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1999年晩秋〜黒戸尾根から甲斐駒ケ岳
1999年10月30日(土)〜10月31日(日)
地図はこちら
 
 30日/31日と思い立って、甲斐駒ケ岳へ行ってきました。 雪のない高山帯はこの時期で最後になるのと、昨冬、仙丈/甲斐駒の予定で出かけて、 結局甲斐駒へは行っていないので、コースの下見のつもりでした。
 七丈小屋は11月初めまでとかで、もうボチボチ小屋仕舞いの準備中でした。 普段の食事でも刺身が出たりする小屋なのですが、素泊まりで泊まった(食事付きは10/10頃まで)のに、いろいろといただいてしまいました。
とんだ素泊まりでした。^_^;;

第1日目−30日(土)
 横手駒ケ岳神社(0845)→笹ノ平(1100)→刃渡り(1210-25)→五合目(1325)→七丈小屋(1420)
 中央線日野春駅からの横手行きのバスを捕まえられるよう電車に乗ったのですが、発車時刻が変わったとかで結局タクシーになりました。 今回で3度目の黒戸尾根ですが、やっぱりきつい! 登山口:800m、七丈小屋:2380m、標高差約1600mを約6時間で登るのですから。
 今年は暖かいとかで、七丈小屋までは雪はなし。下のほうはTシャツで歩いてました。 5合目から7合目までの鎖・梯子も前回(10年前?)に比べると整備されていてずいぶん歩きやすくなっています。
刃渡りから八ヶ岳を望む 晩秋の青空 甲斐駒が望める
第2日目−31日(日)
 七丈小屋(0540)→ご来迎場(0625-45)→甲斐駒ケ岳(0740-0825)→駒津峰(0915-30)→仙水峠(1010-15)→北沢峠(1107)
 さすがにご来迎場近くになると雪がポツポツと・・・・。 日中は暖かいので解けて、朝夕で凍って薄氷になっているので、かなり気を使う歩きになります。 なにせ数百mの岩場の上の道ですから・・。岩に刻んであるツボ足のくぼみに雪がたまっていたり・・・・。 登りはどうにか通過しましたが、下りには通りたくない道でした(七丈小屋から往復する人が数人いましたが・・・・。)
# 軽アイゼン持って行っとくんだったのかな。
日の出・・・・ 朝焼けのご来迎場 朝焼けに染まる鳳凰三山 アサヨ峰の向うに北岳
鳳凰三山の向うには富士山 雲海に浮かぶ八ヶ岳 地獄谷奥壁 鳳凰三山
秋空に浮かぶ月 雲海(九合目にて)
 今朝は快晴に近い天気で青空、地上は中央線側は雲海でした。風もほとんどなく、絶好の登山日和でしたね。 甲斐駒から見る北岳、仙丈はもうすでに雪に覆われて、真っ白でした。# 仙丈は積雪20cmだとか・・・・。
 北岳の後ろに間ノ岳、遠くに塩見岳、悪沢岳、聖岳(?)と遠望でした。八ヶ岳、北アルプス、中央アルプス、御岳、白山とすべて丸見え!!
冠雪の仙丈岳 雪を冠った白根三山 鳳凰三山の向うの富士山 甲斐駒ケ岳頂上
北岳と早川尾根
 下りは、南面で雪がないので夏道を通って、駒津峰へ、さらに、仙水峠、北沢峠へとのコースです。 ここまでくると、何度か歩いた道なので、ひたすら歩くだけ。北沢峠11:15のバスにどうにか間に合って、帰ってきました。
六方石から山頂を振り返る 北アルプスの遠望 戸台川と南アルプススーパー林道 駒津峰から甲斐駒ケ岳
白根三山の方向 摩利支天峰を望む 仙水峠からの摩利支天峰
 
 甲斐駒ケ岳-黒戸尾根は昔ながらの雰囲気が残っていて、大好きな道です。一度行って見ませんか。10月後半がいいかもしれない^_^;;

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制作:加藤 輝男 2000年1月10日
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