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1996年冬−八ヶ岳:天狗岳から硫黄岳へ
1996年12月21日(土)〜22日(日)
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 お正月山行どこへ行こうか、と冬山の本を眺めていて、 一大決心で八ヶ岳の主峰・赤岳へ行くことに決めました。 硫黄岳までは行った経験はあるけど、今シーズン雪山で岩場のところへは行ったことがないので、 足慣らしが必要だろうとテント装備で天狗→硫黄と縦走することにしました。

第1日目
 渋ノ湯(1100)→八方台(1155-1200)→黒百合平(1315-35)→分岐(1445)→天狗岳(1505-20)→蓑冠山(1600)→テント泊(1620)
 いつものように高尾(0644)→茅野(0934)に着き、バスで渋ノ湯へ。この路線もバスが減って使いにくくなっていきます。 八方台を抜けた辺りから天候が怪しくなり、黒百合平は雪が舞い、天狗岳では風が出てきて、根石山荘では吹雪の状態。 時間も遅くなってきたので、夏沢峠手前の樹林帯中でテントを張って泊まることにしました。
第2日目
 テント(0720)→夏沢峠(0730)→硫黄岳(0820)→赤岳鉱泉(0940-1030)→美濃戸(1200-20)→美濃戸口(1300)
 一夜明ければ昨日の吹雪は嘘のような上天気。早々にテントを撤収して夏沢峠へ。 トレースが昨日の吹雪で雪に埋もれ、硫黄岳への登りの道は腰まで埋まる状態でした。 それでも樹林帯を抜けると歩きやすくなって、硫黄岳山頂までは後一息。
 快晴の上天気で、浅間などもよく見えていましたが、一週間後の本番に備えて、今回は早々に引き上げてきました。
テント場から硫黄岳方面 夏沢峠から硫黄岳火口壁を望む やまびこ荘と硫黄岳火口壁 硫黄岳へと続くトレース
硫黄岳から北側を振り返る

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制作:加藤 輝男 2000年03月28日
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