イッエーーーーイ!!!
アタイがちんたらとネタを探している間にも、社会人の桃源郷・三連休は何もかもがきらめいていた青春時代の如く、駆け抜けて行っちまったZE★
冒頭での常軌を逸したハシャギっぷりは、いじらしいから元気なので突っ込むのはやめて下さい。
さあて、今週の「バビル2世」も夢か現(うつつ)か幻か!!?
今週も、「どこかで何かがミステリー」(NHK教育海外ドラマ)だ。
前回、ついにヨミ様が「死亡者リスト」に名を連ねてしまい、全国のヨミ様ファンの涙で富士山頂からそうめんが流せそうです。
そんな塩味の効いたそうめんはともかく。
残された私達の気持ちがどこへ向かうのかというと、もうコレに尽きると思います。
ヨミ様の戒名はどうなっているのかしら?
はてさて、天に召されたヨミ様とは対照的に、地上の民草は何をしているのかというと。
すったもんだの騒動(ヨミ様の告別式等)に乗じて二代目を襲名してしまったヒカルさん。
ハデスの若きプリンスということで、周囲も異色タレント扱いでもてはやしていたのですが、人気絶頂の折も折、幹部協会の承認を得ずに二代目を名乗っているということでマスコミには叩かれ大衆の好奇の目にさらされ、さらには協会からの除名の可能性も囁かれる始末。
某狂言師の一連のスキャンダルを彷彿とさせますが、基本的に和泉元禰(実名)とヒカルさんは無関係です。
格調高き歴史と伝統に「若さ」という新風を招き入れた新生ハデス。
「若返り人事」は野村證券の先例もある通り経営拡張の序曲(プレリュード)です。
「バビル2世」第9話レポート「感情の発露」
胸中に未だ巣食う陰惨な過去にうなされるヒカルさん。
そういえば、この人れっきとしたメイド・イン・子宮なんだね。
てっきり新人類開発の研究段階で試験的に作られたモノ(ヒト?)かと思ってたんですが。
肉のぬくもりを経ないで生まれてきたというかな・・・。
そんな私の浅はかさをあざ笑うかのように、作中人物の中では飛び抜けて人間らしい心の持ち主のヒカルさん。
普通、浩一君がそういう役回りなのと違うか、牛草よ。(呼びかけ)
それにしても何だよこの寝巻きはよ。
(あえて「パジャマ」とは申すまい)
地味だな、地味だなオイ!!
どうしたヒカル!?
清潔感あふれるオフホワイトな上、ご家庭でもお手軽に洗える綿100%仕様か、オイ!!
せめて・・・シルク素材だと・・・いいんだけど・・・。
そんな疑惑のデパート(←鈴木宗男(実名))もとい、疑惑のアミューズメントパーク・ヒカルさんの寝起きを襲うアトラクション。
クーデターにはクーデター返し。
ハムラビ法典の教えは悠久の時を越え、現代にまで脈々と受け継がれています。
ヒカルさんが銃弾を浴びている頃、姐御は南国のビーチで紫外線を浴びてリゾート満喫中。
潮風と共に指令が舞い込みます。
「全く、赤いドレスを着たがる人が多くて困るわ」
・・・コレ(↑)って、「殺しは赤いドレスで」みたいなハヤカワミステリのノリなの?
この前のニューヨークの時も思ったんだけど、男の人って好きだよねえ、嫌いな人もそりゃいるだろうけどハードボイルド。(←スコッチのカラーを意識して、茶色にしてみました)
粋なセリフの言い回しっていうんですか?へー・・・・。
フン、気に入らないな・・・。(バビル第一回放送のヒカルさんを意識)
何が気に入らないってニューヨークのヤサグレ刑事みたいに、自分から難題抱え込んでおきながら一向に解決する気もなく、悩む自分に酔っている姿勢が気に食わないんだよ。
(中尾明の声色で読んでくれるとありがたいです)
お前、ハムレット・コンプレックスなのと違うか?
<ハムレット・コンプレックス>
挫折コンプレックスとも呼称。
攻撃性を自分自身に反転させ、恋愛においても社会生活においても、全て挫折するように自ら進んで行動する。
『ハムレット』の行動原理に基づく自己懲罰のメカニズム。
そんなワケで、男の酒のたしなみ方を幾つか例文化し、対処法も考えてみました。
ハムレット・コンプレックスとは生涯無縁な健全な社会人の酒との付き合い方を一緒に考察していきましょう。
@「ワイフが待っているから私はそろそろ失礼するよ」と酔いつぶれた部下を放置プレイにして帰路につく国家保安局長(仮称)
―人格・対処法―
人格高潔、何事にも節度を重んじるアナタは常に他人との間に距離を置いていませんか?
そんな堅苦しい昔かたぎでは若い部下は付いては来ませんよ。
時代はアナタのような人間を置いてドンドン先へ進んでいるのです。
部下の頑張りには、周囲の目を気にせず、全力で持って応援する姿勢が必要です。
「フレー!!フレー!!○○○!!!」
A「俺も結婚したいよォ」等、カウンターに突っ伏して眠りこけ、店主に叩き出される伊賀野(仮名)
―人格・対処法―
すでに理想の恋人像からも出世コースからも光の速さで遠のいているアナタ。
一本気な熱意が、かえってアナタを了見の狭い人間にしているようです。
今までに交流を持ったことのない世界の人間との出会いが、アナタを人間的に成長させてくれるはずです。
罵りの言葉も真摯に受け止めましょう。
ラッキーパーソンは年下の男のコ
Bキャバレーのお姉ちゃん達とお楽しみが過ぎて、翌日の任務で失態をやらかすダック(仮名)
―人格・対処法―
典型的な甲斐性なしタイプのアナタ。
何事もその場のノリでごまかしきれると思ったら大間違いです。
「飲んだら乗るな」とはまさにアナタのためにある言葉。
乗るな、とは車は勿論、女性も含まれます。
脳が正常に機能していない状態で女性と関係を結ぶと、後々酔いが吹き飛ぶような悪夢が待っていますよ?
さあ、そしてハムレット・コンプレックスに骨の髄まで侵されている神経症患者の症例がコチラ!!!
Cやたら高そうなバーの片隅で「自分だけが本当の孤独を知っている」とばかりに自分に陶酔するロイ(仮名)
可愛げも何もあったもんじゃないですよ。
伊賀野(仮名)やダック(仮名)が酒に飲まれているのを尻目に、お前は小洒落た酒場でおすまし顔か。
お前なんか、一休さんのとんちに一杯食わされて歯ぎしりすればいいんだよ!!!(激怒)
私のハードボイルドに対する憎しみは深い・・・。
怒りに燃える瞳でブラウン管を見れば、沖にはヨット・クルーザー。
これら「意味深アイテム」を単なるバカンスにありがちな風景に過ぎないと見過ごしてしまったアナタ。
アナタの瞳には、何が映っていますか?(心に語りかけるように)
ヨット・クルーザーは世間では「男前」の必須アイテムです。
浩一君にとってのロデムが如く、上記アイテムはある男前キャラのアトリビュートなわけですよ。
「全く見当もつかないわ」という人のために、衝撃のスクープ記事をお目にかけましょう。
悠々豪遊?!ハデス工作員、金髪美女との豪華★クルージング!!?
新生ハデスの立役者、先代ヨミ氏の忘れ形見とも名高い工作員・ダック氏にまたもや女性スキャンダルが浮上した。
同日昼頃、南国のリゾート地として各国のセレブで賑わう×××島の沖で、金髪美女とご自慢のクルーザー、独眼竜丸でクルージングを楽しむダック氏の姿を目撃したとの情報が続々と本誌宛てに寄せられている。
工作員・ダック氏の女性スキャンダルは今に始まったことではないにしろ、組織の二代目襲名騒動の最中でのこの豪遊ぶりは、さすがの本誌記者も首を傾げざるを得ない。
ハデスといえば、先代の突然の逝去、わずか18歳のヒカル氏の擁立など何かとワケアリな闇組織。
二代目ヒカル氏の後見役をおおせつかったダック氏、果たして順風満帆とは言いがたい新生ハデス丸を、自らのスキャンダルで暗礁に乗り上げさせてしまうのか!?
今後の氏の動向に注目が集まるところである―。
何てね。
一見、金髪美女とのクルージングに見せかけたこのカムフラージュ作戦。
小賢しくハデスの内情を探る姐御をはるか沖から逆監視!!!
己のチンピラ然とした風貌までも巧みに利用し、あまつさえ記者の目まであざむく作戦名:好色一代男。
毎度の事ながら、カメラには全く映り込む気配すらありません、作戦的にはこの上なく大・成・功★です。
で。
スーツ姿でバラ園の手入れにいそしむ老人とハゲ。
ヒカルさんへの「突撃★寝起き拝見」はこの老人の指示であるらしいのだが・・・。
「切りすぎた枝は切らんとな」
・・・ご老体・・・アナタまさか・・・。
人間もバラと同じように接ぎ木しないと育たないとか思ってないよねえ??
?
そんなオチャメ思考の老翁に、ヒカルさんとフェレスは前後はさみうちでリハビリテーションです。
二人が老翁のリハビリに付き合っているのは、組織の上層部しか知らないバルデュークの在処を聞くためです。
ダックに聞けばものの二分とかからない些事であるのだが、フェレスと二人がかりで根気良く説明し、回答を得ようとするヒカルさん。
彼のこうした気の長いお坊ちゃんなところが、冷酷な悪役に徹しきれない所以であろう。
一方、前衛芸術、シュールレアリスムの一派によるものかと見まごう異様な晴天の下にそびえるバベルの塔。
・・・何だろうな、この晴天と廃墟のコントラスト・・・・。
シャガールのように激情型のタッチでもなく、ダリのように精緻で配置の妙に優れているわけでもなく・・・。
クリエイターの卓越した技量には、たまに度肝を抜かされます。
「ヨミを倒した以上、ここにいる必要もないから・・・。
風にそよぐコスモスのように可憐で儚げな浩一君。
今日も殺伐としたバベルの塔内において、凄まじいまでの違和感を放っています。
浩一君の性格・能力を熟慮した場合、「正義の超能力少年課」より、「夢と希望の魔法少女課」に配属されて然るべきなのに、何でこんな辺境の地に部署を構えざるを得ないんだろうな。
そして、現代っ子らしいドライな感覚の持ち主・浩一君。
「(治療カプセルから)ロデムが起きたらヨロシクって伝えておいてくれない?」
どうやらロデムが起きるまで待っていようとは毛ほども思われないようです。
浩一君って案外、薄情なのね!!(東映版・メモリアル由美子)
塔に背を向け、砂漠を歩く浩一君の元へ一羽の小鳥。
そしてその小鳥を赤子の手をひねるが如く、やすやすと手なづけるプリンセス・コウイティーヌ。(西洋のお姫様っぽく命名)
つーか。
いたいけな小鳥の肛門に伝書を仕込む中国人の感覚に、赤い悪魔の底知れぬ恐ろしさを見た気がしました。
小鳥の飼い主はメイリン。
太宰の身の回りの世話をしている女のコなんだが、二人の馴れ初めは不明だ。
「先生、バビル2世は敵じゃないんですか?」
「今は敵・味方の区別は無意味だ。レオンの暴走を止められるのは彼しかいない」
ヒカルさんがいつ暴走なんてしました?
前回のヨミ様火葬レベルごときが「暴走」だとすると、第一話の浩一君に対する振るまいとか、姐御に対する数々のスキンシップは「爆走」とか「狂走」とかになるね?
いいですか?太宰さん。
暴走してないヒカルさんなんて、ヒカルさんじゃないんですよ?
レッツ独裁★ジークヒカル!!
そんなのん気な太宰さんの村にレオンライトニング部隊が北朝鮮の領空監視の目をかいくぐって到着です。
しかしまあ、前回バベルの塔総攻撃の際、あんだけの大打撃を被ったにもかかわらず部隊がこれだけ充実した設備と人員に恵まれているというのはある意味、奇跡に近いですよ。
(これはアニメです)
村の焼け跡で再会する姐御と浩一くん。
ヨミという巨悪を倒しても、小悪どもが争いを繰り返す・・・。
自分の無力さを噛み締め、正義とは何かを考える浩一君。
だからそういうことを考えちゃダメだってば浩一君!!!
お前もロイみたくなりたいのか、えぇ!!?
姐御、絶妙のツッコミ。
「浩一君、人は神や天使にはなれないのよ」
でもコスプレしたがる人はいっぱいいます!!(発言は挙手で)
浩一君が余計な事を考えないように小鳥さんが道案内です。
浩一君と共に岩場をヒールで飛び越える姐御・・・。
浩一君と共に?!!
この人、どういう運動神経しているんだろう・・。
まがりなりにも浩一君は超能力者なんですよ?
伊賀野さんは浩一君の足手まといになった挙句、横抱き(?)にされてたのに・・・。
これじゃまるで、伊賀野さんがバカみたいじゃないか!!!!
「ばかみたい」(英訳:He is look like fool.)じゃなくて、「ばかそのもの」なんだよというツッコミをいれるのは、私に対する挑戦と見なします。
一歩もひく気はないぜ。(BYスラムダンク)
浩一君の足元に、メイリンの放った一本の矢。
「ついて来い」というメイリンと浩一君は滝をピョンピョン飛んで目的地に向かいますが、姐御は道らしきものがある一般登山者用コースへと足を向かわせます。
非常に芸の細かく、かつ姐御が普通の人であると心から安堵した瞬間でした。
洞窟の中、病床に伏す太宰さん。
穏やかな笑みを浮かべる太宰さんに浩一君の警戒心も春の雪解け水★
「この人からは悪意を感じない・・・」
お前はいつもそれだな。
見るからに怪しさ大爆発のヒカルさんやフェレスにフラフラついていったのはどこのドイツだよ、お前だろうが!!!(激怒)
もっと危機感を持てよ、夜道は一人で歩くなよ!!
「でも、何かあったらロデムが助けに来てくれるモン*」とか甘えたこと抜かしてんなら、返す言葉もないくらい、ものの見事にその通りだけどな?
太宰先生の因縁講座。
10年前、シュメールの遺跡で発見した石版には、太古の鬼神・バルドュークの設計図から製造法まで記されていたそうな。
(おそらく)中途ハンパな気持ちで製造に踏み切ったにもかかわらず、わずか2年でバルドューク完成。
しかしこのロボ、地球環境を破壊するシステムが組み込まれており、ノアの洪水もコイツのイタズラ心が引き起こした大惨事であるというトンデモ三面記事的仰天事実が発覚。
怖気づいたハデスのお歴々はロボを封印したのだという。
ヒカルさんが狙っているのはコレである。
「ヨミ様も私も、地球を破壊しようとまでは考えてはいない」と太宰さん。
じゃあ、どこまではやろうと思ってたんだよ、と問い詰めたくなるような太宰の告白。
「レオンは地球ごと破壊するつもりだ、奴を止められるのはキミしかいない!!」
太宰、痛恨の人選ミス。
ヒカルさんはああ見えて女性に手は上げないし、フェレスと姐御に至っては口で言い負かせる相手ではないですからね。
案外、メイリンちゃん辺りが涙ながらに訴えれば素直に考え直してくれそうだよ?
激しく咳き込む太宰を見かねて、少年の弟子が薬を持参しようとするも、フェレスの毒針によってあたら若い命が散ってしまいました。
目の前での惨劇に、浩一君の怒りも最高潮。
勢い勇んで外に飛び出すも、待ち構えていたヒカルさんの火力がここ、中国に来てヒートアップ!!
さすが中華は火が命!!!(←ТIM)
肉弾戦は若い者に任せて、太宰さんは洞窟の奥でヨミ様の肖像画に筆を走らせます。
とんでもない無責任さですよこの人。
言うだけ言って、あとは我関せずか。
しかし、男が男の肖像画描いてるっていうのも何か、あまりパッとしないんですが。
パッとしない太宰さんとは対照的に、外ではこの世のものでない光景が繰り広げられています。
大股開いてあられもなく吹っ飛ばされるも、すぐさま体勢を立て直して掌からエネルギー衝撃波を放出するコウイティーヌ姫。
コウイティーヌ姫に襲いかかる炎のライオンを操るヒカルさん。
さらにはコウイティーヌ姫の護衛(姐御)のぶっ放す銃弾の軌道を針で逸らすヒカルさんの同僚。
メイリンが針を弓矢でしばき落として事態はますます悪化。
戦場は無法痴態!!!
私もレポートする気力が失せました。
皆の身の保証にと、ヒカルさんにロボの隠し場所を教える太宰。
凶星輝く夕暮れ、アマゾンの奥地にあるという黄金神殿に向かうヒカルさんとフェレス。
どうせ浩一君と姐御も同じ所にいくんだから4人で行けば?と思わないこともないんですが。
そんでもって、本日の死亡者リスト追加メンバー
・太宰
・チェン(太宰の少年弟子)
メイリンちゃんがさあ、太宰の死体に取り縋って泣いてると、いきなり太宰の瞳が赤く光って・・・洞窟に逃げ込むと、そこに横たわってんのは太宰で・・・。
後ろから迫り来るのも太宰で・・・。
つまり整理すると、皆が外で騒いでいる時、洞窟内で太宰は死んでいた。
すると、ケンカの仲裁に入り、それとなくヒカルさんにロボの隠し場所を教えたあの太宰は本物の太宰ではない。
つまり、その太宰の正体こそが「バビル2世」最終章のキーマンになるわけだよ。
もうダックの変装だって分かっちゃってるけど★(本気)
来週はヒカルさんがジャングルで大暴れ☆
彼の健やかな成長を暖かく見守っていきたいと思います。
つーか、来週はロデムも頑張ってね??
コウイティーヌが大ピンチなのに、塔で寝てるなんてありえないからマジで。
そろそろ本格的に由美ちゃんが恋しくなって来ました。
来週辺り出ないかなあ、回想シーンでもいいんだけど・・・。
ションボリしながらまた来週。 |