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八ヶ岳:県界尾根から御小屋尾根へ 2003年10月4日(土)〜5日(日) |
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仕事の都合でポッカリと暇になった週末!。9月の連休に山へ行き損ねたので、気分転換に、と八ヶ岳へ行って来ました。 まだ歩いていないコースを、ということで、登りは清里から県界尾根を、降りは阿弥陀岳経由で御小屋尾根、という計画です。 9時間のコースタイムを、一泊二日でゆっくりと歩く予定です(??)。 | |||
第1日目: 清里スキー場(0935)→登山口(1025)→小天狗(1110-20)→大天狗(1220-25)→赤岳(1350) |
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早朝の電車を乗り継いで到着した清里からは、ピクニックバスでスキー場へ。あいにくの曇り空です。 | |||
スキー場の建物の脇をすり抜け、大門沢沿いに登山口に到着。沢の奥に目指す赤岳が見えていました。 1ピッチで急登を終えて、小天狗からは穏やかな尾根道を大天狗まで歩きます。 所々の樹々の切れ間からは、対岸(?)の真教寺尾根が、振り返れば清里の向うに富士山を見つけました。 | |||
やがて傾斜がきつくなり、大岩のトラバースから鎖場・鉄ハシゴが始まります。 雲が増えて肌寒くなった登山道を、黙々と直上していくのですが、頂上小屋の赤い屋根が見えた時はホッとしました。 | |||
その日一日稜線はガスが晴れず、赤い屋根には薄っすらと雪を見つけました。早く着いてよかった〜〜。 | |||
第2日目: 赤岳(0550)→分岐(0630)→阿弥陀岳(0655-0700)→不動清水分岐(0810)→2136m分岐(0850)→美濃戸口(1000) |
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夜中まで続いたガスも、朝方には晴れて、でも空は高曇り。 それでも、富士山と御迎光を望むことが出来ました。 | |||
肌寒い天候の中を阿弥陀岳に向かって出発!。 文三郎分岐を過ぎ、中山を越え、急登をこなしてたどり着いた阿弥陀岳山頂はたった一人だけ・・・・。 うすら寒い中を早々に御小屋尾根へと歩を進めました。 | |||
頂上すぐ近くの岩をハシゴと鎖で越えると [ この鎖に氷が着いていましたから寒かったんでしょうネ ] 、 長〜〜〜いロープの続く石砂利の降りでした。足元には美濃戸の小屋の赤い屋根が見えていました。 この頃から陽が差し始めたのですが、もうだいぶ下ってしまっていました x_x;;・・ | |||
2500m付近で樹林帯に入るとホッと一息!!。不動清水の水をいただいて、緩い尾根をたどります。 2136mの分岐を右手に折れて北尾根を下り、やがて車道に飛び出すと、美濃戸はもうすぐ・・・・。 | |||
美濃戸で1020のバスに飛び乗り、茅野からは運良く高尾行きの電車に乗車できたおかげで、午後三時過ぎには自宅に帰り着いていました。 車窓から見る八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳は、穏やか陽光の中でした。 | |||
とにかく寒かったですネ。二日間とも、午前中は晴れ間がのぞくものの、午後はガス!の天候でした。
県界尾根の鎖場を歩いている時は、ガスが出てきて陽が蔭り、随分心細い思いをしました。
夕方には、赤い屋根にチラホラ白い雪を見つけましたから、寒かったんですネ。
二日目の朝も、気温3度位だったでしょうか・・。
こんな天気だからこそ、営業小屋に泊ったことに安心していました。 明くる朝も天候が思わしくなくて早々に下山したわけですが、やがて里近くになると青空になります。 途中登ってくる地元の人たちには、「そんなに急いで降りなくても・・・」と言われてしまいました。 でも、まあ予定のコースを無事に歩き通せたのですから、良しとしましょうか・・・・^_^。 |
制作:加藤 輝男 2003年10月12日
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