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笹子雁ヶ腹摺山からお坊山への稜線を歩く
2024年8月11日(日)
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 三連休の一日。最高気温37℃の予報が出ています。 避暑にどこか山に行きたい、それに白根三山で疲れた足のリハビリというかトレーニングもしたいですし。 ある程度高度を上げたいので、あれこれと探したものの、結局笹子雁ヶ腹摺山に決まりました。 稜線をお坊山まで歩いた後は、大鹿峠は遠回りなので、東尾根を降りることにしました。 軽く歩ければ、って考えていたのに、これじゃ七時間以上のコースですね。 少しでも涼しいうちに登山口に着くことができるよう、始発電車で出かけます。

 笹子駅(0610)→登山口(0640)→笹子雁ヶ腹摺山(0840-50)→米沢山(0955-1000)→お坊山(1035-1105) →棚洞山(1145)→入道山(1205)→吉久保(1300)→笹子駅(1320)
 笹子駅から国道脇を歩いて登山口へ。階段の脇から山腹を突っ切って尾根路に進みます。 急坂の尾根路を辛抱強く歩いていたら、電波反射板を見つけ、しばらくで笹子雁ヶ腹摺山の山頂に到着。 少しですがガスが巻いており、展望は得られませんでした。
登山口 本社ヶ丸の尾根 笹子雁ヶ腹摺山に到着
 尾根をたどって右手に急降り。鎖、鎖、ロープ、鎖と通過して、最後の急登りで米沢山へ。 少しだけ小さなアップダウンを過ぎたら、お坊山に到着しました。 帰りの電車の時間が気になったものの、とにかく中食としましょう。
稜線を外れ、右手に下る 米沢山(左)とお坊山 御坂の上に富士山 お坊山に到着
甲府盆地を一望 御坂の上に富士山
 再び稜線を進み、大鹿峠への分岐を分けた後は、東峰から東尾根へと踏み込みます。 ところどころ現れる急降りをこなして、順調に棚洞山、入道山を通過しました。 中央高速の車のエンジン音が近くなった頃、お坊山登山道の標識に遭遇、ここから踏み跡が薄くなって急降下に変わります。 ともかく慎重ながらも突っ切って、ようやくで登山口に到着。 予定外に早く降りてしまったので、あきらめたはずの電車の時間に間に合いそうなことがわかり、急ぎ足で笹子駅に向かいました。
大鹿峠への分岐 お坊山東峰 お坊山登山道の標識 お坊山東尾根の入り口
 到着した電車に飛び乗って、大月駅から八王子へ。 38℃の予報ではさすがに暑くて、慌てて帰宅後、エアコンのスイッチを入れて、水風呂へ・・。
 
 今回歩いたのは1300m付近の稜線。100mあたり0.6℃なら、8℃位気温が低いはず。 稜線では約22〜23℃だったので、風が入ってくれれば、大汗をかくことなく、歩いていました。 それでも、日帰りだと、下山中〜後の暑さはどうにもならないですね。
 お坊山は何度目かで、記憶にあるのは、草紅葉の広々とした山頂広場?でした。 なのに、今回歩いてみると、山頂周辺は緩やかな広がりはあっても、大した展望もありません。 う〜〜ん、前回(2015年)は晩秋だったので、緑深い夏の今とは葉っぱの量が多くて、雰囲気が違うかもしれませんが、それにしてもどうしてでしょうね・・・?
 急登だった笹子雁ヶ腹摺山への登路。コースタイムより少しだけ早く歩くことができました。 また、全体でも予定以上に早く下山でき、乗車予定の電車を一本(約一時間)早い電車に乗車できました。 先週はバテバテだったけれど、もう少しトレーニングして負荷をかけることで、次の山行の備えにしたいと思います。

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制作:加藤 輝男 2024年8月12日
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