海老名市の郷土かるた

海老名市教育委員会発行資料より引用(温故館にあります)

今泉、古墳群ある、秋葉山 いまいずみ こふんぐんある あきばやま
六刀碑、武士すてさりて、農となる ろくとうひ ぶしすてさりて のうとなる
長谷川氏、墓石ずらりと、浄久寺 はせがわし はかいしずらりと じょうきゅうじ
尼寺跡に、庚申塔と、彼岸花 にじあとに こうしんとうと ひがんばな
本郷の、遺跡から出た、小銅鐸 ほんごうの いせきからでた しょうどうたく
ヘラ鹿の、化石をのこす、安養院 へらしかの かせきのこす あんよういん
土器・石器、瓦や板碑、温故館 とき・せっき かわらやいたひ おんこかん
地の利得て、館構えた、遠馬氏 ちのりえて やかたかまえた おんまうじ
竜峰寺、鉄牛和尚の、八景詩 りゅうほうじてつぎゅうおしょうのはっけいし
ぬれつばめ、海老名音頭で、田植かな ぬれつばめ えびなおんどで たうえかな
瑠璃光の、如来あらたか、薬師堂 るりこうの にょらいあらたか やくしどう
憲章を、かかげて、海老名栄えゆく けんしょうを かかげて えびなさかえゆく
若き尼の、恋物語、尼の泣き水 わかきにの こいものがたり あまのなきみず
唐金の、如来しずかに、東林寺 からかねの にょらいしずかに とうりんじ
世に伝う、市神跡と、太鼓塚 よにつたう いちがみあとと たいこずか
玉椿、咲かずにおちる、地蔵堂 たまつばき さかずにおちる じぞうどう
連綿と、歴史伝える、古い道 れんめんと れきしつたえる ふるいみち
その昔、外記河原には、救急院 そのむかし げきがわらには きゅうきゅういん
釣鐘は、国分、すえ頼の、銘のこす つりがねは こくぶすえよりの めいのこす
根を張った、相生の榧に、観音堂 ねをはった あいおいのかやに かんのんどう
なんじゃもんじゃ、そびえる、ろ庵屋敷跡 なんじゃもんじゃ そびえる ろあんやしき
爛漫の、桜堤に、渡船跡 らんまんの さからずつみに とせんあと
村むらの、氏神様の、豊受大神 むらむらの うじがみさまの とようけだいじん
移り来た、勝瀬とともに、鳳勝寺 うつりきた かつせとともに ほうしょうじ
農民を、かばって、義民三太夫 のうみんを かばってぎみんさんだゆう
大塚の、その名を残す、柏が谷 おおつかの そのなをのこす かしわがや
口分田、条里のもとの、一大縄 くぶんでん じょうりのもとの いちおおな
弥生神社は、四つのむらの、鎮守様 やよいじんじゃは よっつのむらの ちんじゅさま
松風に、豪族ねむる、瓢塚 まつかぜに ごうぞくねむる ひさごずか
県央に、さすが海老名の、大.欅 けんおうに さすがえびなの おおけやき
古銀杏、傾き芽吹く、中野八幡 ふるいちょう かたむきめぶく なかのはちまん
国分・大谷の、歌舞伎は、無形文化財 こくぶ・おおやの かぶきは むけいぶんかざい
海老名氏は、鎌倉時代の、名武将 えびなしは かまくらじだいの めいぶしょう
天平の、礎石がかたる、国分寺 てんぺいの そせきがかたる こくぶんじ
有鹿社は、式内社にて、水守る あるかしゃは しきないしゃにて みずまもる
ゆかりある、蘇生延寿の、鐘かえる ゆかりある そせいえんじゅの かねかえる
眼がきりり、像は正時、海源寺 めがきりり ぞうはまさとき かいげんじ
三島社の、不動明王、いかめしく みしましゃの ふどうみょうおう いかめしく
市の花の、その名をとって、さつき町 しのはなの そのなをとって さつきちょう
左手に、蓮の花もつ、観世音 ひだりてに はすのはなもつ かんぜおん
望地から、国分へ架けた、石の橋 もうちから こくぶへかけた いしのはし
千手観音、仁王が守る、清水寺 せんじゅかんのん におうがまもる しみずでら
水害から、村を救った、お松の碑 すいがいから むらをすくった おまつのひ
運河では、日本最古の、逆川 うんがでは にほんさいこの さかさがわ
京守る、おさえに、相模国府あり きょうまもる おさえに さがみこくふあり