第2話


やあ!!元気な原作ファンのみんな!!
今週も楽しいアニメ「バビル二世」の時間がやってきたヨ!!!

特筆すべきはなにかっつーと、

浩一君の足手まといな相棒☆伊賀野晋作

を闇に葬っての登場・佐伯玲香(22歳・新卒採用)です。
大変な美人なのでワタクシ的には嬉しゅうございます。
そういえば、伊賀野さんはビデオの時も服のセンスの独特なキャリア志向の女性に行く手を阻まれておりまして、その時も私は涙を飲んだんですが、伊賀野さんってそんなに動かしにくいキャラかあ?
浩一君と絡むとバランス悪いのかなあ??
熱血は時代遅れですか?
「タフなハートのニューヒーロー」(「テニスの王子様」より引用)じゃなくちゃダメですか??
伊賀野晋作では視聴率はとれませんか??? ←可愛らしく小首をかしげて
是非ともそこんトコロをだねえ、監督に聞いてみたいですね。

人気のない路地裏とかでな*

返答如何によっては首の骨をへし折りますYО☆

殺人予告も爽やかに決まったところで本編にまいります。

『バビル二世』第二話レポート「想い乱れて」

早速ですが、今回のあらすじを。
どうせ途中で脱線しちゃうんだから。(未来予知)

バビルの遺産を受け継ぐ後継者・バビル二世に選ばれた浩一少年。
そしてもう一人の後継者「ヨミ」――。
ヨミの超能力の秘密、密教の埋蔵経典「テルマ」を求めてチベットへ向かう浩一とロデムの前に立ちはだかるヨミの野望!!
正義の心を胸に秘め、浩一少年はヨミと戦うことを決意するのであった。(完)

ロプロスによってバベルの塔に連行された浩一君ですが、前回終了時にはカギ爪でひっつかまれておりましたのに、
今回はちょっぴりお転婆*しちゃったのか背中にまたがっていらっしゃいます。
ちょっとこのあたりでビデオテープの整理にいそしんでしまったので記憶がウロ。
浩一君がメランコリックなお顔をしていましたが『恋するトップレディ』(主演・中谷美紀)の録画ビデオ探しに忙殺され、そのまま放置プレイにて候。
ただ、逆風で学ランがめくれあがるなど、アニメスタッフ様の小粋な遊び心がちりばめられていましたね。

浩一君の眼前にそびえる塔はまさしく夜毎の夢の光景そのもの。
暗闇の通路を心細げに進む浩一君の背後から忍び寄るマニアックな嗜好の僕・ロデム。
闇に自分の体を紛れさせる演出は黒豹ならではのステキな芸当です。
もしもロデムがピンクパンサーであったならば、モロ出しですからね。
んな露出過度なロデムはごめんだぜ。

で、塔の中心部・地下のメインコンピューター室に案内されるんだが、スゲー長い階段下るのな!!!
こんなんいちいち上り下りしてたら、敵と戦う前に相当体力消耗すっぞ!?

だから弱かったのかああああああ!!!?

納得の構造だ、こぉの欠陥住宅めェ〜*

真実を知るのはツライですネ☆(ニコリ)

えーと、そこで偉そうなコンピューターに浩一としての人格を削除して「バビル二世」として覚醒するように言われたんでしたね。
待ってましたぁ、原作通りにハナシが進めば頭から鍋をかぶって「ボクの100日間洗脳」という魅惑のご主人様育成コース受講なんですが、このトンチキときたらおかしなことをほざきだすの。

「ボクはバビル二世なんかじゃない!!!」









え。





語尾を上げて疑問形にするべきなんですが、ちょっと言語中枢に異常が出てしまいました。


場面は飛んでチベットへ。
こんだけ早い展開でもCMはさんでないってどんな時空のハザマの出来事よ?

ヨミ様の力の秘密、テルマの経典が納められているという神殿にやってきた浩一君とロデム。
二人の前に岩石物体・ゴーレムが立ちはだかる!!
いや、立ちはだかるだけならその横を通りぬければいいんだが、ゴーレムは攻撃をしかけてくるから困り者です。
目覚めたばかりの超能力でゴーレムに応戦するも、防戦一方。
浩一君はゼーハーして早くも限界ヨロシクといった趣でしょうか。
立ち上がる力さえないようです。
あぁ〜!!もう見ていられないィ〜!!!
お前(「お前」呼ばわりダヨ…)テニスコートではあんなに元気いっぱい太ももさらしてたじゃんか!!!
(基本的に太ももは関係ないという意見は台風と共に北上中です)
格下とはいえ、GO田相手にフルセット戦っただろう!?
頑張ってくれ、お前が仮にも「バビル二世」である以上、私には横山マニアとしてお前を応援する義務があるんだ!!!

それが横山マニアのポリシーです!!

 ↑
いっそ漢らしく




(CM中)







まぁだ倒れてやがるのかい!!!

何なんだ一体。
なごみ系、癒し系ときて、遂に次世代・究極の進化形アイドル誕生か。

脱力系アイドル☆神谷浩一(17)



何つーかなあ、人と目線が合わせられずに視線がついつい下にいっちゃうっつーか、輝く太陽の光にあたるとまるで己の罪がうきぼりになってしまうんじゃないかと後ろ暗い気持ちになるっつーか、

この全身を襲う虚脱感を何と呼べばいいのか私には分からない。



カメラアングル反転。
すわ、浩一君の危機にロプロス飛来かと思いきや、ハンググライダーを操る佐伯玲香さんご登場です。
白煙弾でゴーレムを操るコワモテ僧侶(ぬらりひょん似)達の目を眩ませ浩一君を救出。
まるで第一話のラストを彷彿とさせるようなかっさらわれ方でワタクシは思わず運命的なデ☆ジャ☆ヴュを覚えたのでございます。

どっかの薄汚い小屋(密室・「窓は開いていたが」と言う意見は神の一手で叩き伏せてやります)そして夜。
寝ている浩一君とハンググライダーを解体している玲香姐御。
まがりなりにも密室・夜・そして男と女という意味深キーワードが出揃いましたYО!!

『バビル二世』が深夜帯放送である真価が問われる絶好のシチュエーションじゃないか!!!

自然に体がブラウン管に吸い寄せられるのをどうして止められようか。
いいさ、アニメが原作から逸して独自のロードを突っ走るなら私も勝手にアニメを楽しませてもらうよ、私なりに…ね(妖笑)
だが、そんな私の淡い期待も気体となって立ち消えです。
(「期待」と「気体」で結構上手いこと言えたんじゃないかと思ったが、そんなでもなかった)

「ここは…?」
「気がついたの、ここはヨミの村よ」(この辺セリフ、ウロです)

ヨミの村。

ヨミの村かあ…。


それってつまり、ヨミ様が村長さんってコトだよネ!!!

(どこから導き出した結論だ)

ならば村の住民及び公共事業開発は全て

ダックをはじめとする

イケメン幹部(原作限定)で構成され、村役場はあたかも

ホストクラブの様相を呈することは確実だ!!!(感涙)



ワイルド系・ヤンエグ系・キワモノ系と、360度見渡す限りの男衆祭だ!!!


ハレルヤ、姐御ありがとう!!そんなステキな村をリポートしてくれて!!!
ヨミの村…それは

男だらけの無法痴態だ☆

「無法地帯」と打とうとしたら私の心情を汲み取ったのか、パソコンがどえらい変換ミスをしでかしてくれた。
人間とコンピューターの織り成す奇跡のシンフォニーに酔いしれるがよい。←DA☆MA☆RE☆

でもまあ、真面目に考えてみた場合、チベットの高山地方だろう。
物理的距離が「天国に一番近い村」ってことで観光名所にはなるだろうな。
ヨミ様の奇跡を求めてお遍路さんしてくる登山者もいるだろうし、初心者にもダックが(最重要項目)丁寧に登山のノウハウを教えてくれます。
もしもアナタが高山病で呼吸困難に陥っても大丈夫!アナタのご遺体は回収して地球にやさしい改造人間にリサイクルです!!改造人間になれば呼吸しなくても苦しくないしな。
ある意味、自給自足の理想的な小国家といえるのではないだろうか。
理想的じゃなくても私にとってはダックがいるだけで住民票を移し変える価値のある村です。
あいにく、ヨミ様の統治国家を支える超能力は持ち合わせていないが、

漢字検定2級

ではお役に立ちませんか?



ふと我にかえってみれば、

よくもまあ本編とは無関係なトコロでこうも盛り上がれたものです。

結局浩一君はぬらりひょんに一矢報いたわけで、今回も大団円です。(かつて大団円で締めくくれた回なぞないわ)

来週はヒカルさんがまた色々やらかしてくれそうで、楽しみでございます。
そんなワケで、またいつかお会いしましょう、さようなら!!

第3話につづく
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