第7話


まだ見ぬダックファンのお友達!!
今週の『バビル二世』はどうだったかナ★(耳に手を当てて)

参考までに今週のアニメと、原作様の展開を見比べてみると・・・
ああ、原作様では、

ダックジミィカルダンドキッ漢だらけの肝だめし大会inバベルの塔」

〜優勝者には、一生遊んで暮らせるだけのほうびドド〜ンとプレゼント!!総員ハッスルマッスルDEポロリ☆あり!?


が、大絶賛進行中だわ。

まさにポロリ☆あり

アニメ本編から、ダックの存在ごとポロリ☆とカットされています。

てめェ牛草!!!!!!


なんて、監督の胸ぐらにつかみかかるのはスジ違いですYО?
予定調和の怪鳥奇襲に浮き足立ってしまったのは、フェレス達だけじゃなかったようですね。
ウッカリ見逃してしまったアナタのために朗報です。

ダックなら、ちゃんといましたよ。


砂の中に★


小学校の防災訓練で習いませんでしたか??
緊急事態に備えたあ・か・さ・た・な」五ヶ条。

 歩かない
 駆けない
 騒がない
 立たない
 泣かない


頭では理解していても、いざ緊急事態に直面してしまうと、足がすくんだり、頭の中が真っ白になってしまったりするものですよね。
ところがどっこい、ヨミ様の壮大な世界征服計画の礎となるべく、各地から選りすぐられたエリート工作員というものは、もう我々とは、日頃の心構えからして違っているのです。

遠近法の常識を覆すアンバランスな怪鳥が目前に迫り来るも、慌てず騒がず順番を守ってヘリから飛び降りる類いまれな状況判断能力、そしてしなやかな獣のような敏捷性!!!

さすがはダックです!!!!!!

敵陣の中にあって、己の気配を完全に消すという工作員の極意を心得ています。

どうです、この隠密作戦。


1カットたりとも姿を見せません!!!


そんなワケで、ビデオ・DVDをお持ちの方は、一時停止で砂の中のダックの気配を感じてみてはいかが?

対応で。


ダック騒動が一段落したことろで、本編いくかぁ〜・・・。

『バビル二世』第7話レポート「君がいるだけで」

塔のメインコンピューターシステム・ウル。
得体の知れない姐御をお持ち帰りしてきた跡取り息子に、とりあえず説教です。
しかし、息子は母親の自分に対する溺愛ぶりを熟知しており、あくまで自分の主張のみを貫こうとする家庭内暴君です。

「一時間以内に抗体を作っておいてね、ヨロシク」

以上の状況を一般家庭レベルに置換して解釈するならば、終電を乗り過ごし、酔いつぶれた彼女を自宅まで運び、事態が飲みこめずに困惑する母親を尻目に、二階の自室にとっとと消えるボンクラ息子、といった風情でしょうか。
とりあえず、姐御を治療カプセルに寝かせ、一安心です。


塔に近づく不審なヘリ。
後部座席には、シートベルトも身につけず、眉間に人差し指を添えて古畑任三郎ポーズで決めたフェレスが・・・。
フェレスの脳裏に浮かぶ浩一君のキューティーショット★
目を見開き、操縦士にバベルの塔の所在を寸分たがわず告げるフェレス。

あらゆるストーキングテクを極めし者のみが到達できるとされる、神の領域、人間レーダーになりしフェレス。
一方、どこぞの一室で高性能ストーカーカメラから送られてくるお宝映像を鑑賞するヨミ様もゴキゲンだぜ★(BYダ・パンプ)
遂にバベルの塔の所在を突き止めたヨミ様、有頂天・・・もとい、威風堂々とバランの投下命令を下します。

原作様通りの展開だったら、バランは砂漠にまかれた希望という名の胞子・ダックと最強タッグを組んでの登場だったんですがね・・・。

物覚えの悪い人達のためにもう一度言いますが、ダックは砂の中で息をひそめて戦局を見守っていますよ!!!
分かってるとは思うけど、念のため!!!



「くそっ、フェレスめ。ぬけがけしやがって・・・!!」
素直になれない18歳・背伸びしたいお年頃にもかかわらず、口をついて出るのはいつも思ってもいない珍ゼリフのヒカルさん。
恋人(マイ脳内設定)の活躍に、内心はいますぐ抱きしめたい衝動に駆られているのに、部下の手前、憎まれ口を叩いています。

ていうか、色恋に通じたヒカルさんのことですから、一見、憎まれ口と見せかけた言葉の端々に、睦み合う男女(なんにょ)のみに通づる、秘めやかな官能をほのめかせているに違いないのだ!!!!


さすがは平成の光源氏・穂村光(18)です。


色好みの独身貴族(死語)です。


「次は我々の番っすよ、レオン隊長!!!!!
「お前達・・・」

ヒカルさんを激励する熱血漢ども。
それにしても、腑に落ちないと思わないか・・・?
あのヒカルさんと、青春をラグビーに捧げたような「涙は心の汗だゼ★」野郎どもが、一体どのような状況下において、これほどまでに熱く強固な絆で結ばれることとなったのか・・・。

レオンライトニング部隊、出撃!!!」(狂気)



ヒカルさん、ラガーマンどもの熱気で完全に血迷ったのか、爆撃機にノーヘルでご搭乗なさいます。


アテンション・プリー−−−ズ!!!


フェレスといい、ヒカルさんといい、安全で快適な空の旅(BY.JAL)は、刺激がなくてお気に召さないんでしょうか。

一方、バベルの塔付近では、バランと浩一君がテンポ悪く戦っています。
そして、治療カプセルから目覚める姐御。
塔のモニターに映し出される浩一君の苦悶の表情に、いてもたってもいられず、ピストル片手に参戦です。

つーか、フェレスは何処へ?
ちょっと目を離すとブラウン管から消えてしまう移り気な恋人を持って、ヒカルさんも大変ですネ!!(ワケ知り顔で)

で、浩一君はバランとの一戦で疲労困憊してしまったので治療カプセル送りとなり候。
ぐっすりとお休み中のところ、上空からスクラム組んでやって来るレオンライトニング部隊の皆さん
それを迎え撃つロプロス、ヒカルさんの一機を残し、部隊を全滅させやがりました。

よかった、ロプロスへの生贄が部隊だけですんで・・・。



だって、皆のアイドルダック砂の中ですからね!!!
ノープロブレム★無問題(モウマンタイ)!!!


(「お前の頭がプロブレムだよ」という警戒注意報は、砂嵐の影響により傍受できません)

ロプロスのおてんばに、怒り心頭のヒカルさん。
唐突に火の鳥と化すや、ロプロスに絡みつき、墜落させます。

バランはバランで、鉄壁を誇る割には体育館の引き戸にしか見えず、また、その程度の防御能力しか持ち合わせていないように見えるバベルの塔の門扉をこじ開け、塔の中心部に迫って来ます。

また、ご丁寧にコンピューター室にデカイモニターがあるもんだから、バランの凶行が逐一生中継されるので、恐怖の臨場感が違います。
姐御も、ホラームービーのヒロインのようなリアクションです。

反抗期の男子中学生のように、目につく物全てをまんべんなく、律儀に破壊して行くバラン。


オヤオヤ*おかしいな。
バランは誰の命令で動いているんだい?
お前にヨミ様からの指令を伝えて動かすのはダックのハズだろう??



あっそうか!!砂の中から遠隔操作してるんだネ



もォ〜*ダックってば、登場する気配すらないのに、

存在感バツグンだYО!!!!!(ウインク)



そんなダックに危機感を覚えたのか、それともふて寝なのか、浩一君は起きる気配がありません。

大丈夫だよ!!!誰が何と言おうと、『バビル二世』の主人公はキミだって、皆分かってるから!!!!

私以外はね。



ロデムだって必死です。
自分が囮になって、バランの攻撃対象を自分に向けさせる作戦です。
ウッカリダックの影に隠れてしまいがちですが、心温まるエピソードです。

浩一君は寝てる・ロデムはあっけなくやられるという絶望的な状に追いこまれた姐御。

さらに笑えることに砂漠を大行進するバラン(大量発生)が・・・!!!
そしてそれを亀の歩みの如きペースで追いかけるポセイドン。



次週『バビル二世』に、早くもスクランブル警報発令☆



「激突!バビル二世対ヨミ」、本当に激突するかは私も含めて、もう誰にも分からない!!!!



目前の真実の扉から目を背けずに、勇気100%(忍たま乱太郎オープニングより引用)でGOGOGO



今週は、真打ち登場で実に充実した30分間でした。

そうそう、一部地域で、ダックが映ってない編集前の『バビル二世』(仮)が放映されたようですが、アナタの地域は大丈夫ですか??

心の瞳で見つめていると、画面にダックが砂嵐の彼方から微笑んでいるのが見えますよ。
もし見えたなら、とるものもとりあえず、病院で看てもらいましょうね、速攻で。

ついに本編はおろか、原作様にまで牙を向けつつある暴れん坊レポート。
どこまで続けられるのか、もうそろそろ迫害を受けてもいい頃合だろう。


倫理委員会に通報される日はもう間もなく!!!!!!


第8話につづく
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