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上越:中ノ岳から八海山へ 2006年11月3日(金)〜5日(日) |
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好天が期待できそうな三連休をひかえて、ガイドブックをめくっていて、八海山から眺めた中ノ岳を思い出しました。 9月の連休に計画しながら、天候不順で行かれなかったコースです。 雪が積もるととても厳しいコースなのですが、今秋は暖かいので大丈夫だろうと、計画を立てました。 ただ、途中で水が得られなさそうなので、2.5+1.0リットルの水を担ぎ上げるハメになりました。 | |||
第1日目: 十字峡(1005)→一合目(1040-45)→千本松原(1135-40)→三合目(1215)→四合目(1250-1300)→日向山(1400-15) →六合目(1435)→七合目(1510-20)→八合目(1555-1600)→縦走路分岐(1640)→中ノ岳(1655) |
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各駅停車、新幹線と乗り継ぎ、六日町で野中行きのバスに乗車。 野中から歩き始めたのですが、地元の人の好意で十字峡まで送っていただきました、大感謝です。 | |||
十字峡からのいきなりの急登を辛抱強く歩き始めます。 天候はまずまず、6時間の登りをこなすことにしましょう・・・。 | |||
日向山まではまずまずのペースだったのですが、そこからの標高差500mの眺めにウンザリ・・・。 だんだんと足が重くなってしまって、稜線に着いたのがちょうど陽の入りの頃、避難小屋に着いたのは暗くなってからでした。 | |||
第2日目: 中ノ岳(0630)→祓川の水場(0710-15)→御月山(0730)→出雲先手前(0810-20)→オカメノゾキ(0955) →荒山(1120-30)→1442m(1205-10)→五龍岳(1325-1400)→丸ヶ岳(1455) |
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陽の出の写真を撮影してから出発、祓川への急坂をドンドンと下ります。 祓川にも水はなく、御月山を越え、核心部へと向かいました。 出雲先で路は急に右に折れ、滑りやすい落ち葉の中を、時に鎖の助けを借りながら、ドンドンと高度を下げてゆきます。 コブを越えるとまた下り、の繰り返し。最低鞍部にいつたどり着くやら・・・。 | |||
直前の鎖場に大慌てしながらも、どうにかオカメノゾキを越えて一休止、これから500mを越える登りになります。 ヘバッテいるので急がず慌てずじっくりと、高度を上げてゆきます。 それでも五龍岳でザックを投げ出して大休止、あとは丸ヶ岳への登りを残すだけです。 | |||
山頂でテントにもぐり込んだ後の、夜6時頃に雨がパラついて心配しましたが、7時頃には止んだので一安心。 夜中には月明かりで、明るい空になっていました。 | |||
第3日目: 丸ヶ岳(0635)→大日岳分岐(0700)→新開道分岐(0710)→カッパ倉(0830-40)→稲荷清水(0925-30) →芝原登山口(1040)→中手原(1105) |
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今朝は雲が多めの天候でしたが、もう下るだけの道です。 それでも、大日岳分岐から新開道分岐までのハシゴにビックリ [一度逆コースで歩いているのだけれど・・・?]、 またまた尾根に出るまでの鎖場の連続にビックリ・・・。こんなキツイ道だったっけ? | |||
一度尾根に出てしまえば、少し急とはいえ後は安心な歩きやすい道が続きます。 カッパ倉で八ツ峰岩峰に別れを告げ、ブナ帯の中を稲荷清水へ。[水場は5分ほど?離れたところです] もう一息急坂を下ると、植林地となり、やがて林道と出会います。 その後は、八海山山裾の紅葉を眺めながら歩き、中手原でバスを待ちました。 | |||
六日町で八海山をゲットして電車へ。越後湯沢での列車待ちの間に、のんびりと温泉に入って、ゆったりと食事をしてから帰路につきました。 | |||
越後三山の核心部をなすこのコース、やはり非常に厳しい道でした。雪がなくて本当によかった・・・。 途中で水が得られなかったのも苦しかった理由の一つです。小屋・水を当てにできる9月頃までが良かったかなと思います。 | |||
それにしてもずいぶん暖かでした。避難小屋で5.2℃はまだしも、丸ヶ岳山頂のテントで3.2℃。 水を凍らせる心配もなく、ゆったりと眠ることができましたし、里に下りても街中でも長袖Tシャツで十分でした。 その分、落ち葉が露に濡れてしまって滑りやすく、何度かシリモチをついてしまいましたが・・・^_^;; |
制作:加藤 輝男 2006年11月19日
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