか。みんなで相談しながら考えていきましょう。


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社会心理学 - 「わたし」とたくさんの「わたし」-(1年 前期 2単位 選択)

「社会心理学」ってミョーな学問です。人間の心を研究する心理学という学問があり、社会のことを研究する社会学というものがあるとき、「社会+心理」学とはどんな立場にあるのでしょう。
なんだか、とても中途半端な学問のような気がします。けれど、ホントにそうなのでしょうか?

人間は「社会的な動物」であるとされています。言い換えれば、人間 = わたしという存在は、社会との関わりの上に成立をしているということです。逆に、社会というものは、そういう人間が集まって作りあげるものです。
とするならば、個人の行動と社会的なデキゴトとの関係を見ていくことは、人間と社会の本質を考えていく上で、とても重要なものであることがわかるでしょう。

この授業では、社会心理学が対象とする研究テーマや方法論を説明しながら、現代社会に生きる「わたし」を理解していくための手がかりを考えていこうと思います。
 


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コミュニケーション研究 - メディア機器とわたしたちの生活 -(2年 後期 2単位 選択)

今日のわたしたちの生活は、対面のコミュニケーションよりも、メディア機器を介したコミュニケーションが占める割合が大きくなっています。そのようなとき、わたしたちが、より豊かなコミュニケーションを営んでゆくためには、どうしたらよいのでしょう。

それに答えることは、とても難しいことです。けれど、ひとついえることは、コミュニケーションのしくみを理解し、そこでどのようなことが生じているのかを理解することから始めなくてはならないということです。

この授業では、情報メディアに焦点をあてながら、コミュニケーションの基本を学ぶとともに、いわゆる情報化社会の中で、わたしたちが豊かな生活をおくるためのヒントを見つけていきたいと思います。


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マス・コミュニケーション論 - 音楽からみる暮らしとこころ -(2年 後期 2単位 選択)

今日のわたしたちの暮らしにおいて、「マスコミ/マスメディア」から流される情報は、とても大きな比重を占めています。それらの情報は、単に生活に役立つものだけでなく、わたしたちの心や人生をかたちづくる上でも、少なからぬ力をもっています。

この授業では、マスコミとポピュラー文化の基本的な部分を学ぶとともに、「メディアの商品としての音楽」に着目していきます。

音楽は、いつもわたしたちの暮らしの中にありました。けれど、近代以降・マスメディアの発達以降、人と音楽の関わりには大きな変化が生じています。そして、その変化について学ぶことで、わたしたちの生活や心のあり方さらには社会全体のあり方を考え直してゆきたいと思います。


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マーケティング論 (2年 前期 2単位 選択)

【注意】
本講義は、担当教員の都合により、大倉が代講を勤める。以下の文章は、その担当教員によるものであり、大倉のおこなう授業内容とは若干の相違があることを了承されたい。

われわれ消費者が新しいパソコンを購入しようと考えた時に、どのメーカーのパソコンにするか、どこで購入するか、機能はどうなのか、価格はいくらかといったことが頭に浮かぶ。

新聞やテレビを利用した広告に接し、販売店に行って商品に直に触れ、店員の働きかけによって購入意欲が湧き、そして、自身が購入可能な金額であれば、様々な疑問が解消され、購買行動に移る。

このように、消費者が望んでいるモノやサービスを生産者から最終的にそれを必要としている消費者の所まで届ける一連の活動をマーケティングと呼ぶ。

本講義は、学生諸君が多様なマーケティングに関心を持つことを目的とし、その内容や仕組みについて学んでいく。


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学問への招待 - 勉強のしかたを学ぶ -(1年 後期 2単位 必修:総合教育科目)

皆さんは、小さな頃から「勉強しなさい」と言われ続けてきました。けれど、具体的な勉強のしかたをどれほど教えてもらったでしょうか。しかも、大学(短大・4大)での勉強は、高校までのものとは内容や方法が異なります。もしかすると、中学や高校の先生に教わったこととは、正反対のことを求められるケースがあるかもしれません。

この授業では、実践的な「勉強のしかた」の基礎を学ぶことを目的としています。そして、その基礎の上に立って、「学問的な態度」を身につけることと同時に、社会に出てから役に立つ、「モノゴトの見方・考え方・処理のしかた」を身につけることも目的としています。

ちょっとしたコツを身につけておくことで、勉強の効果が大きくあがることを知ってください。そして、短大での2年間を有意義なものにしてください。


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情報社会論 - 広告・文化・女性像 -(1-2年 前/後期 2単位 選択:総合教育科目)

長引く不況の中、これまであたり前だと思っていたことが無効化し、何を信じていいのかもわからなくなっています。そのとき、わたしたちは、社会のあり方やそうした社会の中で生きる「自分」というものに対する理解を、これまでよりも深めてゆかなくてはなりません。そうしないと、自分では望まない方向へ、知らぬうちに連れ去られてしまう危険性があるからです。

この授業には、ふたつの目的があります。ひとつは、わたしたちの生活に大きな影響を与える「マスコミュニケーション」の意味としくみを理解すること。もうひとつは、マスコミュニケーションが送り込んでくる情報の中から、ことに「広告」を題材として、わたしたちがどのような社会に生きているのかを理解することです。

「情報」という切り口から、自分たちが生きている社会・生活について、認識をあらたにしてもらいたいと考えています。


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