第4話


飛ぶ鳥(偽ロプロス)を落とす勢いで絶賛放映中『バビル二世』

吹きすさべ恋のミラクル☆ストーーーーム!!!!!!



どうだよ。どうなんだよアニメ様ってやつぁ。
しょっぱなから、顔面百鬼夜行で傷ついた乙女心を、おアツイ抱擁で優しく蕩けさすったぁ

とんだ恋愛上手だ!!!!!(感涙)



アメとムチの使い分けは、駆け引きの常套手段だろう。そうだろうとも。
そう思えば、ブサイクな作画もやむをえない恋のステップと自分を無理やり納得させることもやぶさかではないな。(アンタ騙されてるヨ!!!)
しかし、30分間がとてつもなく長く感じたのは私だけではあるまい。


だって今回の作画ときたらまるで「責め絵」!!!!


「責め絵」といったところで、無論、倒錯的で残忍極まる折檻の中にも、散りゆく華の美しさを肉感的に追求したエロスの芸術としてのそれではない。
苦痛と恍惚に顔を歪ませるキャラを、あくまで傍観者として鑑賞するのではなく、ブラウン管のコチラ側のアタイ達の方が、アニメによって責めさいなまれるとはね・・・。(自嘲)

監督も味な真似をしてくれます*




今回、よく分からない話の展開で、レポートもワケが分からない方向に漂流しそうな予感★
果たして無事にレポート出来るのか、打っている本人にさえ定かではないんだが。
さあ、一緒に冒険とロマンの海原に漕ぎだそうぜ!!!!!

『バビル二世』第4話レポート「君との思い出」

ロプロスの東京大空襲に、深夜にも関わらず報道ヘリ出動。
古見家でも、親子二人テレビに釘付けです。
「怪鳥出現」のニュースに、「浩一君のシワザじゃないのか」と何の前フリもなく結論付けるオヤジ。
いるよね、こういう、結論を導き出すまでのプロセスを自分の頭の中だけで展開して、独自の偏見に基づく結論を唐突に述べるヤツ。
かくいう私もその一人ですが。(ダメじゃん!!!!)

一方、前回に引き続き為す術もなく女二人に挟まれて涙に暮れている浩一君。
立ち位置からして、という逆ドリカム状態。
だがしかし、生物学的見地から再考察した場合、地球人異星人地球人という、FBIに連行されるエイリアンの図を彷彿とさせるので、ロズウェル状態と解釈するのが最も
有効であると思われる。

ロズウェル・カム・トゥルーですね☆


略してロズカム。
♪近づいてく〜近づいてく〜決戦の金曜日〜♪

今後の進路相談の為に、ヨミ様に謁見まかりこす浩一君。
バビロンタワーで明かされる、衝撃のヨミ様メモリアル。

特殊な信号をキャッチし、塔に招かれたものの、「バビル二世」としての資質に欠けるところがあり、塔の記憶を消されて不適格者の烙印を押されたヨミ様。
さらにヨミ様のお話は続きます。
頭にきたので、床を壊したら、その下に遺産があってとても驚いたです。
すごく光っているので、こわくて近づけなかったです。
気がついたら何も覚えてなくて、チベットにいました。
そしたら、テルマの秘法で記憶を取り戻したのでよかったと思いました。
いろいろあったけど、たのしい一日でした。(小学生の作文?)

大まかな話は分かったかな?
さあ、ここから加速装置でバンバン突っ込んでいくよ!!!

そもそも、「バビル二世」としての資質って何だ?
だいたい、コンピューターの曖昧さがムカツクよね。
何なんだ「彼、優しいし、悪い人じゃないんだけどォ〜、何かしっくり来ないっていうかァ・・・いい加減な気持ちで付き合うってワケにはいかないしィ〜」っつー性格ブスみたいな断り方は。
「あたし面食いなの」とか「足の指にまで剛毛生やしてるようなオヤジはお断りよ」とかさあ。
悪い所があるならハッキリ言ってやりゃあいいじゃんかよ。

どこで落とされたのか分かんなきゃ、ヨミ様だって納得出来ないよ。諦めるに諦めらんないじゃん!!
コンピューターが諸悪の根源という気がしてきたぜ。

ちなみに「足の指に剛毛」というのは私のヨミ様イメージだが、お気に障ったらゴメンナサイ☆
毛深いヨミ様はリアルでかつ、男らしくもあり魅惑だ。

肝心な遺産なんだけど、正体はまだ分からないのね〜。(ラストまでの布石か?)
徳川埋蔵金でもないよね、だって糸井重里、塔に招かれてねえもん。
目撃者のヨミ様も「人間の心を持ったままのお前には扱いかねるシロモノよ」と言葉を濁しているあたり、

実はヨミ様もよく分かってねぇんじゃないかと、下司の勘ぐりを入れてみたり。



とりあえず、ルパン一味にとっては何の価値もないガラクタだということは確定。
換金レート主義ですからね、ヤツらは。

しかし、テルマの秘法の力を持ってしても、塔の場所までは覚えていない様子。
ヨミ様は浩一君の深層意識を探って塔の場所を察知しようと試みられます。
「さあ・・・目を閉じて、ワシに全てを委ねるのだ・・・」
別に、これといって目を閉じる必要はないと思うんだが?
ヨミ様が浩一君にセクシャル★ハラスメントを仕掛けようとしたその瞬間、浩一君の瞳が怪しく光る・・・!!


浩一君じゃないYО!!!!!(震)



とうの昔にくたばったハズのバビル1世様、息子の貞操の危機に時空を超えて参上つかまつりました。
ていうかね・・・。
・・・浩一君・・・体乗っ取られてる・・・(激震)
ミポリンならすかさず憑いてるネ・乗(っ取)ってるネと、往年のヒットナンバーを軽快に歌い出すところだが、私はあいにくミポリンではない。
ヨミ様もビックリおこきになったでしょうが、部屋のスミで枝毛でも切っていたであろうヒカルさんもさぞかしおたまげになったことでしょう。心中お察し申し上げます。
前々回のぬらりひょんに続きまして、今回は霊界通信・イタコの口寄せです。


怪奇アニメ『どろろんバビルくん』制作発表か。




ヨミ様の霊験あらたかな御払いパワーにより、臨海のバビロンタワーから海に投げ出される浩一君。

さあここからべらぼうなお色直し三連コンボだぜ★



チャイナドレスミニスカポリスイルカと、お客様のあらゆるニーズにお答えする、多彩なラインナップが当店の自慢でございます。(イメクラの店長?)


場面は飛んで古見家へ。
さあ、いよいよいよいよ待ちに待った抱擁シーンだ・ZО
予告のアレは狂言(もしくは浩一君か由美ちゃんの夢オチ)なのか?!!

それとも、古見家の居候部屋は無法痴態と化すのか?!!!



瞳孔全開・大興奮の私を小粋にじらしていったんCMです。





ほうほうの態で古見家へ辿り着く浩一君、そして駆け寄る由美ちゃん。
「何だ、騒がしい」
顔をしかめるオヤジ。
浩一君を視界に留めるや否や、警察だか例の難聴の人(一話レポート参照)だかにタレこもうと機敏な動きを見せるも、アラアラ*手塩にかけて育てた大事な一人娘にジャマをされてしまいました★(失笑)

ていうかな。

電話回線を軽くひきちぎる怪力を見せつけ、最後は泣き落とし可憐に迫るあたり、古見由美子の闇の人格を見た気がしました。(恐)


小心者のオヤジは娘の恐喝に屈し、浩一君を治療するんだが、ここで一つのミステリーが。
オヤジってばね、さっきまでパジャマにガウン羽織ってたのに、浩一君の治療を済ませた時にはワイシャツにネクタイしめてるんだよね。
浩一君を治療する前に着替えたの?
一刻を争うような重体患者目の前にして、わざわざ律儀に着替えたの??

どうして着替える必要があるの???

紳士の身だしなみを、どうしてよりによって今、整える必要があるの???



貴様、まさか好感度を上げようとか目論んでいるのではあるまいな????



だが、何度も言っている通り、これらアイタタな展開は、全て最後に勝利の美酒を味わうための苦汁なのだよ。
今回な、作画はごらんの通りだし、ストーリー詰め込みすぎてハナシの前後は不自然だわで、心底ガッカリしてたんだよ。
それがな。
浩一君が古見医院の門扉をくぐり抜けた瞬間、世界に光が満ちてゆくのを感じたんだよ!!!(そいつぁ重症だ★)

何処までも続く果てしない青空。
輝く太陽、そして大地に育まれる生命の息吹
生きているって何て素晴らしいんだろう!
命って何て尊いんだろう!!




命の名は古見由美子というのだよ。



ありがとうありがとう。おめでとうございますアニメ!!
地球が誕生して46億年、そして私が地球上に誕生して22年。
この世に産声を上げる前に原作様はおろか、東映アニメまでが華々しく終了していたという不測の事態に見舞われたにもかかわらず、これまでのいきさつは全て人からの又聞きで把握しております。

東映アニメ北海道編・物議を醸し出した続編101・ビデオ・・・。
これら暗黒の試練を乗り越えて辿り着いた平成アニメ。


浩一君がブラリ途中下車したのが、北海道の牧場でも、女スパイの隠れ家でも、ましてや敵の超能力者のところでもなく古見医院だということに、何の意図があるのかと問えば、


この度、晴れて浩一君と由美ちゃんがオフィシャルカップルだと認定されたからと誰もが誇らしげに答えるだろう、アミーゴ!!!!!!!!



そうだよ、オフィシャルなんだから当然なんだ。
監督というお上御自らオフィシャルのお触書をお出しになられたのですから、天下御免です。
作画はともかくとして、由美ちゃんファンにはたまらん回だったのではないでしょうか。

ところで、今回ヒカルさんいた?
フェレス(桐島先生のシャドウネーム)と話してた辺りは覚えてたんだが。
予告では姐御を羽交い締めにして銃を突きつけるというヤンチャぶりを披露。
ヒカルさんのわんぱくさに思わず目を細めてしまいました。

ああ、次回といえば、ポセイドンがやっとこさ出るみたいですね。


由美子スキーの私には、知ったことではありませんが。



5話は、私も今回初めてお目にかかります。
これでビデオに撮ってなかったらお笑い種だ

そんなワケで、皆さんと第5話レポートでお会いできるかは大博打。
今度お会いするのは第6話かも知れません。

それではさようなら。

第5話につづく
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